まずはサッカーTV中継。忘れておりました、と言うか最近はU-22の試合中継も少なかったので、やらないだろうと思い込んでいました。残念。3-1で勝利です。
今朝の山陽新聞の地域経済欄に「CSRで支援拡大 高松市 地域チームを支える地元企業 スポーツ振興モデルに」とあり、穴吹工務店を中心にスポンサー企業の話題です。抜粋して紹介。
高松市にCSR(企業の社会的責任)の一環で支援する地元企業が増えているそうです。昨年にbjリーグ:高松ファイブアローズが発足しましたが、穴吹工務店が中心となり、同クラブの運営会社「スポーツプロジェクト高松」6人のスタッフ(総数10名)を送り込んでいるとか。この会社の株主が当初2社だったのが、今は26社まで増えたそうです。「地域の人たちが盛り上がれる場を提供したかった」と球団代表(穴吹・広告宣伝局長)のコメント。
穴吹工務店は、香川オリーブガイナーズ(野球)、四国エイティエイツクィーン(女子バレー)、カマタマーレ讃岐(サッカー)の高松市に本拠を置くクラブを支援をしています。そういえば・・・サーパス(プロ野球のオリックス2軍チーム)やアイスホッケークラブも運営されてますね。他にも香川県営野球場のネーミングライツを取得し、今年より「サーパススタジアム」としています。
穴吹工務店公式HP:http://www.anabuki.co.jp/
V.チャレンジリーグ(2部)に昇格したエイティエイツで2年前からスポンサードを行ない、選手2人を雇用しているスポンサー企業の「費用に対する宣伝効果は小さいが、元気な地域づくりに一役買えるのは大きい」というコメントには頭が下がります。現在は大小合わせて70社にまで増えたそうです。岡山の企業でここまで様々なスポーツにかかわって支援を行っている企業はないと思います。どうしてここまでやり通せる事ができるのか、機会があれば聞いてみたいものです。
あと、面白いのが前にも触れましたが、同じ高松を本拠地としているチームのですが、「高松」「香川」「四国」「讃岐」と地域名がみんな違うのです。何か意味があるんでしょうねぇ。
紙面によると、CSRとは「corporate social responsibility」の略で、日常の経営活動の中に社会的公正や環境配慮などを取り込み、株主や取引先、地域社会などの利害関係者に対し、責任ある行動をとる事です。1990年代後半から欧米で広がった概念で、日本でも取り組みが始まったとか。
いろいろと調べてみると、CSRはスポーツならではの概念・言葉でもないようで、広く社会一般にある考え方のようです。当ブログでも「メセナ」という言葉を何度か使いました。元々は企業が資金を提供して文化・芸術活動を支援するという意味合いがありましたが、最近は教育や環境、福祉なども含めた「企業の行う社会貢献活動」と、広義の解釈でも使用されているようです。
メセナとCSR。今は岡山の企業にとって、どこまで浸透しているのでしょうか。今後に期待です。