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ファンサービスの一事例55

2016-07-25 00:01:10 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日ネットを観ていたら、懐かしくも当ブログでもずっと心に引っかかっていた話題が出てきました。いいコラムが上がっているではないかと、すぐに記事にする事にしました。当ブログでも少し前の記事で取り上げた話題。過去記事として探してみますが、何しろ何千もある記事なので、見つからないかもしれません。とりあえず、元記事である現代ビジネスの記事から。抜粋して紹介。
   
【なぜJリーグのオールスター戦は、いつの間にか消滅してしまったのか】
 プロ野球における毎年夏の風物詩と言えば、オールスター戦。近年、プロ野球の地上波放送は減少したが、オールスター戦は別。普段は野球を余りり見ないライト層の中にも夢中になった人が多い。対してJリーグのオールスター戦は、開催されなくなってから久しい。
 Jリーグが開幕した'93年から'07年まで東西対抗戦('95、'96年は前年の奇数順位と偶数順位で分かれる形)で開催され、'08、'09年はJリーグとKリーグの対抗戦に変更。地上波で放送されてきたが、'09年を最後にオールスター戦は中断。中断した理由としてソフト面とハード面、両方の事情が存在。
【ソフト面】
 オールスター戦の形式について、長く東西対抗戦の形を取ってきたが、J1チームを地域で半分ずつに区切るためにチーム構成が毎年変化。同一チームでも東軍に入ったり、西軍に入ったりして、毎年チームの区分が変わっては東西対抗戦の色を強く打ち出せず。お祭りムードだけで、徐々に注目度が低下し、日韓リーグの対抗戦に切り替えたが、わずか2年間の開催で終了。
【ハード面】
 '10年は冠スポンサーがつかなかったことが開催見送りの要因。大会の注目度が低ければ、スポンサーが付かないのも当然。もう一つは過密日程の問題。現在J1は2ステージ制&CSを導入していることからオールスター戦に使える日程が割けず、復活はより難しい状況。
【人気回復策の一つとして期待】
 オールスター戦の意義はやはり大きく、普段余りJリーグを見ていない人にも、一夜で把握するにはもってこいの場であるため。代表サッカーだけ見るというファンが多いが、日本代表選手が多いために勢いのある若手もチェック可能。そこに元代表のベテラン勢、外国人選手も絡んでくるとなれば、ソフトのつくり方次第で反響を呼ぶことは十分に可能。
 Jリーグ人気の低下が叫ばれている今こそ、Jリーグをセールスすべき。折り返し地点で「今年のJリーグ」を披露しておくことで、リーグ後半戦の優勝争いに対する興味を多くの人に持ってもらう事を期待。地上波放送を可能とするコンテンツであるオールスター戦ならば、そのための有効なカードとして活用が可能。
 世間の反響を考えるなら、東西対抗戦でも国別対抗戦でもないような気がする。普段余りJリーグを見ない人たちのことも考えてソフトを作る必要あり。コア層もミドル層も、そしてライト層も引き込むようなアイデアを積極的に採用していくべき。いいソフトであれば、大会スポンサーも付くし、日程もこじ開けようという動きが出てくるはず。

 筆者が考える一案として、大物監督とJリーグがコラボレーションする案。これはJリーグが毎年、オールスターに出場する2チームの監督を指名する方式。指名された監督がチームに入る選手をファン、サポーターの人気投票で選び、何人かを監督推薦で選抜。より対決色を打ち出すなら、指揮官2人がポジションごとに公開ドラフトをやっても面白い。お祭りの色が強くなるとはいえ、2日間でも練習できるスケジュールを組めば監督の色がわずかでも出るはず。選手達も普段とはまた違う刺激を体験。
 その他のアイディアとして、プロ野球のホームラン競争に対して、Jリーグはフリーキック競争を実施。そういったことでもサッカーの魅力や醍醐味を伝えることが可能であり、他にももっと知恵を出し合えばいい案が出てくるはず。Jリーグはパフォームグループと10年間という放映権の大型契約を締結したが、上積み分の資金をうまく利用しながら、Jリーグ人気復活策を積極的に展開していく事が必要。忘れ去られようとしているJリーグのオールスター戦を、今一度考えてはどうかと締めくくっています。

 という内容でした。'10年のオールスターは冠スポンサーが付かなったために、日韓対抗戦を含め休止すると発表しましたが、発表時点では、廃止ではなく'11年以後は再開する方針だったとか。'12年と'13年にはオールスターゲーム形式の震災復興マッチとして、Jリーグスペシャルマッチが開催されています。この情報を見ると、2ステージ制と同様に、「お金」が原因で廃止の流れになったようですが、今回のパフォームグループとの大型契約で、その部分は吹き飛びました。あとは過密日程。たぶん、近い将来の数年後に2ステージ制も消えて無くなるので、今の流れでは十分復活できる事になります。そして、チーム構成は日本代表対Jリーグ選抜が一番いいと思います。
村井チェアマン、このブログを観ていたら(すいません、極端な妄想で・・・)ぜひ、オールスター戦を復活させて下さい。オールスター戦の復活は、Jリーグの復活であり、全国のライト層やスタジアムに来なくなったファン・サポーターにもう一度Jリーグの魅力を見せつけてやりましょう。
現代ビジネス該当記事:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49251
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 話は変わり、今日ウルトラスで開催された、ファジのアウェー山形戦のPVに参加してきました。その模様は明日。

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