どんど焼き

　神火が点けられた。勢いよく燃えてきた。寒いから火に当りに来るのかなと思いきや、皆善哉に向って並んでいるのである。こりゃ花より団子だ。食い気が先にたっているようだ。　一時からの開始だったからか昼食を摂っていない人が殆どだったのかもしれない。

戸山原古墳（修復）

　うろついていた時に「こっちに行ったらどこ行くんですかね」と突然の質問である。
そんなこと判るような道ではないし、知る由も無い。それでも「さあな」と振り返ると看板が目に入ってきた「戸山原古墳」と書いてある。「おっ」「どうしたんですか」「古墳があるぞ」「ユーターンしましょうか」「うん」てなもんで山道に入り見つけたのがこの古墳である。

　ご覧のように復元作業中である。作業をしている人に聞いてみると「とやんばる古墳です。沖縄みたいな名前でしょ」
　うーむ、全くその通りである。
　戸山原古墳は６世紀後半から７世紀初頭、横穴式石室を持つ円墳である。
　平成１３年５月１６日川崎町指定文化財第１号（史跡）である。
　今日までの間何をやっていたのかは判らぬがその重要性が判別したのかもしれん。
　それで今になって復元されることになったのかもしれん。
　円墳にしては形に特徴があるが、この形に似たものに小正西古墳がある。

またもや汐湯だ（母）

　早咲きの梅はご覧の通りである。去年もこの時季に此処を訪れている。そうか、あれからもう一年が過ぎたのだなと感慨にふけっていた。光陰矢のごとし、門松は冥土の旅の一里塚、母はこの３月で齢８５になる。お互いにこのような歳になるとは思っていなかったのだが、そうか、そんな歳をとったのだな。

　恐らく来年も再来年も見に来るだろうが、元気であることは別にして動くことが出来ていればいいな。