立夏となり とても気持ちの良い輝かしい季節になったけど
緊急事態宣言が延長されて
巣ごもり生活が続く。
こんな静かな連休、初めて。
夜に4人の子供達に 順番に電話してみた。
さすが STAY HOME、みんな家に居てすぐ繋がった。
就活や婚約、在宅勤務など それぞれの状況が
滞り、誰もが閉塞感で 大変だ。
時間だけはあるので 読書がすすむ。
司馬遼太郎「国盗り物語」1巻2巻(斎藤道三編)を読了。
3巻からは いよいよ織田信長編なんだけど
それまでにちょっと休憩で
新書を読んでみた。
このあいだ、山田詠美著「つみびと」を読んだ。
実際にあった、大阪の二児置きざり死事件を元に
書かれた作品で、いろいろ考えるところがあり、
本当の事件を知りたくなって
詠美さんが参考文献として 挙げておられた本を
取り寄せた。
どんなリアルな事件を 作家山田詠美は
色を付けて膨らませて 作品にしたのか知りたかった。
軽い気持ちで手に取った本だったが
まさに 事実は小説より奇なり。
山田詠美の小説とはまた違った視点で
ぐいぐい引き込まれた。
作家も、ルポライターも それぞれ
書くという才能がすごい。
2冊合わせて読むと、お二人の才能を
堪能することができる。