事例紹介コラムです。
いろいろとJクラブの公式HPを観ていたら、J1新潟で「アルビレックス新潟後援会・2013年度財政支援金決定のお知らせ 」という記事を見かけました。新潟さんといえば、ホームタウン県内全市町村に後援会支部組織(地区後援会)を持つ、お手本クラブです。その支援内容にビックリです。以下、抜粋して紹介。
アルビレックス新潟後援会で5月24日に定例理事会、定時総会が開催され、クラブへの2013年度財政支援金を1億348万円と決定。今回の財政支援金は、後援会20年の歴史で2005年度に次ぐ2番目の高額。2013年度の後援会は、8年ぶりに個人会員数が増加し、また「バイオデックス」購入のサポートのための選手育成支援募金や、スタジアム内外での募金活動などを実施。
【2013年度財政支援金】
1億348万円(前年度より731万円増加) ※2005年度に次ぐ2番目の金額となります。
【参考:2013年度会員数】
個人会員・・・9,014名(前年度より335名増加)
法人会員・・・942社(前年度より8名減少)
レディースサポート個人会員・・・526名(前年度より9名減少)
レディースサポート法人会員・・・56社(前年度より11社増加)
その他の収入・・・16,003,137円(募金活動や激励会収入等)
J1新潟公式HP該当ページ:http://www.albirex.co.jp/news/supporters/42065
こちらの後援会は、スタジアムに2013年度会員名簿を掲出する事もスゴイですが、「バイオデックスシステム」という医療器具の導入をサポートするため、昨年9月から選手育成支援募金として募金活動を進め、1,300万円弱の募金が集まったそうです。ちなみにこの「バイオデックスシステム」は選手の怪我治療と予防に効果のある器具で、例えば、怪我をした選手の回復トレーニングの際、この器具で筋力状態を数値測定することで回復状況をより詳しく把握することができ、怪我予防への効果が期待できる機械だそうです。ただ、トレーニング機器を買うから募金して欲しいではなく、具体的にこの機械を買えばこういう効能があると情報開示した方が説得力があるのかもしれませんね。
J1新潟後援会HP「選手育成支援募金」ページ:http://www.love-albirex.com/freecontents-13/detail.html
本当にこちらの後援会のマンパワーは素晴らしいと思います。新潟さんにはオフィシャルファンクラブが見当たりません。この後援会組織がファンクラブが進化した形なのです。別にしっかりスポンサーは設けられています。つまり、ファンクラブだけで1億円を集めてしまう訳です。後援会はヒトとカネを集めてクラブを支える組織だと認識していますが、新潟さんはスケールが違いますね。まさにJクラブは新潟さんをお手本にすべきだと思います。
他にもいろいろと見ていたら、後援会もしくはオフィシャルファンクラブ組織が、①松本型、②柏型、③新潟・川崎型、④富山型の4パターンに分かれている事がわかりました。また、「後援会特集」として、読者の皆さんに詳しく紹介しようと思います。
アルビレックス新潟後援会公式HP:http://www.love-albirex.com/
J1新潟関連⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140109
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130330
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130330
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130118
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080221
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071224
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060722
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060309
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051229
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050919
話は変わり、今日ウルトラスで開催された、ファジのアウェー磐田戦のPVに参加してきました。その模様は明日。