事例紹介コラムです。
14日の試合で大宮さんがJ2優勝及びJ1昇格を達成しました。おめでとうございます。大分さんとの試合状況は、Cスタでの観戦時に時々携帯でチェックしていました。0-2とリードされて、これで大分さんが勝って、栃木さんが降格決定なのかなと話していたら、終盤であれよあれよと言う間に大逆転していました。1年でJ1復帰をした訳ですが、1年でJ1戻ったチームは今までどこも大暴れしますよ。そんな中で、NUMBERで家長選手を特集した記事がありました。以下、抜粋して紹介。
J2残留が目標となっていた大分さん相手に2点のビハインドを負う苦しい展開で、ムルジャ選手の2ゴールでなんとか追いついて迎えた中、劇的な逆転勝利につながるPKを決めたのは家長選手。目標のJ2優勝と1年でのJ1復帰を遂げた大宮にあった最大の強みは、ベンチを含めた一体感であり、その中心にいたのは間違いなくエースの家長の存在。
【家長が作った、チームとしての方向性】
手堅い守備でゲームの流れを引き寄せ、最終ラインからパスをつないで主導権を握り、両サイドのアタッカーと前線のストライカーが連係してフィニッシュまで持ち込む。今シーズン大宮さんが見せたそんなスタイルは、家長の存在抜きには成り立たず。チームメイトは、ケガの家長選手が戻ってきた第7節あたりから、「どんなサッカーを目指すのか、チームとしての方向性が見えてきた」とコメント。ボールポゼッション率を高め、主導権を握りながら勝利を目指す戦い方を貫けたのは、家長がいたからがチームメイトの総意。
【重要な試合では、ことごとく決定的な仕事をしていた】
相手を寄せつけないキープ力、創造性に満ちたパス、精度の高いシュートで攻撃の起点となり、仲間たちの精神的な支えにもなっていた家長は、33試合出場11得点6アシスト(第41節終了時点)という数字でも、その突出した力を証明。また、19得点を奪い得点ランキングで2位につけるムルジャ選手の決定力を引き出せたのも、キレキレのドリブル突破で他チームの脅威となった泉選手が輝いたのも、移籍1年目の横谷選手の攻撃センスが際立ったのも、マークが集中するなかで家長が見せたラストパス、絶妙なタメ、効果的なサイドチェンジがあったから。
【Jリーグ屈指の身体の強さを持つ家長】
「間合いの取り方が上手く、積極的に仕掛けてくるというよりも、相手を見ながら逆を突いてくる。それで、自分の間合いじゃないと思えば、しっかり身体でブロック。相手を押さえる上半身だけじゃなく身体全部が強いので、当たってもボールを取れる気がしない。家長選手ほどフィジカルが強い日本人選手は、J1にもいないと思う」と河本選手のコメント。
「体幹がしっかりしているから、プレー中、少しでも骨盤が流れちゃうとバランスが崩れてしまうが、家長選手は小さい頃からメディシンボールを投げてもらって、投げ返す練習をしていた結果、身体の芯が鍛えられたと思うし、体幹の重要性を意識しながらプレーすることでバランス感覚が磨かれたような気もする。今までに見られない日本人には珍しいタイプの強さを持った選手」と堀田フィジオセラピストのコメント。
【「カテゴリーなんか関係ないと思わせるプレー】
困った時に頼ることができるからこそ、大宮の選手たちは自信と安心感を持ち、自分たちのスタイルで戦えた。「プレーする場所がその人の価値を決める訳ではなく、カテゴリーなんか関係ないと思わせるようなプレーをしないといけない」と開幕前に語っていた家長選手は意気込みどおりのパフォーマンスを見せ、大宮をJ2優勝に導いた家長が示した存在感は、まさに王様と呼ぶに相応しかったと締めくくっています。
今回、大宮さんの優勝&復帰について、ネット上をいろいろと探したのですが、なぜか更に深い情報が無かったです。今シーズンの快進撃に至る解説が無かったですねー 地味で記事にならなかったのか、ごく当たり前の事だったから記事にしにくかったのか不明です。家長選手といえば、その昔は日本代表を背負って立つべき男と言われていた逸材です。
あと、個人的に大宮さんといえば、J1時代にJ2に落ちそうで落ちず、某黄色いチームも苦戦したのを思い出しました。また、2ステージ制騒動で、一昨年だったか、前半は快進撃で、後半は大失速。これが前後期制だったら無茶苦茶になっていたと例えられた事もありましたね。とにかく1年で復帰するチームはJ1でひと暴れする事でしょう。3チーム目のJ1復帰即優勝したりして、というのは飛躍しすぎですが、頑張って欲しいですね。
NUMBER該当記事:http://number.bunshun.jp/articles/-/824541
J1大宮公式HP該当記事:http://www.ardija.co.jp/news/detail/9691.html
J1大宮関連⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150808
〃 ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141211
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140903
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140606
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140309
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130603
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121221
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121110
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120302
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120127
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100310
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060407
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060112