J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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サッカーファミリーの力

2011-04-20 00:15:41 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 先日、Jリーグサポーターによる震災復興支援活動を紹介しましたが、またまたスゴいなぁと思う活動を目にしました。サイトでその活動を知っていましたが、先日土曜日に「FOOT BRAIN」で「サポーター特集」として、その模様が紹介されていました。「もし、被災地が比較的近くにあれば、ここまでできるだろうか」と、思わず自問自答してしまう内容でした。以下、抜粋して紹介。

 この16・17日の土日の2回、「Jサポーターによる復興支援ボランティアの弾丸バスツアー」が開催。今回は単に物資を運ぶのではなく、現地でボランティア作業を行う実務的な内容でした。深夜に横浜・新宿を出発して朝仙台に到着、夕方まで作業して日帰りで帰ってくるというもの。すごいですよ。
 今回ボランティアに入ったのは、仙台市宮城野区の岡田地域。岡田小学校を起点に、地域のコミュニティセンターの回復作業がメインとなるとか。「FOOT BRAIN」では、スコップで作業するマリノスサポの様子が映っていました。津波被害が甚大な地域では、地域施設などが津波被害をうけたまま残されているため、これを利用可能にして、避難場所をさらに確保するのが狙いだったようです。

 すでに、J1横浜のサポーターからなるNPO法人ハマトラがその前の日曜日に、同じ弾丸バスで被災地入りして、岡田コミュニティセンターを使用可能な状態に復旧させているとか。主催のFootball saves Japan事務局では、幅広くサポーター有志を募り、この拡大版を行うことになりました。
「サポーターならテレビやネットじゃなくて現場。遠征は弾丸、しかもバスというのもサポーターらしいと思います。本当に被災地支援をしたいという人に集まってもらい、サッカーを愛する人がどれだけのことをできるか示したいとも思っています」とFSJ事務局の清義明氏のコメント。
    
<内容>
日 時: 4月16日(土)・17日(日)の2回   ※両日ともに同じ行程。
場 所: 宮城県仙台市宮城野区(津波被災地/岡田地域)
行 程: 深夜0時(横浜発)-深夜1時(新宿西口発)-朝8時30分(仙台市宮城野区着)
      夕方16時(仙台市宮城野区発)-夜22時30分(新宿西口着)-夜23:30(横浜着)
費 用: 4,500円予定
      (バスチャーター代・高速代・運転手経費の実費を当日に割り勘で計算)
参加資格: 成年男子のみ。
支援内容: 被災地域の以下の作業。
        ・家屋の片づけ  ・掃除  ・泥だし  ・家財の運び出し  ・瓦礫の撤去  ・近所の方の復旧作業のお手伝い 等
必要な準備: 長靴、ゴム軍手か手袋、汚れてもいい服装(特にズボン)と着替え、防塵マスク(防塵メガネ推奨)
食 事: 昼食はご自分で準備願います。途中の高速SAなどで購入可能ですがパン程度しかありません。
定 員: 40名(先着順)

 もう、スゴすぎるとしか言いようがありません。何と参加者は、4,500円の参加料まで払って参加されてます。長靴から防塵マスクまで自前で用意し、昼食も各人で用意されています。弾丸ツアーで現地に行き、精一杯働かれ、弾丸ツアーで帰ってくる。たぶん2日続けてという人もいるのでは。その前の週のハマトラの合わせて3回連続という方もおられるかもしれませんね。
 ハマトラには「サッカーサポーターとしての活動を通じて培った行動力や実行力を、被災地支援のために活用していくことを、行政や地域、またはサッカーファミリーとの連携のもと、さらに続けてまいります」とあり、これで終わり、ありがとうございましたという言葉は見あたりません。
 Jクラブでも、J1仙台やJ2水戸は選手やフロントも普通にこういう作業をされています。東日本の人はやはり気持ちが違うなと改めて思いました。この記事を見て欲しい人がいますねー
NPO法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク公式HP該当ページ:http://news.hamatra.com/?eid=1170986
FOOTBALL SAVES JAPAN公式HP該当ページ:http://dekirukoto-football.jp/b/football_saves_japan.php

コメント
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