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ワールドカップの事31

2014-06-18 00:02:14 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 今まで初戦に敗れた46チームのうち1次リーグを突破できたのは4チーム。'02年のトルコ、'06年のガーナとウクライナ、'10年のスペインのみで、わずか8.7%の確率。ただ、データはデータ。これから2勝すれば確実に次に進めます。さて、次の相手はギリシャです。15日の試合ではコロンビアに0-3で負けています。日本との試合は20日の7時。完全に通勤時間で観れません。さて、また当ブログなりに報道をまとめて、ギリシャを分析してみましょう。
        
【ギリシャ代表について】
 ギリシャといえば、2004年の欧州選手権での初優勝です。この時のギリシャは強かったですね。ただ、2006年7月に10日間FIFAからサッカーの国際活動を禁止されています。これは何でしたっけ。典型的な堅守速攻型のチームであり、ヨーロッパ予選10試合で許した失点はわずか4ゴール。10試合中7試合を完封しているのだから、DFラインがいかに安定しているかがわかる主にディフェンスに固めた超守備的サッカー(ゾーンではなく、マンツーマンで守る)を展開。その反面、得点力不足が課題と言われています。攻撃はロングボールやハイクロスを多用し、高さを活かした戦術になります。
【主な選手(欧州組)】
DF
ルーカス・ヴィントラ(レバンテ:スペイン)、バンゲリス・モラス(ベローナ:イタリア)、バシリス・トロシディス(ASローマ:イタリア)、
ソクラティス・パパスタソプーロス(ボルシア・ドルトムント:ドイツ)
MF
ギオルゴス・カラグーニス:(フラム:イングランド)、パナギオティス・タフツィディス(トリノ:イタリア)、
パナギオティス・コネ(ボローニャ:イタリア)、ラザロス・クリストドゥロプーロス(ボローニャ:イタリア)
FW
コンスタンティノス・”コスタス”・ミトログル(フラム:イングランド)、ヨアンニス・フェトファツィディス(ジェノア:イタリア)、
ゲオルギオス・サマラス(セルティック:スコットランド)
   
【要注意選手】
 ゲオルギオス・サマラス(セルティック)とコンスタンティノス・ミトログル(フラム)。1m92cmの長身サマラスはウィングからセカンドストライカーまでこなすことができる選手で、ギリシャは失点が少ないために得点も少なく、ゴール前ではミトログルの才能に依存し、攻撃は、この2人に大きく依存。
【親善試合で戦った韓国の印象】
 「ギリシャのディフェンス陣は、韓国の直線的なスピードに対応ができていなかった。ギリシャは2010年の南アフリカW杯で韓国と対戦した時と、試合内容がそれほど変わっていないという印象を受けた。韓国攻撃陣の速度に比べてギリシャのボランチや守備陣は相対的に遅いと感じた。南アフリカW杯と同じく、スピードで韓国が上回ったため、こういう結果が出たと思う」
【決勝トーナメントに進出する気が無い可能性】
 昨日の情報バラエティ番組で流れていた情報ですが、ギリシャは2012年の財政破綻のために、選手たちは一般観光客と同じホテルに泊まり、予選の期間しか予約を入れていないそうです。娯楽室もトレーニングジムももちろんなくこれから会議室を改装すると言われています。パパスタソプーロス選手は自身の結婚式を準々決勝の7/5に上げるそうです。
【ギリシャの戦い方】
 ギリシャには、有名な選手はほとんどいない。でも、勝つためにはどんな作戦でもいとわずにやるチーム。04年の欧州選手権優勝の時は、ほとんどマンツーマンに近いシステムで守り勝ち、そういうことを苦にしないメンタリティーがある。パパスタソプーロスらのDF陣はいずれも屈強。確かに人に対する当たりの強さはあるが、横にククッと行くような動きには弱いのでは。日本は素早い横の動きで勝負すべき。セットプレーからの失点には十分な注意が必要。リスクを未然に防ぐことも大きなポイント。

 コートジボアール対コロンビア戦が、このグループの実質の首位決定戦。勝った方が2勝(もしくは3勝)で1位通過。負けた方は今度は3位の位置にいるチームとのグループリーグ突破争いになります。なので、この試合も気になります。
 最後に気になったのが「日本の弱点は知っている。もちろん、それは明かせないけどね」というギリシャのコメント。その弱点は左サイドなのか、調子が悪い香川なのか。
 ギリシャに関しての情報はこれくらいで少なかったです。当ブログとしては、少し先発を少しいじる事を提案します。間違っても、コートジボアール戦と同じではいけません。本田1トップもいいかもしれません。香川を引っ込めて、後半から投入するのもいいかもしれません。攻め方のイメージは、親善試合の韓国対ギリシャ戦。ギリシャの最終ラインの裏を上手く抜ければ、ゴールに迫れると思います。

コメント
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