J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

選手等による復興支援活動

2011-04-06 00:54:45 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 久々のJ1浦和の登場です。周りにもファン・サポーターをやっている人が多いです。浦和といえば、№1のJ1メジャークラブですが、実はしっかり地域密着化し、しっかりファン・サポーターと交流を深めているクラブです。そのJ1浦和が「1万人慈善公開練習試合」を開催するようです。以下、抜粋して紹介。
                      
 10日に埼スタでJ1山形と練習試合をしますが、一般無料開放し、入場ゲートでは選手が募金箱を手に義援金を募るそうです。「埼スタの練習試合を公開するのは初めて。1万人くらい集まるんじゃないか」と柱谷GMのコメント。9日も、さいたま市内で国士舘大と練習試合を行うが、ここでも募金活動を行うそうです。
 10日は、レッズユース、レッズレディースも練習試合を行うため、埼スタでレッズファミリーのトリプルマッチが開催され、トップ選手、レディース選手、アカデミー選手のレッズファミリーで、東北地方太平洋沖地震に対する義援金募金活動を行うそうです。
 「9日(土曜)の試合に出場する選手は10日(日曜)に、10日に出場する選手は9日に募金活動をすることになる」というプランだとか。先日も午前中に青学大と、午後は浦和ユースとの2試合を消化し、午前中に出場したレギュラー組は午後、試合の疲れも見せずに「義援金お願いします」とサポーターに声をかけたそうです。
 「募金は素晴らしいこと。選手は地震のあった初日から助けになろうと活動していた」。「支援すること、試合で勝つこと。この2つが重要だと思う」とペトロビッチ監督。J1浦和はチーム強化と慈善活動の両立を訴えたとか。
J1浦和公式HP該当ページ:http://www.urawa-reds.co.jp/tools/page_store/news_6760.html

 このニュースで思う事は、クラブも選手も当然の事のように、日常的に選手による募金活動を行っています。このチームには「選手はサッカーだけやっておけばいい。募金運動をしたら練習できないではないか」という考え方は存在しないという事です。アマチュアなどのクラブではなく、日本を代表するメジャークラブが口にしているので説得力あります。最近思いますが、名実ともに良いクラブほど、こういう活動は積極的ですね。「Jリーグチームはチームの強化だけではダメ。試合で勝つことと支援すること。両立できてこそ一流になれる」と聞こえますね。
    
 もう一つ、今朝の日経新聞スポーツ欄に「被災クラブから元気を」というタイトルで、J1仙台社長のインタビューが載っていました。抜粋して紹介。
 J1仙台は東日本大震災で被災し、様々なハンディを背負っているが、「被災者のために」という意欲に満ちている。社長のコメント。
 「選手達には、時間があったら、できる限りボランティア活動をして欲しいと伝えている。練習後には土砂の運搬やがれきの片づけを手伝っている。一時的なものではなく、1年を通してやらなければならない。介護予防教室やサッカー教室などのホームタウン活動も、今年は沿岸部を中心にやっていく」
 震災による経営面へのダメージもあり、スポンサーも契約解除の企業が出始めているようです。赤字も覚悟しているが、何とか累損を抱えない程度に抑えたいと社長は強い意志を示しておられます。
 このページを見てください。すごいです。練習着姿のJリーガーが被災地でスコップを振るっています。この写真を見るだけで、「サッカーだけやってればいい」って、それでいいのか?と思わず口に出したくなりますね。またじっくり詳しく紹介しましょう。
J1仙台公式HP復興支援ページ:http://www.vegalta.co.jp/contents/news/online_news/2011/04/post-23.html

 こういう事例は、当ブログを読んでもらえば、ほとんどが東日本のチームばかりです。西日本のチームもこれに負けず、頑張って欲しいですね。10日にカンスタで、J2鳥取とのTMがカンスタであり、Bゲートの上に義援金の募金箱が置かれるようですが、こういうJ1浦和などの事例を読むと、1人でもいいから募金コーナーに選手が立って欲しいなぁと思います。 さて・・・・

コメント (4)
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