J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Jリーグの話題112

2016-07-24 00:00:28 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日に引き続いて、Jリーグのパフォームとの契約ネタです。この時期にいろいろとJリーグから発表されていますが、「スマートスタジアム」なるものも発表されました。読んでみましたが、なかなかややこしい。わかったようなわからないような内容です。以下、抜粋して紹介。
   
【 「スマートスタジアム事業」協業契約締結 ~スタジアム・ホームタウンのICT化で、日本のスポーツ界に新たな感動と体験を~】
 Jリーグと、パフォームグループが「DAZN」とNTTグループは、スタジアム・ホームタウンのICT化を図る「スマートスタジアム事業」における協業契約を締結。契約期間は2017年から2026年の10年間。
 3社はJ1クラブのホームスタジアムをはじめとした全国のスタジアムのwi-fi環境整備・情報サービス提供などを含めたICT化事業「スマートスタジアム」を推進。インターネットに快適につながるスタジアムをスタートポイントに、ICTを利活用したヒト・モノ・コトが相互につながる仕組みやスタジアム内で楽しめるコンテンツとサービスを通じて、観戦者の興味の対象がスタジアム周辺地域やコミュニティにまで広がるきっかけを提供。この事業によりICTを通したチームや選手、試合の魅力の発信で新たなファン層を開拓してスタジアムへの来場を促し、地域とつながるスポーツ産業を発展させることが目標。【「スマートスタジアム」の実現に向けて】
①先進技術を使った新たな映像サービスと観戦スタイルの提供
 スタジアムではスタッツを見ながら試合を観戦したり、プレイバック機能を使って何度でも感動的なゴールを手元でリプレイするなど、スポーツファンの視聴環境の質を高め、よりJリーグを楽しめる環境を整備。これらの映像サービスや試合・選手の解説情報を手持ちのスマホ等に届けることで、目の前の試合をより楽しめる仕組みを提供し、スタジアム外を含めて新たな観戦スタイルと楽しみ方を提案。
②スポーツを契機とした地域振興・デジタルマーケティング
 より幅広い層のファン・サポーターが来場するよう、スマホ等やデジタルサイネージなどを通じて試合観戦以外の新たな体験を創出、提供。スタジアムと周辺地域の商業・観光施設間での相互送客など、クラブやファン・サポーターが地域コミュニティの核となり地域振興につながる活動を支援。
【「スマートスタジアム事業」協業契約 概要】
・契約社: 公社)日本プロサッカーリーグ、Perform Investment Japan㈱、日本電信電話㈱
・契約期間: 2017~2026シーズン(10年契約)
・対象スタジアム: J1クラブのホームスタジアム(2017年シーズンのJ1クラブから順次)
Jリーグ公式HP該当ページ:http://www.jleague.jp/news/article/6461/

 各社のコメントに注目しました。村井チェアマンの「さらなるサッカー水準の向上と話題の提供、産業基盤の強化」、NTT社長の「地域振興に貢献し、Jリーグを契機に日本のスポーツ産業の構造変革にチャレンジ」という文言があります。情報では今後、スマホ等を利用して試合観戦以外の新たな体験も創出し、スタジアムと周辺地域の商業・観光施設間での相互送客など、地域振興につながる活動も支援するとありました。
 生観戦の醍醐味を求めてスタジアムに来ているファン・サポーターが、どれだけその場でスマホを取り出してリプレイ画像を観る人がいるのは置いておいて、サービス面の向上はいいと思います。実際に生観戦している者として、手元のスマホで一番観たい情報は何かといえば、現在は他会場の状況です。たぶん多くがスポナビのJリーグページを観ていると思います。例えば今後提供されるサービスで、画面で他会場のスコア一覧が表示され、自動更新で画面が変わり、得点が入ったら何かシグナル的なものが出るとか。そういうのが今はいいですね。
 少し前からJリーグでは、選手の走行距離などの情報サービス提供がスタートしているようですが、それがどうこうという話は聞きません。余り浸透していないようですね。スタジアムでこういうデータをどんどん観ろと言われても、生観戦に来ているファン・サポーターは、目の前で繰り広げられている生のプレーを観たい訳であるので、そういうサービスの普及は少し時間がかかるような気がします。でも、いい事だと思います。NTTが親会社である大宮さんで、第一弾が始まるそうです。以下、抜粋して紹介。
   
【第一弾 サービス内容】
〔2016年7月2日から提供開始するサービス〕
①高密度Wi-Fiサービス「ARDIJA FREE Wi-Fi」
 スタジアム全面に高密度に配置されたアクセスポイントにより、インターネット接続を快適にし、スマホでのスムーズなホームページ情報閲覧やSNSでの情報共有が可能。
②VODサービス
 「ARDIJA FREE Wi-Fi」を通してVODサービスが利用可能。スカパー!オンデマンド上の各種コンテンツの他、テレビ埼玉の番組「Oleアルディージャ」が提供する再放送番組等を視聴可能。
③大宮周辺エリアの店舗紹介・クーポン提供
 「ARDIJA FREE Wi-Fi」を通して、大宮駅周辺のおすすめグルメの店舗紹介やお得なクーポン情報を配信。
④VIP向けサービス
 団体様用観覧席「ビューボックス」でフードデリバリサービスを開始。備え付けのタブレットでフードを注文すると配達員が席まで配達。
〔2016年7月13日以降に提供開始するサービス〕
 Kirari! for Mobile等の最先端技術を生かしたイベントを予定(具体的な内容はクラブ公式HP等で適時案内)
【今後の予定】
 「スマートスタジアム」の完成に向け、2016年中の第二弾、第三弾のサービス開始を予定。
NTT公式HP該当ページ:http://www.ntt.co.jp/news2016/1606/160624a.html

 3社のコメントにある、地域振興やスタジアムと周辺地域の商業・観光施設間での相互送客はいいですね。当ブログとしてはこの部分をしっかり強化して欲しいと思います。大宮さんの動きにも今後注目です。どこまでできるのか期待しており、また紹介させていただきます。
 目の前の試合に勝ったら、地元のどこの商店でこういうお得サービスが提供されるとか。アウェーサポーター向けに、観光や商業スポットの情報提供など。あっ、サポートショップ(協賛店)制度を実施していないクラブは蚊帳の外になりますね。情報化の面で土俵に乗れていない、当ブログでは付加価値が低い部類に入ってしまいますが、やっていないものはしょうがないので。
 こういう感じでJリーグではどんどん、情報化が進んで行っています。詳しくは書きませんが、公式HPの更新性(名古屋さんは先日リニューアルされましたね)、公式SNSの導入など、こういう流れについて行こうにも、それ以前の論外の状態のところがあるのでは。ファン・サポーターのために普段本当に全力投球できているのか、読者の皆さんも今後じっくりチェックした方がいいと思います。その辺り、村井さんにはどう映っているのかなと。今回のニュースはそのいいきっかけだと思います。
Jリーグ組織問題関連 (その他):34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする