TV生観戦レポです。
W杯直前最後の試合、ザックジャパンのザンビア戦です。平日じゃなくて良かった。今日は生書き込みです。先発が発表されましたが、ほぼ今日のが本番のスタメンか。1トップが柿谷で、GKがいつもニコニコ西川ですが、川島どうした。ケガらしい長谷部に替わって山口が出ています。報道でバセドー病かと言われている本田のコンディションが戻るのかが気になります。テレ朝の中継ですが、気になるのがゴン中山氏。スーツの襟にプーマの社章みたいなものが見えますが、プーマ社に入社されたのか。
現地は気温29℃、湿度63%だそうです。個人的になるのが、先日の遠藤のインタビュー。「ドイツW杯の時と似てきていないか」という問いに、「そう思う」と答えたもの。国内合宿で追い込んでピークを持ってきた形が、ジーコジャパンと似ているという事で、この時は直前のドイツ戦にピークが来てしまい、本番で惨敗しています。今回は前回コスタリカ戦に逆転勝ちしており、気になるといえば気になりますが。ちょっと心配し過ぎるのかもしれません。
ザンビアはFIFAランク76位ですが、2年前にアフリカ杯決勝でコートジボアールにPK戦で勝って優勝しています。キャプテンは遠藤。またしても昨日の報道で長友が別メニューだったそうですが、先発で出ています。入場前の整列の向こうに2人若い子が見えました。トレーニングパートナーの杉森と坂井か。4年後頼むぜ。ザンビアサポーターがブブザラ持っていました。懐かしいな。
キックオフ。コスタリカ戦から縦パスを意識しているようです。日本のプレッシャーが強いが、途中までは強かったとか。何と今日の相手のザンビアはW杯出場国ではなかったですね。うーむ、微妙でしたが、相手の監督も「今日は親善試合ではなく、来年のアフリカネイションズカップに向けての強化試合」と口にしています。本気で来て下さい。ザンビアは戦術など頭脳的で組織立っていると言っていたら、内田がはずされてやられました。前半9分に西川のポジショニングも・・・ 日本痛恨の失点・・・0-1。
この立ち上がりの失点癖が気になります。メンツ的には前回とは違いほぼベスト。ザンビアは縦パスを狙ってプレッシャーをかけてきて、日本を相当研究してきているようです。縦パス唐違う戦術に切り替えれないのでしょうか。柿谷が後に下がってしまうのがザック監督が気になっているようです。おっと岡崎が相手とバッティングで顔に鮮血・・・ 大丈夫か。5分の中断でしたが2人とも大丈夫そうです。岡崎頭にテーピングです。
前半28分にCKからトリックでスルーされて、遠くからロングシュートを決められました。日本痛恨の失点・・・0-2。サイドチェンジなど日本をしなければならない戦術をやってきて、ザンビア強し。ここで、本田が上に上がりました。本田の調子がもう一つのようにも見えます。今日の日本は連動性という事で、ちょっと今イチのようです。ザンビアにやらせてもらっていない感じで。シュート2本で、香川と本田も前を向いてプレーできていません。
おっと前半40分、ここで相手のハンドでPKです。本田がきっちり決めました。今回は真ん中ではなかったです。★★★日本 ゴォール!!! 本田ゴール!★★★ 1-2。以降も攻めるが、ザンビアの長い足で、通りそうなパスを阻まれます。独特のリズムで身体能力の高さでザンビアは、なかなか日本にボールを持たせてくれません。5分と思われたが3分という短いロスタイムが過ぎて前半終了。
柿谷に替わって大久保投入。練習では一度も1トップの練習をした事がないようです。後半スタート。大久保が何回も何回も裏に抜ける動きを見せています。しかし、後半もなかなか日本はボールを持たせてくれません。ザンビアはアフリカ独特のリズムでボールを回します。相手のCK、危なかった~ どフリーの選手がヘディングでしたが、はずれました。
ここで、今野に替えて森重、岡崎に替えて大迫投入。大迫1トップで大久保が2列目に入りました。しかし、試合運びを観るとちょっと日本しんどいです。コンディションが全体的に今イチなのか、それ以上にザンビアのレベルが上なのか、たぶんザック監督もこの試合も試用期間と思ってはいないでしょうから。大迫が入って、大久保が消えていると解説が言われています。それもまずいな。
ここで内田に代わって、やってやれ酒井投入。ここで魅せて内田から奪いとってやってやれ。解説では90分間使いたい選手が内田じゃなかったんですかねえと言っています。どうなんでしょうか。高速クロスでザンビアを打ち抜いてしまおう。後半シュート数1本という事ですが、何とかしよう! 大久保イエロー。「簡単にやれ!」と叫んでいます。熱くなりすぎないようお願いします。
ここで、香川が左からくずして大久保を狙ったパスがそのままゴールに吸い込まれました。★★★日本 ゴォール!!! 香川ゴール!★★★ 2-2。何とかここまで追いつけました。そして続いて、森重が上手いパスをゴール前に流して、本田が押し込みました。★★★日本 ゴォール!!! 本田ゴール!★★★ 3-2。逆転しました。形はどうあれ、シュート数が少なくても得点があればいいのです。
ここで香川に替わって斎藤投入。ドリブルでかき回して欲しいです。森重のプレーが上手いな。足元も上手いし、高さもある。解説では本田のコンディションがだいぶ良くなってきている印象です。まあ、2得点だからいいでしょう。ミランさんもよく見ておいて下さいよ。そういえば、観客席からブブゼラが少し聞こえてきます。コートジボアール戦も聞こえるのかな。
ザンビアは、アフリカにありがちの適当なプレーはなく、すごく統率されていると書いていたら、遠目からミドルシュートを打たれ、山口に当たってコースが変わり、決まってしまう。日本痛恨の失点・・・3-3。ここで、遠藤に替わって青山投入。ロスタイムでしたが、早々に青山から縦パスを大久保が決める。★★★日本 ゴォール!!! 大久保ゴール!★★★ 4-3。倉敷市民代表の青山、やってくれました。ここでホイッスル、4-3で勝ちました。
本当にど突き合いの試合でした。当ブログ的に気になるのは、前半の2失点。ボールが保持できなかったところ。4得点しましたが、3点がMFでFWではなかった事。その中ではJリーグの試合のように得点した大久保は良かったと思います。何だかんだ言われて選出された大久保ですが、正解という事ですね。インタビューボードのガリガリ君が気になりましたが、海外組ばかり目立たず、Jリーグ選手が活躍したのがいいですね。そういえば、スポeもん観れなかったが、まあいいか。
仮想コートジボアールという事で、アフリカを体験できたのは大きかったのでは。ここは足が出てこないだろう、ここはシュートを打ってこないだろうというところでやってくるアフリカの独特のリズムが勉強できたのでは。当然、コートジボアールもこの試合をよく研究してくるでしょうが、今回の試合の反省点をいかに修正するかですか。最後にこの試合でピークが来て、変に快勝してしまって、本番でピークが過ぎてしまう事を心配していましたが、全然課題が出てきましたね。まだまだです。
アフリカ独特のリズムで開始早々に失点しない事、本田のコンディションが完全に復活する事、FWが結果を残す事、縦の攻撃だけでなく、他の戦術も出す事かなと。
話は変わり、今日カンスタで開催された、ファジのホーム松本戦に行ってきました。その模様は明日。