先日、このブログでお知らせしてた本は じゃ~ん!
東京タワー オカンとボクと 時々オトン リリ-フランキー
遅ればせながら このベストセラー小説を読んだ
最初、この本がベストセラーに登場したとき
私、ずっと勘違いしてて 江国香織の「東京タワー」だと思ってたの。
そう、あの黒木瞳と岡田潤一とで映画化された小説!
でも そうでなくてリリーフランキーさんの自伝小説だった。
リリーフランキー?
なんか何してる人か よくわからず、ananなんかで
女の子や芸能人の批評ばかりしてるふざけた人という印象をもってたから
いくらベストセラーといえども
あんまし読む気しなかったのね
ふざけた小説かな、と勘違いしてて・・・
でもでも。。あまりにも良い評判を聞くので。
ふざけた小説ではなく 涙・涙の感動小説だと聞いて。
読みました!そして思いっきり泣きました
特別なことが書いてあるわけじゃない
誰もが経験するだろうことについて 丁寧にすなおに書かれてて
それなのにずし~んとココロに響く
今までにない素敵な小説だった
溢れるユーモア・わかりやすく読みやすい文章
ココロに留めておきたい素敵な文が たくさん出てくる
めちゃめちゃ面白いのに 何故かメランコリック
人間の深い感情が丁寧に描かれていて
泣かずにおられない・・・名作です!
個人的に 40代男性(リリーさんと同じ年代の男性)に
たくさん読んでもらいたいと思う。
より感情移入できるし、きっとご自分のオカンを想って
号泣されると思います
この春、何か読書でも。。。と思ってる方がいたら
この本は絶対オススメ
リリーさんを見る目が変わったし、彼を育てたオカン(母上)は
素晴らしいと思った。
強烈な親子関係を綴ってあるので、自分の親のことを思ったり
また子供の行く末を思ったり・・
本当に良い本とは 1年のうち そう何回も出会えるわけでは
ないけれど この本は私にとって今年のベスト本になる
じっくりともう一度読んでみたいと思った。
毎晩、お風呂に持って入り、泣きながら読んだ
小説のなかでリリーさんの故郷、福岡・小倉の言葉が頻繁にでてくる。
私には 短大のときの小倉出身の女友達がいて
この本を読んでると 長い間会っていない彼女を思い出してたまらなかった。
小倉の言葉って とても可愛いの
小倉の同級生に久しぶりに手紙でも書いてみようと思う
そんなにいいですか、東京タワー。
私も本屋さんではいつも手にとるものの置いてしまい、なんとなく気になっていたのでした。
そうなんです、リリーフランキー氏のイメージじゃないんですよね。
うん、これを機に買ってみよう。次に読む本がみつかってよかった!
リリーさんのイメージが強すぎて
敬遠してましたが
あまりにもギャップがあるピュアな感性に
そして人間らしい感性に打たれました!