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ワールドカップの事31

2014-06-14 00:00:20 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 いよいよ、W杯の初戦のコートジボアール戦が始まります。今回のW杯ではその対戦国ごとに当ブログなりの分析をしてみたいと思います。なぜブログ記事なのか、それはこうして調べて書くと情報がよく身について、試合も面白くなるからです。読者の皆さんにもこの「ブログ法」をお勧めします。

       
【コートジボアール代表について】
 「Les Éléphants(レ・エレファンツ、象)」という愛称でアフリカでは常にカメルーン、ナイジェリア、ガーナなどと並び指折りに数えられる強豪国。W杯には2度出場するも、ともに予選リーグ敗退でしたが、前回の南アフリカW杯ではブラジルには負け、ポルトガルには引き分けています。
【主な選手(欧州組)】
☆は先日の親善試合エルサルバドル戦に先発した「レギュラー組」
 こうして見ると、欧州強豪チームで活躍している選手がいかに多いかよくわかります。ちなみにドゥンビアは本田選手の元同僚で、2006年にJ1柏レイソル、2008年にJ1徳島に所属してエースとして活躍しています。柏でのチャントは「東村山音頭」でした。(関係ありませんね)
DF
・☆アルトゥール・ボカ(シュトゥットガルト) ・☆コロ・トゥーレ(マンチェスターC) ・ギー・デメル(ウェストハム)
MF
・☆シアカ・ティエネ(パリ・サンジェルマン) ・ロマリッチ(エスパニョール) ・ヤヤ・トゥーレ(マンチェスターC)
FW
・☆ディディエ・ドログバ(ガラタサライ) ・☆サロモン・カルー(チェルシー) ・☆ジェルヴィーニョ(ローマ) ・ブバカル・サノゴ(サンテティエンヌ)
・ドゥンビア・セイドゥ(CSKAモスクワ)
【ヤヤ・トゥレの動静】
 太ももの筋肉を痛めているため、出場が危ぶまれているヤヤ・トゥレですが、カタールでの治療を経て、チームに合流したが、最近の2つの親善試合も欠場。ラムシ監督は「先発か途中からになるかは分からないが、出られるようにしたい」と強行出場を示唆。10日は全体練習に参加しているようです。解説者の中には、「(万全でない状態で)出場してくれた方が日本にはいいかもしれない」という意見もあります。
【過去の対戦】
 過去に3度の対戦経験で2勝1敗だが、最新の試合は前回W杯の直前にスイスのシオンで行われたテストマッチ。この時は2-0でと完敗したが、ドログバが闘莉王との接触で腕を骨折させてしまった事があり、今でもコートジボアールサポーターには恨まれており、呪術の対象になっているという噂も。
【戦い方①】
 4-3-3を基本システムとして、アフリカ予選で8試合19得点を記録。高い個人能力が主体となるが、ドログバを頂点とした3トップはワイドでもセンターでも仕事ができる選手が並び、流れの中でポジションチェンジも頻繁。守備はフィジカルを活かしたプレッシングが主体となるが、ディフェンスのポジショニングには粗さも見られる。流れの中で生じる中盤とディフェンスのギャップを鋭く突かれれば脆さを見せるのではないか。
フットボールチャンネル該当記事:http://www.footballchannel.jp/2013/12/09/post16136/
                     
【戦い方②】
 前線の4人はあまり守備をせず、ほとんど6人だけで守っている状態。確かにアフリカの選手は身体能力が高いので、1人で守れてしまうという側面もあるが、余り組織的に守るという印象はない。CBが攻めに出た後に、そこを誰かがカバーするような細やかさはないと思われるので、パスを回してCBの1人を誘い出し、守備網には穴ができた所に岡崎らが斜めに入っていけば、日本に決定機が訪れるはず。
日経「解説者の目」(水沼貴史):http://www.nikkei.com/article/DGXZZO72573110R10C14A6000000/?df=3

【ドイツのスポーツ誌「Kicker」】
 チーム、戦術、長所、短所の4項目でコートジボワール代表を紹介。
<チーム>
 「これまでの大会のような、よりフレッシュな状態でブラジルにはやってこない」とされる。「ドログバ、ゾコラ、コロ・トゥーレ、バリー、ボカは、スポーツ選手としてのベストの時は過ぎ去った」と、少し辛辣な印象さえ受ける論評。基本的には若返りが上手くいっていないが、ボランチのセレイ・ディエ、右SBのセルジュ・オリエについては、「Frisches Blut(新鮮な血)」が与えられたとしている。
<戦術>
 「両翼のカルーとジェルビーニョがアウトサイドでより良くプレーできるテンポで、素早く攻守が切り替わる試合を好む」、「あまり高くない守備力でのポジショニングには改めるべき点があるので、ボールロストが危険を引き起こす」。従ってラムシ監督は「ボールポゼッションにあまり興味を示さない」と。
<長所>
 「巨大な攻撃ポテンシャルはコートジボワール代表の武器である。ほぼどんなディフェンスも破壊することができる」と、攻撃に関しては高評価。
<短所>
 「ディフェンスにおける虚弱性、慌ただしく興奮する様」と指摘。「年老いたCB、コロ・トゥーレとゾコラの敏捷性の欠損が、軽はずみな行動とファウルへと至る」とし、それによってダブルボランチのディエとティオテがイエローカードをもらう危険に脅かされるとあります。他にも全ての選手が所属クラブでレギュラーではないことが取り上げられています。
スポナビ該当記事:http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140613-00010010-footballc-socc&p=1

【今日の報ステ等の分析】
 コートジボアールは、アフリカ特有の特徴で90分間集中できず、ボーっとする瞬間があり、その時を突けば得点できる。また、過去8試合で全試合、後半に1失点している。それに対して日本は後半に3点獲った試合が続いている。ドログバはサッカーのメッセージで、つい最近まで起こっていた内戦を中断させた祖国の英雄であるとも。ヤヤ・トゥーレがポジションを空けても、フォローに入る選手がいないので、そこを突けば崩せるという話が伝わってきました。ヤヤ・トゥーレの空けた中盤のスペースに注目です。

 という事であさっては楽しみですね。当ブログは事情で生書き込みできません。その日の夜、留守録を観ながらゆっくり書いていきたいと思います。開幕戦はやはり西村主審のジャッジは世界的なニュースになりましたね。今まで3人W杯で笛を吹いていますが、過去のJリーグでの様子を観ていると、個人的には他の人とはちょっと違う気がします。
 因縁のスペイン対オランダですが、5-1でオランダの圧勝と意外な結果でした。昨日だったか、今までサッカーのサの字も出なかった、定年間近のいわゆる「おばさん先輩」が、ブラジル戦を観た感想を聞かせてくれました。どうやら、相当早い時間に起床されるこの世代にはピッタリの番組のようです。今回のブラジルW杯は、視聴者層の平均年齢がグっと上がるかもしれません。この先輩から「特定のチームの応援で、W杯とか観ないのかなとちょっと思ってた」と言われましたが、きっぱり否定させていただきました。当ブログは「サッカー」が好きなのであって、J2、J1、代表、なでしこ、女子、ユース、どのサッカーも好きです。多少主観の有無はありますが、基本的にすべてのサッカー(スポーツ)が好きなので、興味があればどんどん観ます! 観ないともったいないでしょ!

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