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カリスマの存在194

2015-11-02 00:01:20 | カリスマの存在

 事例紹介コラムです。
 少しタイミングが遅れましたが、J1柏の吉田監督の退任とミルトン・メンデス新監督の就任がクラブから発表されました。当ブログでも早々にマスコミ報道を紹介しており、クラブからの公式発表を待っていました。公式HPよりも公式ブログの方がよくわかりますね。まずは瀧川社長の会見を抜粋して紹介。
 28日、吉田監督が今シーズン限りで退任することを発表。サポーターからは、様々な意見が意見が寄せられたが、選手育成を大切にしてチームづくりをしていくということは変わらず。瀧川社長より、今回の経緯などについて以下コメント。
「今季から、アカデミーからトップチームまでシームレスな(継ぎ目のない)サッカーをやっていくという計画を立て、スタートしたが、前期14位という結果、現在後期で6位、年間で9位という成績などを鑑み、総合的に判断して監督と話し合った結果決定。育成を大事にして、アカデミーからシームレスにサッカーをしていくことが決して失敗と思っているわけではなく、クラブの育成をきちんとして、強いチームを根っ子から作っていくんだというポリシーで今後もクラブ作りを実施する方針。フロントもクラブとしても、改善点はあり、11月1日に明確に意思を打ち出すということを含めて、育成事業部を設立し、フロントからもきちんと育成を支えていく体制を実施。強化の方も、きちんと強化をしていくという意思を含めて強化部を復活させ、新しく組閣」
   
 吉田監督の退任の理由について瀧川社長は「一つは成績。それ以外で言うと、いろいろなチームビルディングの問題。総合的にと言うしかないんですが、いろいろ考え合わせると来年度もこの体制でいって、本当に優勝できるチームを作れる可能性がどれだけあるのかということを考えた。出来不出来の波など諸々を含めての判断」とコメントしています。退任を決めたのは「2~3週間前」(瀧川社長)とのこと。後期優勝の可能性が残っていた鹿島戦の段階では、すでに決定的だったとか。吉田監督はシーズン終了までチームを指揮したのちクラブを退任しするという情報もあります。

 そして、30日付けでクラブよりメルトン・メンデス新監督の就任が発表されました。メンデス氏は選手時代はバスコ・ダ・ガマ(ブラジル)でデビューした後、13年間ポルトガルでプレー。引退後にポルトガルに残ってサッカー監督の学校に通い、ヨーロッパ・サッカーの監督免許で最高レベルの「Uefaプロ」を取得。監督としてもポルトガルやブラジルのクラブ監督を経験。今年5月にフェロビアリアの監督としてサンパウロ州選手権2部で優勝。その手腕が評価されてアトレチコPRの監督に就任し、今年の5月から9月までは監督を務めていたが、成績不振により解任。ミルトン氏は13年間、選手としてポルトガルで活動した後、 ちなみに今シーズンJ1柏に入団したエデルソン選手は、A・パラナエンセ時代にメンデス氏のもとでプレーしています。以下、抜粋して紹介。

【ミルトン メンデス新監督 プロフィール】
・生年月日: 1965年4月25日(50歳)
・出身地: ブラジル

 また、公式発表では無いので、どこまで正確なものかはわかりませんが、ミルトン・メンデス監督の契約期間は来シーズンから1年で、1年延長のオプションが付いており、最近、サンパウロなど国内ビッグクラブから打診を受けていたとか。瀧川社長はメンデス新監督の評価について「いろいろな調査をしたが、候補者の中で一番期待している、若手を鍛えるといったところに力を注げる方という判断をし、実績があるからということではなくて、複合的な要因から検討した結果、候補者名の中から彼が一番適任だと判断」とコメント。
 新たな体制としては強化部を復活させ、広川コーディネーターが部長に、渡辺ダイレクターは副部長に就任する方向。選手OBである下平U-18監督が入閣する模様。来から掲げてきたアカデミーからの継続性については「今後もブレずに、育成をきちっとして、強いチームを根っこから育てていくというポリシーでやっていきたい」と述べている。 他にも新監督についての情報がネット上で流れています。以下、抜粋して紹介。

 アトレチコ・パラナエンセの監督時代は。近年優勝争いに縁がなかったクラブを一時は首位に浮上させながらも、4連敗を喫した9月に解任。ブラジルメディアはブラジルの指揮官としては珍しくスーツをスタイリッシュに着こなすスタイルにも注目。欧州サッカーに通じ、イタリアとイングランド、そしてスコットランドのスタイルにインスピレーションを受けたという指揮官は決して、ビッグネームではないが、確かな理論派。ブラジルで実績を残していたジョルジーニョ監督やソアレス監督らが志半ばに日本を後にしていることから、ミルトン新監督の成功を予想するのは時期尚早。他に、ブラジルメディアで「MM」とイニシャルのみで呼ばれることもあるとか。

 今回紹介できる情報はこんなところです。吉田監督については、当ブログでも就任時は懐疑的でした。内部昇格で2度J2に落ちた教訓が生かされていないと。現在は年間順位で半分以上にいるので、見方によっては解任に至る成績では無かったという論調もありましたが、当ブログでは前半を終わって半分以下だったら解任すべきと偶然論じていました。これはアカデミーからトップチームまでシームレスな(継ぎ目のない)サッカーに対して、一部否定するクラブの意思表示ではないでしょうか。あと、この瀧川社長がきになりますね。どんな方なのか。ひょっとしたら、Jクラブの中で秀でた優秀な経営者かもしれません。また機会があったら情報を紹介します。
 一方の新監督については全くわかりません。ネット上のサポーターは「セホーン監督のようになって欲しくない」という声も見かけました。まあ、お手並み拝見としましょう。1年前と同様に前半終了して2ケタ順位だったら交代を検討すべきと考えます。
BLOGOLA該当記事:http://blogola.jp/p/60411
J論ニュース該当記事:http://j-ron.jp/sp/k20151031_1.php
J1柏公式HP:吉田監督退任ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2015/014050.html
   〃    :来季新監督ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2015/014055.html

 話は変わり、今日ファジのホーム讃岐戦に行ってきました。その模様は明日。

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