ボランティアレポです。
昨日、笠岡陸上競技場で開催されたなでしこリーグ、FC吉備国大シャルム対岡山湯郷ベルの「岡山ダービー」に、OSS委員会のボランティアとして行ってまいりました。なでしこリーグでの初のダービー。観戦もしたかったですが、やはりお手伝いになりました。今回は下委員長、樽部長、シマカズ氏、nao氏、kuri氏という顔ぶれ。県サッカー協会も専務理事さん他、何人かお見かけしました。今回は忙しかったので、issanの写真を一部使わせてもらっています。今後も増えるかも。
集合時間に着いてみると、いつもの風景。開幕戦の時やGWの時のように、何か人がいっぱいいるぞという事はなかったです。それでも当日券販売と、入場門前の列は長かったです。ベル側も多かったですが、シャルム側も先着30名にタオマフプレゼントという事で、多くの列がありました。ピッチでは音響テストがされていましたが、何か聴き慣れない歌が流れている。歌手本人?がテストをしながら歌っています。ひょっとして歌合わせなのかなと。
スタグルもこの日も賑わっていました。今回目新しいのが、肉巻きおにぎりや備中牛バーガーと高梁のご当地メニューである「インディアントマト焼きそば」。確か、開幕戦以来の登場だと思います。どのメニューものぼりを観ただけでヨダレが出そうでした。
今回の担当はホーム側ゲート。せっかく買ったからと応援Tシャツを着ていたところ、アウェーからホームに変更になりました。この日ご一緒したのは、高梁日新高校女子サッカー部と、吉備国大女子サッカー部の子達。日新高校はいつものように、試合ではボールパーソンになります。吉備国大のお2人のうち、一人は前に一緒になった埼玉出身の1年生。もう1人は岡山出身の4年生。卒業後も企業チームでサッカーをやるとか。ぜひ、いつかシャルムと対戦して欲しいですね。
同じ職場である成羽支店のM課長さん登場。「いつも、地域のイベントで部員さん達には大変お世話になっている。だから応援しに来た」と。選手による地域貢献活動として、選手達は地元イベントのお手伝い等で本当に頑張っているそうです。
この日の配布物で、MDPは、岡山ダービーとあって、カラーの豪華版です。それとともに、もう1枚のリーフレットがある。高梁市出身の男性シンガーソングライターの「Lugz&Jera」さんのPRチラシです。現在、岡山を中心に県内外を問わずに全国で活動をしており、男性R&Bの最高峰イベント「SUGAR SHACK」のメンバーで、高梁音楽祭の主催者でもある方です。今回、シャルムのテーマソング「Start Line」を作られ、この日がお披露目だったようです。いいですね。ファン・サポーターがいつも口ずさめる存在になって欲しいです。やはり先ほどのものは歌合わせでした。
「Lugz&Jera」公式HP:http://lugz-and-jera.jp/
シャルムのサポーターの方が、何やらボードを持っています。「燃えろ!岡山ダービー 湯郷ベル対FC吉備国際大学」と表題があり、「岡山ダービーを盛り上げる会」による岡山ダービーに関するメッセージを記入する寄せ書きのようです。シマカズ君と一緒に一筆書かせていただきました。後で、マスコミの取材も受けておられました。
ベルの選手を乗せたバスが到着しました。降りてきたのは岡山の湯郷ベルの選手達。なでしこジャパンのお3人さんもいました。岡山ダービーという事で、何か独特の雰囲気でしたね。
開会式には県知事さんも出られたそうです。試合開始前の時間に、向こうからSPに囲まれたようなVIPが来られたなぁと思っていたらやっぱり。やはり、岡山ダービーというのは特別なものなんだなと。男子サッカーでは、2009年のJFLでファジと水島FCで岡山ダービーがありましたね。この日もいつもと違う独特の空気が伝わっていました。
来場者の方ですが、ホーム側はどっちも応援している、どっちもファンクラブに入っているという人が多かったですね。席が少なそうだからこっちに来たという人も。あと、今回の入場券はメインスタンドの「観客席」と「芝生席」の値段の違う2種類を販売されており、少し混乱していました。HP&当日券売り場で大きく告知していれば良かったですね。
コアサポですが、シャルムはゴル裏、ベルボーイズさんはバックスタンドのアウェー側に陣取られていました。中には「(運営している人は)みんなよそから来ているの?地元笠岡の人は何でいないの?」という問い合わせがありました。確かに、今シーズンまだまだここで試合があるので、地元の方も携われてもいいのかもしれないと思い、後でGMさんに「地元住民に市民ボランティアを募ったらいいのでは」と提案させていただきました。OSS委員会のあるメンバーさんは「簡単に集まらないと思う」と言われましたが、果たしてどういう事になるのか。
試合の方は、練習試合も含めて初めてという西川選手の先制弾で1-0とシャルムがリードしましたが、4点を決められて1点返して2-4で終わりました。山陽新聞には、「2トップ覚醒」という事で、松岡&有町の両FWが活躍したとありました。この試合の結果、ベルが5位で。シャルムが8位。シャルム側としては、2月のTMに1-6で大敗した事から見ると、このスコアは進歩したと評価しているそうです。
試合途中で、大きくどよめいたシーンがありました。加戸選手と西川選手が浮き球を競り合って激突し、ともに頭部を切り、救急搬送されたのです。検査結果は2人とも異常なしとの事。良かったですね。最近、Jリーグの試合でも見られますが、選手の皆さんはくれぐれも気をつけて下さい。
この日の観客数は、1,687人。試合後、いいシーンが観れました。いつものようにシャルムの選手達が来場感謝の横断幕を手に場内を回るのですが、何とベルボーイズの応援席の前にも行ったのです。一例する選手達に温かい応援コールが送られていました。心が温かくなるいいシーンを見させてもらいました。
この試合は「山陽新聞マッチデー」という事で、湯郷ベルに勝利チーム賞、優秀選手(「ウーマンオブザマッチ」とアナウンスされていました)にベルの有町選手、敢闘選手賞にシャルムの重政選手が選ばれて、表彰されていました。おめでとうございます。
試合後、撤収作業開始。このボランティアのメイン活動です。人工芝運搬用の台車を押して行ったのですが、クールダウンしているベルの選手の真横を通らせてもらいました。皆さんお疲れでした。宮間、福元両選手もまたなでしこジャパンで頑張ってもらいたいです。
撤収作業ですが、今回もゴールポストの撤収でした。今回、吉備国大野球部の皆さんがいてくれて助かりました。とにかく男手がない。野球部員さんもずっとは来れないだろうから、やはり市民ボランティアの登場を願いたいですね。その後、ピッチボードやテントの撤収を終え、この日の活動が終了しました。皆さまお疲れ様でした。