J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

カリスマの存在122 【J特】

2012-09-14 00:26:03 | カリスマの存在

 生観戦レポです。
 9/8後編試合編です。とにかく暑かったです。観戦しているサポーターもそうですが、プレーする選手達も辛かった事でしょう。途中に給水タイムもありました。いつものリーグ戦はナイトゲームなのに、天皇杯はいつも一番日射しが強い時間帯。どうしてこの時間なのかなと思ってみたり。4,712人のサポーターが来場した大会史上初の「Jリーグのトップチームとその育成組織との対戦。

 席(立ち見ですが)に着いたのは試合開始直前だったので、サポの応援の様子は見れなかったです。応援コール、チャントはホーム側でリードし、全部じゃないですがアウェー側も一緒にやるという感じでした。タオマフを回すシーンも、向こうでも同様にやっていました。最初にその場にしゃがむ「レッドリバー」の時に、アウェーを観ると、向こうもみんなしゃがんでいました(笑)
   
 面白かったのが、双方のCKのシーン。ホームでもアウェーでも同じように応援コールを叫ぶ。特にユースのCKの時に一瞬 「あれっ間違ってる?」と錯覚しちゃうくらいに。
 プレー中も、ユースが惜しいシーンがあると、こちらもみんな 「あ~惜しい~」と頭を抱える。とにかく、どっちに限らずいいプレーには拍手を送り、不甲斐ないシーン(トップばかりでしたが)には叱咤する。ある意味純粋なサッカー観戦ができました。
   
 トップの出来がもう一つだったのかもしれませんが、ユースは全然強かったです。一回クロスバーを叩き、もう一回は菅野のファインセーブだったので、運が悪ければ2失点していました。ポゼッションは、思い込みなのかもしれませんが、兄弟よく似ていました。ボールさばきとか細かいところで。ユースは全然強かったですね。大谷も「自分がいた時代とはレベルが違う」とコメントするくらいに。
 どれも満足できる内容でしたが、一つだけ不満はネット・バイアーノかな。こういう試合で得点を取ってアピールしないといけないのに、積極的にボールをもらいに行く動きがなく、サポからも途中、バイアーノチャントで鼓舞したのに悪かったですね。だんだんロボ君臭がしてきました。
 暫定だったか、実はユースから三人トップに昇格しています。U-19日本代表でもある秋葉君などさすがというプレーでしたね。未来も期待できるし、また優勝できますよ。
   
 「広報日記」に「俺たちの宝」という熱いレポが載っています。
 何とも不思議な光景。試合前のウォームアップ。アウェイ側ベンチの選手達が、ホーム側のゴール裏へ挨拶し、ウォームアップ中の選手コールは、両チームの選手一人一人全員に贈られる。クラブのフラッグが2つ並べて掲げられ、オーロラビジョンには同じロゴ・エンブレムが並ぶ。緩衝帯もなく、ホームもアウェイもないスタジアム。これは、J1柏だけが、Jクラブとして初めてつかんだ幸福の瞬間。
 イエローカードが一枚も出ないクリーンな試合。試合後は、兄弟達が手を取り合うように、スタンドへ行き、一緒になって一周しながらサポに挨拶。ホームゴル裏にあった「柏の育成、俺達の宝」のダンマクを観て、選手・スタッフがその言葉に感動する。
日立台広報日記該当記事:http://blog.reysol.co.jp/koho/post_1499.php

   
 また、他の報道では、柏ユースは今夏の日本クラブユース選手権で初優勝したこの世代の王者。緊張が強かったのか普段とは違って、早い時間から何人も足がつったとか。試合が終わった瞬間、何人かその場に倒れこんでいました。それくらいガチな試合でした。
 先発選手では、体格差が見られた。トップは平均身長が178cm、体重が73kg、ユースは平均身長が173cmで、体重が64kg。運動量がトップが圧倒したが、ユースもFKをクロスバーに当てたり、守備を連携で突破したりと見せ場を作りました。
 そして! サポーターグループ「RYKN」さんで、この試合のレポート映像「日立台ダービー」を作られていました。いい映像です。最後の「来年も戦おう!」が良かったですね。
RYKN公式HP該当ページ:http://www.hitachidai.net/etc/darby.htm
   
 本当に素晴らしい試合を見させていただきました。緩衝帯がなく、一枚もイエローカードがなかった試合。試合後は両チーム揃って各応援席を挨拶に回る。美しい試合でした。黄色いチームは昔から「記録」に縁があります。去年は史上初のJ1J2連続優勝だし、今回も92年の歴史の中で史上初の兄弟対決。近年見られない理想的な「美しい試合」を見せてもらってありがとうございました。本当に「相手」「敵」がいないJの公式試合って珍しいでしょう。

 こういう風に、アカデミーが天皇杯でトップとやれる期待できるマッチメイクもいいですが、ユースが気を使うことなく相手を叩きつぶし、トップもユースも三回戦に勝ち上がれるマッチメイクもいいかもと思いました。他にも同県対決がありましたが、やっぱ経費削減や移動距離の目的での協会の思惑なのでしょうか。まあ、県代表になって、地元Jクラブと戦うという目標づくりには最適なのかもしれませんが。スポナビにもいいコラムが出ていました。

 話は変わり、去年だったか湯郷ベルのけつぷりえ(旧姓中川)選手がワタル橋本選手と結婚のために、現役を引退していますが、日立台広報日記にほんの少しだけ登場しています。お元気そうですね。
日立台広報日記該当記事:http://blog.reysol.co.jp/koho/914.php

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする