■防衛情報-ウクライナ戦争
ウクライナのF-16問題を見ていますと日本はF-2戦闘機をF-2C戦闘機に偵察機RF-2や電子戦防空制圧機EF-2に高等練習機型TF-2などなどで製造を継続し戦闘機国産基盤を残すべきであったと思う。

アメリカ政府は欧州各国のウクライナへのF-16供与方針を承認することとなりました。これは8月17日にアメリカ国務省報道担当者へNHKが電話取材した内容をNHKが18日1127時に報道したものです。F-16戦闘機について、ウクライナ政府は防空能力強化へ強くその供与を求めており、既にF-16戦闘機への機種転換訓練も開始されています。

F-16戦闘機供与は、オランダ空軍とデンマーク空軍が既に機種転換訓練実施しており、このまま訓練を完了したウクライナ空軍要員へのF-16戦闘機供与をオランダとデンマーク両政府がアメリカに求めていました。なお、両国空軍では既にF-16戦闘機は後継機であるF-35戦闘機の配備により余剰となっており、中古輸出などが過去に模索されていました。

ウクライナへのF-16戦闘機供与は、アメリカ政府は必ずしも積極的ではありません、この背景にはF-16戦闘機供与によりウクライナ軍とロシア軍の戦力均衡が崩れ、戦争が広範囲に拡散することを懸念しているためといわれますが、現状ウクライナ軍は反転攻勢が航空支援のない状況下で停滞しており、アメリカの決断を左右したとも考えられます。
■ロシアのルーブル暴落防止
経済制裁が地味に影響を増してきている。

ロシアのルーブル暴落防止のための様々な施策がBRICSの連携を混乱させている可能性があります。BRICSの一翼を担うインドはG7先進七か国が呼び掛けたロシア経済制裁には参加せず、G7各国が買い控える天然ガスや石油などをロシアから購入し続けていますが、ロシアへ、その支払いは外貨建てではなくインドルピーが用いられています。

インドルピーでの支払いを受けたもののロシアはSWIFT国際金融取引電信網より締め出されているため、送金ができず紙幣のままインドに置かれており、ロシア送金町のインドルピーは8月時点で既に39億ドル相当がインド国内の銀行に滞留したままであり、石油会社などはロシアへ輸送する手段がないままとなっています。またバーターもできない。

BRICS諸国との協力ではもう一つ、中国人民元がロシアの保有する貴重な外貨となっていますが、中国では現在、邦貨換算46兆円の負債を抱える恒大グループ経営破綻し人民元安となることへの警戒感が高まる一方、ロシアがルーブル維持のために人民元を市場に売りに出しており人民元安の要因を造っています、現状でBRICSの協力が確認できません。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
ウクライナのF-16問題を見ていますと日本はF-2戦闘機をF-2C戦闘機に偵察機RF-2や電子戦防空制圧機EF-2に高等練習機型TF-2などなどで製造を継続し戦闘機国産基盤を残すべきであったと思う。

アメリカ政府は欧州各国のウクライナへのF-16供与方針を承認することとなりました。これは8月17日にアメリカ国務省報道担当者へNHKが電話取材した内容をNHKが18日1127時に報道したものです。F-16戦闘機について、ウクライナ政府は防空能力強化へ強くその供与を求めており、既にF-16戦闘機への機種転換訓練も開始されています。

F-16戦闘機供与は、オランダ空軍とデンマーク空軍が既に機種転換訓練実施しており、このまま訓練を完了したウクライナ空軍要員へのF-16戦闘機供与をオランダとデンマーク両政府がアメリカに求めていました。なお、両国空軍では既にF-16戦闘機は後継機であるF-35戦闘機の配備により余剰となっており、中古輸出などが過去に模索されていました。

ウクライナへのF-16戦闘機供与は、アメリカ政府は必ずしも積極的ではありません、この背景にはF-16戦闘機供与によりウクライナ軍とロシア軍の戦力均衡が崩れ、戦争が広範囲に拡散することを懸念しているためといわれますが、現状ウクライナ軍は反転攻勢が航空支援のない状況下で停滞しており、アメリカの決断を左右したとも考えられます。
■ロシアのルーブル暴落防止
経済制裁が地味に影響を増してきている。

ロシアのルーブル暴落防止のための様々な施策がBRICSの連携を混乱させている可能性があります。BRICSの一翼を担うインドはG7先進七か国が呼び掛けたロシア経済制裁には参加せず、G7各国が買い控える天然ガスや石油などをロシアから購入し続けていますが、ロシアへ、その支払いは外貨建てではなくインドルピーが用いられています。

インドルピーでの支払いを受けたもののロシアはSWIFT国際金融取引電信網より締め出されているため、送金ができず紙幣のままインドに置かれており、ロシア送金町のインドルピーは8月時点で既に39億ドル相当がインド国内の銀行に滞留したままであり、石油会社などはロシアへ輸送する手段がないままとなっています。またバーターもできない。

BRICS諸国との協力ではもう一つ、中国人民元がロシアの保有する貴重な外貨となっていますが、中国では現在、邦貨換算46兆円の負債を抱える恒大グループ経営破綻し人民元安となることへの警戒感が高まる一方、ロシアがルーブル維持のために人民元を市場に売りに出しており人民元安の要因を造っています、現状でBRICSの協力が確認できません。
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