リスペクト(事例紹介)コラムです。
昨日の記事で、「Jクラブの付加価値」の3強、御三家(2+1)のうちの川崎さんを紹介しましたが、「2」の方である湘南さんの公式HPを見ていたら、さすが湘南さんといういい事例がありました。こちらも異次元を突っ走っているなと思います。昨年の朝ドラ「あさが来た」で、主人公が尊敬の意味を込めて称された「ファーストペンギン」という言葉がありますが、まさにこの2クラブはそうです。結局何もやらない「ラスト○○○」とは違いますね。そのいい事例を抜粋して紹介。
【第1回女クラ ~女性によるクラブカンファレンス】
この度、初めての試みとして女性によるクラブカンファレンス、その名も「女クラ(じょくら)」の開催が決定。クラブカンファレンスは、より良いクラブにするための意見交換の場として2004年より年に3回開催しているが、今シーズンはより一層の女性からのパワーに期待し、「女子サポーター増加計画」として女性ファン・サポーターの来場促進やより多くの関わりを持てる事を目標に、女性によるカンファレンスを初めて開催。この「女クラ」は、参加者が女性というだけでなく、スタッフも全員女性。率直な意見を聞いたり、スタッフから提案するなどざっくばらんな意見交換を期待。
参加にあたり、事前申込は不要。
・タイトル: 「第1回 女クラ ~女性によるクラブカンファレンス~」
・開催日時: 7月31日(日)13:30~15:00
・場 所 : ひらつかサン・ライフアリーナ内 会議室
・出席者: 湘南ベルマーレ女性フロントスタッフ
・入 場 : 自由(事前申し込みは不要)・無料
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/151289
いいですね。サポカンが進化した形ですね。先日やっと初めてやったようなところもあれば、こちらのようにすでに30何回(年に3回)実施して、今度は女性限定のサポカンをやるところと、違えば違うものだなと実感しました。最近、どのクラブも女性ファン・サポーターを増やそうとする、いわば「チーム女子」育成イベントを実施していますが、こちらはもう一歩進んだ対話型の育成事業になります。確かにイベントに参加するだけだったり、ちょっと選手と顔を合わせるようなスタイルよりも、こうして自主的に交流懇談した方が効果が高いのは当たり前です。さすが、湘南さんです。そして、他に「LEADS TO THE OCEAN」というプロジェクトを見つけました。これもエコステーションが進化した形ですね。以下、抜粋して紹介。
【LEADS TO THE OCEAN】
J1湘南では昨年夏から今年の6月末まで、清掃活動へのイノベーションを起こしてきたゴミ拾い団体「海さくら」、国内外で多様なソーシャルイノベーションを行っている「日本財団」 、90年以上材木業を営み木と森とともに生きてきた「㈱長谷萬」と共に、湘南の海をキレイにすることを目指す「LEADS TO THE OCEAN(通称:LTO)」を実施。7月2日のJ1横浜戦より、「LEADS TO THE OCEAN」の2016-2017シーズンがスタート。
湘南海岸にあるゴミの7割は川から、川のゴミは街から。街のゴミは人の心が排出。そこで、ゴミ拾いを通じて多くの人々に「山・川・街・海」という繋がりを考えるきっかけをつくっていきたい考え。
・集合時間: 試合終了から15分後
・集合場所: 場外イベントエリア 特設ブース
・実施時間: 集合時間から30分間
・持ち物: 海をキレイにしたいという気持ち(トング、ゴミ袋は主催者で用意)
LEADS TO THE OCEANプロジェクト公式HP:http://www.uminitsuzuku.com/
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/150879
プロジェクトの公式HPを観てみると、NPO法人海さくらと、日本財団は、このプロジェクトでJリーグの4チーム(J1湘南、J2・C大阪、J2長崎、J3福島)と共に、このプロジェクトを実施しているそうです。中身を観てみると、4クラブとも公式戦終了後のゴミ拾いのようですね。湘南さんは何とすでにもう21回も実施しています。素晴らしいですね。
J1湘南関連:56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
話は変わり、今日Cスタで開催されたファジのホーム札幌戦に行ってきました。その模様は明日。