J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

松本山雅の強さ22

2016-09-10 00:01:15 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 最近、やや重たい話題が続いたので、ここら辺で少し一味違う話題でいきたいと思います。当ブログでも、優秀な地方クラブ付加価値の高いJクラブとして、位置付けさせていただいている山雅さんですが、面白いイベントをされます。山雅さんのスタグルネタは過去も何度か紹介させてもらっていますが、今回は当ブログで口にする「地域に根差す」とはどういう事かを、ちょっと学ばせてもらえる事例だと思います。以下、抜粋して紹介。
   
【松本山雅FCスイーツフェスタ2016】
 J2松本では、オフィシャルスポンサーの松本信用金庫との共同企画として「松本山雅FCスイーツフェスタ2016」を今シーズンも開催(今シーズンで5回目)。スイーツフェスタ2016に参加する菓子店を募集。参加募集期間は9月27日(火)まで。
 松本信用金庫と取引がある菓子店(新規取引きも可)からJ2松本を連想するスイーツを募集。山雅スタッフが第一次審査で優秀スイーツを5つ選出。ホーム東京V戦(11/6)にて“スイーツコンテスト”を実施し、最優秀スイーツを決定。(審査方法については、後日発表)
・参加特典:応募した菓子店のうち、先着20店舗は「松本山雅FCスイーツフェスタ2016『デザートレシートキャンペーン』」へ参加可。

〔最優秀スイーツ〕
(1店舗)

<特典>
①応募したスイーツが菓子店様で販売可能(販売期間:2017年1月6日(金)まで)
②松本山雅バージョンのクリスマスケーキ製造・販売権利
  ※販売時に役立つオリジナルノベルティ(内容未定)を提供。
  ※製造・販売には条件あり。
③ホーム東京V戦(11/6)・ホーム横浜FC戦(11/20)で、応募したスイーツが販売可能。
④松本山雅FCスイーツフェスタ2016「デザートレシートキャンペーン」への参加可能。
  ※「デザートレシートキャンペーン」の詳細は後日発表。

〔優秀スイーツ〕(4店舗)
<特典>
①ホーム東京V戦(11/6)で、応募したスイーツが販売可能。
②松本山雅FCスイーツフェスタ2016「デザートレシートキャンペーン」への参加可能。

〔焼き菓子特別賞〕(1店舗)
①ホーム東京V戦(11/6)・ホーム横浜C戦(11/20)で、応募したスイーツが販売可能。
②松本山雅FCスイーツフェスタ2016「デザートレシートキャンペーン」への参加可能。
<注意事項>
※スイーツ名に選手・スタッフの名前を入れることは不可。
※アルウィン飲食売店への提案の結果、受注が発生しない場合あり。

〔参考: 2015「スイーツコンテスト」参加店舗〕
 サントゥール ムラカミ、パティスリー ミルティーユ、ラパン Lapin~フリマcafe、菓子工房 ミユキドウ、安曇野菓子工房Maruyama洋菓子 ロンポアン

   
 という内容でした。今回の画像はすべて去年のものになります。これぞ地域に根を張る理想的なスタグル企画ですね。まあ、地元金融機関と取引がある店舗という条件が付いているので、理想はクラブ主催での企画になりますが、スポンサーが付けばそのスポンサーが更に宣伝してくれる効果もありますから。
 この企画が素晴らしいのは、スタジアムでしか見かけない特殊なお店ではなく、普段地元でしっかり営業されている実店舗が参加すること。また、公募した上でその公募結果を発表することですね。また、スタジアム飲食店への提案の結果、受注が発生しない場合ありというのもいいですね。
 実は2012年に同じ「松本山雅FCスイーツフェスタ2012」を紹介していますが、4年で全然パワーアップしています。「デザートレシートキャンペーン」というのも素晴らしい企画。どこかでスタグル内だけでの同様の企画を観た気がしますが、山雅さんのは参加スイーツ店と100店のコンビニを回るもの。スケールも付加価値も全然違います。自分達だけで完結させるのか、地域と一体となって公共財として機能するのか、価値観の違いでしょう。

 あと、この企画では実店舗名が全面的に露出されます。どこだったかスタグル全体をブランド化させようとして店舗名の露出を控えている事例を観た事があります。前者は地域の宝となる公共財として地域に根を張る地域貢献活動。後者は一興業会社の単なる営利事業だと思います。前者は自分の名前が出るために責任がかかる分レベルアップしますが、後者は自分の名前が出ないのでレベルアップに限度があると。Jクラブとしてどちらが望ましいのかですか。
 何か極端な例えですが、ポケモンGOのようですね。レシートを手にホームタウンの街中を巡るって、人と町を元気にする立派な町おこしです。ポケモンGOの影響で、ひきこもり対策になるとか、自殺者減少に貢献しているとか、徐々に重要な公共財になるつつあります。同じように山雅さんもそうなっていっているのでしょうか。どうりで自治体から出資が出る訳だと。各地でホームタウンミーティングも頻繁にされているし、益々根づいていますね。こちらは絶対に100年続くでしょう。これからも地方クラブの模範生として活躍して欲しいです。こういう面を観ても、J1にふさわしいクラブとも思っています。
J2松本公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/archives/73773
J2松本関連:242322
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Jリーグの話題117

2016-09-09 00:01:26 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日の余韻がまだまだ残っていて、仕事で疲れても「まぁ、2ステージ制消えるし」と元気が出てきます。思うに、たかが大会形式の変更なのに、なぜここまで我が事のように喜怒哀楽が出るのか。偉そうな話で本当に申し訳ないのですが、見えてしまうからです。正しい方向から脱線すると転落の道しか見えないからです。もちろん、普段はそんなものは見えません。でも、10年ブログを通してリスペクトしていると、情報の節々やリーグやクラブのやっている事の中で、「これはあかんで」という感覚が本能のようににじみ出てくるのです。無論、見誤りもたくさんありますが、半分以上は予想どおりになっていると個人的には思っています。妄想かもしれませんが。今朝の山陽新聞や日経新聞など、多くの新聞に記事が出ていましたね。
             
 3年前に初めて2ステージ制構想が出てきた時に、すぐにこれはいかんと思いました。Jリーグは23年の歴史の中で、切磋琢磨して今の形ができあがりました。当初は延長戦とVゴール、企業名が入ったチーム名など、時代から削除を選択されたものがありました。その負の過程の中に、2ステージ制もあったと思います。それが復活って、と目と耳を疑いました。時代に逆行してはいけません。サッカー、スポーツは絶えず進化していかねばなりません。一度昔に却下された制度の復活は退化そのものです。詳しくは下のリンクをお読みください。この話題は今日は無いと思っていましたが、以下の報道でもう1回書く気になりました。以下、抜粋して紹介。

【Jリーグの1ステージ制への再変更検討に賛否両論:東スポWeb】
 Jリーグが1ステージ制への再変更を検討し始めたことに賛否両論。昨季から2ステージ制を導入したが、当初からサポーターやクラブを中心に反対意見が根強かったことに加え、英パフォームグループとの大型契約で、来季から再び1ステージ制に戻す機運が向上。
 Jリーグの原副理事長は、「決まっているものは何もない」としたうえで「議論はしている」とコメント。今後の理事会や実行委員会でクラブ側と議論を重ね、1ステージ制の是非や変更のタイミングについて詰めていく方針。
 ただ、1ステージ制への回帰は一筋縄ではいかない状況。原副理事長は「クラブの立場によって、いろんな意見がある。メリット、デメリットの話もしている」とコメント。2ステージ制を導入後は各ステージで盛り上がりのヤマ場ができ、観客動員数もアップし、サポーターから一定の理解を獲得。1ステージ制よりも収益が見込めるクラブもあり、クラブ側も一枚岩ではないと。
 また、CSに付いている支援企業との契約問題や、2ステージ制を支持するスポンサーの意向も無視できずに課題は山積み。来季からの変更となれば時間的な問題が迫っており、Jリーグは難しいかじ取りを迫られていると締めくくっています
東スポWeb該当ページ:http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/590647/

   
 目をとめたのが「サポーターから一定の理解を獲得」という部分。サポーターってどの層の事を言っているのでしょうか。生観戦もした事が無い、いわゆるライト層なのか、23年ずっとスタジアムのゴル裏に通い続けているコア層なのか。「一定の理解」とは何なのか。アンケートの一つも取っての発言なのかと。上左の写真を観てください。決して反対派集会ではありません。一試合の一観客です。人数は多いですが。この映っているサポーターの中に一定の理解をした人が何人いるのでしょうか。軽々しくそういう事を口にして欲しくないと個人的に思いました。
 当ブログではよく「数字はブーム」と口にします。いくら、その時に数字が多くても所詮は水物です。なでしこジャパンのW杯優勝した後の、INACの観客数もそう、日本代表の過去の試合でも空席が随分目立った試合もありました。なので、導入1年目でちょっと動員数が多くても、それはたった1年間の話。当ブログでも、1年目は珍しさでいくらか増える。2年目、3年目で飽きといびつさで観客数も離れていくのではないかと触れています。なので、成功を収めたような表現はどうかと思います。

 ただ、メリットとデメリットもあるし、スポンサーとの契約問題もあります。なので、当ブログでも2年で終わるという話は正直驚きました。早めだがいいのかなと。しかし、こういう報道が流れて、やっぱもう1年やりますとなったら、今年はともかく来年はどういう大会になるのか。意味も無くスカスカ状態の大会運営になるのは必至。結果的にどうなるかはわかりませんが、村井チェアマンは来季からの実施に向けて、最大限の努力をしてくださる事でしょう。
 「1ステージ制よりも収益が見込めるクラブもあり」というのもありましたが、どこを向いて運営しているのか。東京五輪報道で「選手ファースト」という言葉がありましたが、「利益ファースト」でうまくいくわけがありません。当ブログで記事を書いていても、具体的には伏せますが、「利益ファースト」「自分達ファースト」と思えるようなシーンも少なくありません。
 大会方式という巨大なものを変える訳ですから、課題も山積みだし、かじ取りが難しいのは当たり前。でも、それをやり遂げるのがプロの仕事ではないでしょうか。結果はどうなろうが、村井チェアマンの仕事さばきを見守りたいと思います。関係ないですが、Jリーグ絡みで先日もう一つニュースが流れました。以下、抜粋して紹介。

【Jがスポーツクラブ経営者育てる 年内にも法人化へ:日刊スポーツ】
 Jリーグが、スポーツクラブ経営者育成の一般社団法人を立ち上げる事が判明。サッカーにとどまらず、各競技団体とも協力し、年内の法人化を目指す。経営のプロを育てるプロジェクトで、Jリーグの中西常務理事が初代理事長に就任。J関係者は「日本のスポーツ全般を盛り上げる役目をJが担うことができれば」とコメント。
 Jリーグは、'93年に開幕し、華々しいスタートダッシュには成功したが、その後は入場者が減少。メインスポンサーの離脱などで多数のクラブが経営難に陥り、消滅するクラブもあったが、現在は、大型放送権契約を結ぶなど安定期に入っており、今後は20年以上蓄積した経験を他の競技にも提供。
 スポーツ関連産業は現在5兆円といわれており、東京五輪等もあり、10年後には約3倍に膨れ上がる見込み。9月にはBリーグが開幕し、今後、他の競技も実業団リーグからプロ化が進む可能性が高い。Jリーグはそこに目を付け、日本のスポーツ全般をリードするつもりで、実績を積み、将来的には公益法人にする計画。
日刊スポーツ該当ページ:http://www.nikkansports.com/soccer/news/1700872.html

 これは「かつてのJリーグ百年構想」につながる考え方だと思います。Bリーグに川淵チェアマンなど、いくつかのJリーグ関係者がかかわったように、他のスポーツにも関わっていきたいという事なのでしょう。素晴らしい事だと思います。そのプロジェクトに中西常務理事が就かれるそうですが、これくらい素晴らしく大きなプロジェクトを、Jリーグとの掛け持ちはもったいないと思います。専任で行かれてもいいのではないでしょうか。そういえば、昨日の記事の画像の中にお名前をお見かけた事だし・・・ もちろん、当ブログは岡山県の片田舎の一個人ブログなので、それ以上は何も語る筋合いではありませんが。
Jリーグ組織問題関連(2ステージ制関係):42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 3130 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 2221 /
Jリーグ組織問題関連 (その他):37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / 20 /

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Jリーグの話題116

2016-09-08 00:01:08 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 もう10年(毎日更新)ブログを書いていますが、今日ほどうれしい日はありません(正確には昨秋にもそれに近い日がありましたが)。思わずガッツポーズを取りました。当ブログで長い間訴え続けてきた天下の悪法「2ステージ制」の廃止が実現するという報道が流れたのです。結局は「失われた2年」であり、やはり「2ステージ制騒動」に終わりました。おかしな価値観では100年続かないとかよく書きますが、本件は2年で終わりました。各社の報道を順番に抜粋して紹介していきます。
   
【Jリーグ、来季から1S制に…わずか2季で逆戻り 10年2,100億円の放映権締結で:スポーツ報知】
 Jリーグが来季からJ1を1ステージ制に戻す方針。昨季から2S制に変更し、CSの実施でリーグの活性化や増収を狙ったが、来季から英国のパフォーム・グループと10年間で約2,100億円の放映権契約を締結。優勝賞金が15億円以上になる事など大幅な収入増が見込めることから、現行方式の分かりづらさを考慮して1S制へ回帰。
 リーグ関係者によると来季から現行の2S制をやめ、1S制に回帰する方向で最終調整に入っていることが判明。各クラブにも伝えられた模様で、早ければ今月末にも正式決定。

 年間2度の優勝争いやCSを創設したことで地上波放送が増加するなどメディアの露出がアップし、収入を増加するのが狙い。風向きが変わったのは今年7月。来季以降の放映権についてパフォームとの大型契約が成立し、大幅な増収の見込み。現在の方式ではすべて頂点に立っても賞金は最大で2億8,000万円だが、来季は5倍以上となる15億円を超す優勝賞金が検討。さらに各クラブの配分金も増加。
 現在の2S制についてはサポーターや関係者から方式の複雑さなどが指摘されていたことに加え、選手サイドからも反対の声が多く上がっていたことを考慮。収入アップを狙った現行方式のメリットが薄れたことから、わずか2年で1S制への回帰を選択。
 一方で課題も存在。スポンサーやCSを放送するテレビ局とは、すでに4年契約を結んでおり、半分での契約の打ち切り。補償問題などについては今後話し合っていくことになり、曖昧な部分も存在。
スポーツ報知該当ページ:http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160907-OHT1T50048.html
   
【J逆戻り来季から1ステージ制、外国人枠も拡大へ:日刊スポーツ】
 Jリーグ実行委員会が6日開催され、来季から1ステージ制に再移行する案を確認。英パフォーム・グループとの大型放送権料契約を結んだことで財源を確保。順位決定法や過密日程で不満の声が上がっていた2S制にこだわる必要がなくなり、外国人枠の拡大も議論。
 J1からJ3の全クラブの社長らが集まった会議で来季の日程案を協議し、大枠が決定。最大の案件は1S制の復活。複数の出席者によると、’14年までの年間34試合を戦う制度への再移行プランが確定。
 2S制には、サポーターやクラブから不満の声が上がり、昨季は年間勝ち点1位の広島が年間王者になれない可能性があり、最終節とACL決勝の日程重複問題も。過密日程も課題で、今季は史上初の2月開幕に踏み切り、第1S最終節と第2S開幕戦のインターバルが1週間しかない日程を組む状態。

 しかし来季から、パフォーム・グループとの大型契約で財務状態が上向き、世界の流れからも逆行していたが、財源確保の見通しが立ったことで復活。実行委員会では、外国人枠の拡大も議論。現在は外国籍選手を1クラブ3人まで登録でき、さらにアジア枠、タイなど8カ国のJ提携国枠(タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、イラン、マレーシア)、アマチュア枠、20歳以下のC契約枠の中から2人が登録可能で最大5人の起用が可能。この日は「日本人を15人以上の保有で、それ以外の全選手が外国籍選手でもOK」という「たたき台」が示され、枠を広げることで議論が進行。
 外国人枠がない英プレミアリーグなどを参考に、何人まで日本人を減らし、外国人枠を増やすか、人数について今後調整。国内組の出場機会を一定程度は確保することが課題になるが、Jリーグでも外国人との対戦経験を増やすことで成長と日本代表強化を図る狙い。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/soccer/news/1706160.html
   
 という内容でした。気になるのが2ステージ制は4年契約だったのですね。当ブログでは5年かと思っていました。なので、「失われ」るのは3~5年と思っていましたが、補償対応するんですね。そこまでファン・サポーターの事を思っていただいてありがとうと、お礼を言いたいです。
 「パフォームと契約できたから」「ラッキーだったんだよ」という声もあるかもしれませんが、当ブログは村井さんがチェアマンに就任してから一連の流れ、ドラマが進み、その完結だったと認識しています。もし、他のチェアマンだったら、早くて’19年からだったでしょう。それくらい村井さんはトップダウンで、上手く事を乗り切ってくれました。
 村井さんの言動やコメントに今まで可能性を認識していました。勝手な想像ですが、昨季浦和さんが前期優勝して、前期優勝トロフィーを渡した時に、浦和サポから大ブーイングを受けた時に、「早く戻さなければ」と実感したのでは。元熱狂的浦和サポとして。
 当ブログでは、2ステージ制の話題が初めて登場したのが2013年5月のこの記事(今までのものは下のリンクを)。それから3年間、ブログで戦ってきたつもりです。すぐにこの日が来る事を信じていました。同じく最前線で戦ってこられた各サポーターの皆さん、おめでとうございます。

 取り越し苦労かもしれませんが、今後心配される事はパフォームとの契約が切れる10年後です。どうなるのか。東京五輪も終わっています。その時に契約更新する気になってくれるかです。更新してもらうために、この10年が勝負です。JリーグがCSを放送するテレビ局等に違約金を払うように、パフォームが東京五輪が終わった5年後に違約金を払ってくるかもしれません。そうならないように、この10年、いや5年でJリーグの付加価値を高めなければなりません。長くは語りませんが、相当の努力が要ります。
 あと、村井チェアマン、サポーターと対話されてはいかがでしょうか。2ステージ制が消滅すれば受けてくれると思います。Jリーグ版サポカンですね。と、責任問題は出てこないのでしょうか? 反対サポから具体的な固有名詞も出ていたようですが。きっと村井チェアマンがこのブログを読んでくださっていると(勝手に)信じて書きました。今日はこの辺で。いい日でした。
Jリーグ組織問題関連(2ステージ制関係):41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 3130 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 2221 /
Jリーグ組織問題関連 (その他):37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / 20 /

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日本代表のこと・・・352

2016-09-07 00:01:52 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 タイ戦が来てしまいました。ひょっとしたら今日の結果で日本のサッカー界が大きく変わるかもしれません。正直、個人的には3-0がノルマ。ドローももちろん負けでもハリル監督は解任すべきと思っています。2-1でもダメです。格下チームであるタイに1失点でも、将来を見据えるとよくありません。タイのアウェーといえば、悪夢が蘇ってきました。J1柏が初めて参戦した'12年のアウェーのブリーラム戦。灼熱地獄とタイの独特の応援リズムで完全に調子を崩され完敗しました。今日も生書き込み。
 過去、タイとの対戦は20試合で14勝4分2敗という戦績。負けは'84年の五輪予選と'97年の国際親善試合のみ。ここ最近は快勝しています。FIFAランキングは日本の49位に対して、タイは120位ですが、ワールドカップアジア2次予選でイラクを抑えて堂々の首位通過です。
 先発が発表されました。先発を替えてきました。まずはボランチ。長谷部の相棒は山口。J2代表です。清武と岡崎に替えて、浅野と原口が入ってきました。柏木の姿は無し。途中から出てくるのか。
   
 スタジアムが真っ青に染まっているので、あれっと思いましたが、どうやらタイ代表のカラーだそうです。この時間でも気温は30度以上。湿度は70%。やっぱ暑いです。日本コールよく聞こえます。雨降ってます。蒸し暑くなりそうですね。キックオフ。今日の主審もいわくつきのイラン人の審判団。AFCは本当に中東に牛耳られているのではないか思わせる運営です。PKをよく取るタイプで、'11年のアジア杯でのシリア戦で、PKの誤審をしています。要注意です。
 今日は時差ボケも疲労も無く、言い訳できません。ワンタッチ、ツータッチのプレーが多いですね。これをプレーの早さというのか。酒井高選手は左右両サイドでプレーできるそうです。前半18分、右サイドのやってやれ酒井からの高速クロスから、原口がヘッドで流し込みました。日本ゴォール!!! 原口ゴール!★ 1-0。でもここまでは、UAE戦と同じ展開。

 浅野が左サイドから、中央にグラウンダーのクロスを入れましたが、本田は空振り。タイもプレーが上手いです。様々な公式戦で観てきた、かつてのイメージとは違います。やはり、横パスを奪われました。ひやっとしましたが守れました。「横パスを奪える」というのはあいことばになっているかも。森重が空気圧を指摘すると、イエローをもらいました。噂通りの曲者審判です。今日はやってやれ酒井の高速クロスが光っています。
 タイが後から来たのに、日本のファウルを取られました。やはり中東の笛か。香川のトラップミス。相手GKもスーパーセーブを見せてくれます。ここで前半終了。
   
 後半スタート。交代は無し。今日のタイは積極的に前に出てくるから、スペースができていいです。これがガチガチに守られたらいけません。「ONE ASIA ● ONE GOAL」のピッチボードが気になります。調べてみると、どうやらAFCのキャッチフレーズのようです。何度もシュートを放つが、入りません。ちょっと弱いボールかな。
 本田のセンタリングがありますが、合わず。披露から精度を落としたか。香川がGKと1対1になるが、真正面。どうしてちょっとコースをずらさないのか。タイも疲れてきたのか、徐々にスペースが生まれてきました。立て続けにシュートを打つが、枠内に収まりません。いつもの悪い日本の姿。

 うとうとしていて、気が付いたら追加点が入っていました。抜けた浅野が決めました。日本ゴォール!!! 浅野ゴール!★ 2-0。ジャガーポーズ登場。これでちょっと落ち着きました。後半もボールを奪われます。ここで浅野に替わって武藤投入。そして、本田に替わって小林投入。バニシングスプレー、久しぶりに観ました。おっと、ここでタイにレッドカードが出されました。ここで、原口に替わって宇佐美投入。
 雨でどの選手のユニフォームもびしょびしょですね。ここでホイッスル。2-0の勝利です。たくさんのシュートを打ちながらの2-0。当ブログでは及第点まで達しなかった結果。さて、国内マスコミはどう報じるのか。

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2016-09-06 00:01:54 | ファジアーノ岡山

 イベント参加レポです。
 昨日、イオンモール岡山で開催された、ファジのトークショーに参加してきました。地元・J2岡山でのこういう一事業を紹介するのは普段はめったに無い事なので、地元クラブを紹介できるのはちょっとうれしいですね。個人的にはもっと紹介したいところなのですが・・・ 今回、移動の途中にイオン岡山に立ち寄りました。前は3×3バスケの試合で来たかな。正面中央にステージがあり、イスが2つ置いてありました。
    
 程よい混み具合で、最初の立ち位置をキープした後に、周りを見渡す。やはり知った顔は見当たらず。家族連れとか若い人が多いと思って来ましたが、比較的年配の方もおられました。向こう側に浦和サポのつかっち氏を発見。ステージのすぐ脇で目がギラギラしていました(笑)。
 MCはダイナさん。「ドリーム・トゥ・チルドレン・・・」といういつもCスタでのアナウンスのまま登場。いわゆる生MC状態で。わっと拍手と歓声が沸くと、やはりこの場もライト層ではなく、いつもCスタに来ているファン・サポーターばかりなんだと実感。
 このトークショーの映像はイオン岡山のあちこちのモニターに映し出されていました。途中移動していた時も、ライト層と思える若い女性来店客が「これって誰?」「イケメンかも」とか言っているのが聞こえました。が、会場までは足を運んでいなかったんでしょうね。
     
 その後に豊川選手登場。エスカレーター横には「Jリーガー」と大きく書いてあるだけなので、「有名なJリーガーが来るのかな」と思って待っていた人もいたのかもしれませんが、まぁそれは少数か。豊川選手には悪いのですが、これがもし矢島選手だったら、U-23チームの事や、リオ五輪の報告、得点シーンの解説など、もっと盛り上がった事でしょう。ただ、豊川選手もいいキャラなので、全然役は収まっていました。
 まずはダイナさんと、いろいろと語り合っていました。得点を挙げた天皇杯札幌戦の事。次回のJ1鹿島との試合になった事など。豊川選手も燃えているでしょう。ジャイアントキリングやって欲しいですね。
   
 すいません、写真撮影であちこち移動していたもので、全体的にはどんな会話だったのかよく覚えておりません。トークショーの後はじゃんけんゲームです。これは盛り上がりますね。いつも思いますが、絞り込んでいくのが難しいですね。その後は、3人限定で質問コーナーです。マニアックな内容から、素朴なものまで出ていました。その後、いったん休憩に入りました。ここで一気に来場客が減り、イスに座る事ができました。つかっち氏がまーさんから黄色いノエスタの試合に誘われていると言っていました。
   
 この日は、フロント社員が3人ほど来てたかな。ファジ丸も来ていました。本当にこういう場所に似合う存在です。そして、先着の整理券を持った人対象にサイン会です。1人ずつステージに上がってサインをしてもらっていました。ここで、この光景が続き、MCから「ここで時間が来ました」とストップが入り、豊川選手が手を振りながら去っていく光景が想像できたので、次の所用もあったので、会場を失礼させていただきました。
   
 開始早々に、ダイナさんが今回のトークショーについて説明されていました。クラブが率先してこういうファンサービスをされたのかと思っていましたが、イオングループがJリーグのスポンサーになって、全国的な展開をしている中の一つのようです。帰って、その件について調べてみると、イオングループの公式HPに出てきました。以下、抜粋して紹介。

【Jリーグ×AEON始動 イオンがJリーグとトップパートナー契約締結】
 Jリーグとイオンで地域を元気に。イオンは、小売企業グループとして初めてJリーグとのトップパートナー契約を締結。今回のトップパートナー契約締結は、Jリーグの「地域に根ざしたスポーツクラブ」を核としたスポーツ文化の振興活動が、地域に根ざし地域社会に貢献するというイオンの基本理念と合致することから実施するもの。今後双方の有する様々資産を有効に活用して地域を元気にしていく。
 今回のトップパートナー契約により、全国のイオングループ店舗において、Jリーグ各クラブの試合をショッピングセンターで観戦するパブリックビューイングやサッカー教室、選手と地域住民とのふれあいイベントなどサッカーを核に地域を盛り上げる取り組みをJリーグとともに推進。
 また、5月下旬から一部クラブで発行をスタートした、クラブのオリジナルデザインで、サポーターの想いをクラブに届ける地域ポイントカードの機能を併せ持つ「サッカー大好きWAON」の取り組みも、各クラブと連携して拡大していく予定。
イオングループ公式HP該当ページ:http://www.aeon.info/news/2015_1/pdf/150708R_1.pdf
   
 イオングループのHPを観ていると、Jクラブオリジナルデザインの電子マネー「サッカー大好きWAON(ワオン)」を発行していっています。サポーターがホームスタジアムの売店やホームタウンの加盟店で使うと、クラブが地域で取り組むスポーツ振興や環境保全などに役立てられる「大好きポイント」をためることができるとか。今までJ1では浦和、仙台、湘南、鹿島、福岡、J2では長崎、山口、横浜C、讃岐、愛媛、東京V、松本で販売が始まっています。他にも各ホームスタジアムで缶バッジや選手のサイン入りサッカーグッズが当たる抽選応募券付き限定版を発売後、地元イオン店舗で販売していくとか。
WAON公式HP該当ページ:http://www.waon.net/special/soccer/info/

 そのうち、岡山でも 「大好きファジアーノ岡山 WAON」カードが登場し、Cスタで抽選券付きカードがイオン岡山や倉敷で販売されていくのではないでしょうか。あと、イオンの発表ですが、「地域に根差した」「地域社会に貢献」という、岡山では普段余り聴き慣れない言葉が並んでいる事に、大きな期待です。イオンでPVを行うと書いていますが、そういえば、数年前には年に1回くらいイオン倉敷でPVやっていましたね。とにかくモニターの画像が今一つだなぁと思っていたら、いつの間にかやらなくなりました。今回のトークショーに行ってみると、頭上に大きくきれいなモニターもあるし、ここでPVやればいいのにと、実はこの日思っていました。ぜひやって欲しいですね。来年からスカパー!からDAZNに管轄が替わるので、規制も変わってきてPVができる回数も増えるかもしれませんね。
 あと、「選手と地域住民とのふれあいイベント」も期待したいですね。今回のもその一貫でしょうか。J2岡山は珍しく貢献活動など、せっかく素晴らしい活動を行っても、継続事業に至らず単発事業に終わってしまう事が過去から続いています(行政主導の「夢チケット」は別)。例えば、去年実施したこの事業はもうやらないのでしょうか。今回のトークショーなどの選手による地域貢献活動も、ぜひ継続事業になって欲しいですね。「秋のイオンでの選手と交流イベント、もう何年やってんだろ。長いよなぁ」と言われるくらいの存在になって欲しいものです。鈴木GM効果による意識の変革を個人的に期待しています。
 ちなみに、いつも一般の方が映っている画像は、1人1人顔をモザイクでボカしていく作業をしてから貼っていますが、今回はとにかく大人数だったので、作業が大変でした(苦笑)。

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岡山シーガルズ67

2016-09-05 00:01:52 | 岡山シーガルズ

 イベント参加レポです。
 昨日、笠岡総合運動公園で開催された、岡山シーガルズのファン感謝会に参加してきました。午前の部がファンクラブ(応援する会)会員対象、午後の青白戦(一般入場可)で、入会していない人も対象だったので、少しは知った顔がいるかと思いましたが、行ってみるとissanくらいでした。体育館に向けて歩いて行っていると、向こうから笠岡ゆるキャラの「カブニくん」(下左写真)がやってきました。何と、すれ違う来場者に「いらっしゃい!」とか明るく声をかけている。何と笠岡のゆるきゃらは、ふなっしーと同じしゃべるゆるキャラなんだと感心。すれ違いざまに「〇〇さん、久しぶり!」と言われてビックリ(笑)。思わず「誰なんですか?」と口にしてしまうが、子ども達の夢を壊したくないので話はここまで。どことなしに笠岡市役所のM課長補佐に声が似ているが、まあいいや。
   
 体育館に到着。整理券をもらって入場。すでに大勢の来場者。今回も配布物多いです。インスタントラーメン、飲料ドリンク、小物入れ、パンフ、宮下選手のクリアファイル、そしスポンサー提供?のククレイジングクリーム(苦笑)。
 ステージ前に座り位置をキープして、開会を待つ。横では若手選手達がネット等会場設営でしていて、それをギャラリーが取り巻く。時間が来て、選手、監督が入場してきました。
   
 まずは河本監督の挨拶。続いて、来賓挨拶の後に山口主将と宮下選手からそれぞれリオ五輪の報告です。そして、その後は昨シーズン限りで現役引退した3選手(浅津、今野、香野)の引退セレモニーが行われました。花束と記念品を受け取り、それぞれ挨拶されていました。お疲れ様でした。
   
 そして、お待ちかねの選手と一体となる体験コーナーです。その前にみんなでストレッチです。すごい光景です。2面のコートで、選手が分かれてパスやアタックをやります。選手とマンツーマンでプレーを共有できるので、お宝体験です。当方も昨年、宮下選手がやっているのを横で目にして絶対に来年はやるぞと思っていました。でも・・・宮下選手は今回、子どものみのサービスでした。やはり偏っちゃうからね。
 issanと「やりたいけど、スリッパなんですよねぇ」と話をしていたら、向こうから視線を感じる。何と河本監督がこっちを向いているのです。issanと馴染みだからでしょうが、会話も聞かれた様子。「スリッパでもできない事はないが、ソックスでされたらどうですか」と声をかけていただきました。気さくな方だと。
     
 という事で、当ブログイチオシの吉田選手も考えましたが、やはり最近注目している元全日本の丸山(亜)選手(右上写真真ん中)です。リベロなので身長も低く、和風なルックスなので、そこら辺で歩いている可愛い女の子というイメージ。実物も全く同じイメージで、ファンになりました(笑)。上手くレシーブできました。ちょっと大きくなりましたが。その後は輪になって、レシーブをパスしながら続けていく練習をしました。皆さん上手くて、選手がカウントして励まします。山口選手は去年と同じくスパイクコーナーでボール出し役でした。
   
 この日の案内で、「上履きを用意してください」とありましたが、そんな気の利いたものがなく、スリッパを持参。体験コーナーに参加する時は、スリッパを脱いでソックス姿でプレーしましたが、周りは9割以上が「上履き」。きれいなスニーカーもたくさん履かれていました。そうかと。ボール拾いも面白かったですね。ボール拾いという楽しみ方もありますね。ただ、その時に足を滑らせて転んでしまい、その後の体験コーナー参加は断念。よし、来年はちゃんと上履きを履いて参加するぞと。体験コーナーも中には選手のスパイクを受ける場所もあって、中身の濃い内容でしたね。ふと、ファジのファン感もこういう、ふれあい感の高いのをやればいいのにと思ってしまう。(参加人数が違いますが)
   
 そして、再び監督と全選手がステージに上がって、今度はトークショーです。河本監督がマイク片手にMCになって、選手をいじっていきます。2年目の選手達を一番いじっていましたね。宴会部長の選手に、モノマネをやらせていたり。選手の素顔がちょっと出るので面白かったです。どの選手もよそ行きのコメントを出し、「それじゃふつうのコメント。もっと面白い事言って」と監督がつついて、選手を困らせるパターンでした。マイクを持ったら、本当に河本監督は生き生きしますね。あと、岡山シーガルズジュニア(U-14)は去年全国制覇しているのですね。できてからまだ年数が短いのではないでしょうか。すごいです。
     
 その後はサイン会です。全選手が横に一列に並んで浩瀚な眺めです。フェアでいいですね。でも、両端のリオ組にどうしても長い列ができてしまうが、他の選手のところへ行けばすぐにサインをもらえるので、バランスがいい。当方もますは丸山選手の列に並びました。まずは写真、サインをしてもらって、最後に握手というパターンでお願いしました。何とピースサインをやってくれました。やはりいい人だと。まだ時間があったので、宮下選手のライバルで、当ブログで紹介した事のある親しみやすいルックスの宇賀神選手、そして同じく全日本に選出された事のある川島(亜)選手にももらいました。
 制限時間が来ると、リオ組はサインカードの配布のみになり、去年は宮下選手のカードを貰えたので、山口選手の列に並ぼうとするがアウトでした。山口選手は、まだ新人だった頃にサイン会でサインしてもらった事があります。こちらの記事をどうぞ。ユメ選手若いです。
     
 その後13時から15時まで、昼休みです。笠岡グルメが揃ったテント村がありました。卵もの(オレンジ色でしたね)が多かったですね。こういう時間配分はいいと思います。昼食を買う場合は、テント村に行くしかないので。ヨーグルトの試食も良かったです。
 15時の少し前に入口前に待機列ができ始めました。整理券番号を50番ごとに区切って並んでいますが、ゲートオープン時に番号順に入場できるのでフェアですね。これは何となく何かの参考になった気がします。
   
 入場しました。またしても、コートのすぐ横に座りました。2列目の砂かぶり席状態です。今回もボールが出るのを止めるフェンスを余り置いていないので、練習時もガンガン客席に入ってくる。ボールが顔に当たった人もいましたが、うれしそうに笑っていました。痛さも思い出なのでしょう。安全のためにフェンスで囲いまくるという価値観はここにはありません。日立台と同じ価値観だなと。練習場をネットで囲ったところも、取っ払えばいいのにと思ってみたり。何と目の前にベンチがあります。タオルを置きに来る選手が目の前に来ます。砂をかぶり過ぎです(笑)。表情も会話もよく体験でき、満喫できました。丸山選手もボールを拾いに行く時に、丁寧にお礼を言われていて、これまた好印象です。今日は「丸山デー」だったなと。
   
 そして青白戦です。山口主将は青組の監督で出場していません。いつものように河本監督がMCで盛り上げます。2年生の選手をやたらと持ち上げます。これも選手掌握の作戦なのかな。青組には宮下、丸山、川島などやや選手層が厚かったです。選手一人一人のプレーを、改めて目の前で堪能できました。リベロの丸山選手もさすが全日本組という見事なプレーでした。宮下選手もさすがという上手さでしたね。
 この後すぐ所用があったため、試合終了直前に失礼させてもらいました。2号線へ入る一本道が込むためです。たぶん、最後は選手が一列になって、ハイタッチでお見送りをしていたと思いますが、それができなかった事が唯一の心残りでした。楽しかったです。今朝の山陽新聞朝刊にもレポート記事が掲載されていました。約800人来場したとか。お疲れ様でした。 

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日本代表のこと・・・351

2016-09-04 00:23:53 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 ハリルジャパンUAE戦検証後編です。続々とマスコミから批判記事が出ています。次のタイ戦に負けたら監督更迭で、次期監督候補の名前も挙がっていました。頼むから岡田監督は勘弁して欲しいです。「純粋」じゃない部分で当ブログがネガティブになるタイプ。ビデオ判定の記事もいろいろ出ていました。それはまた後日。まずは、当ブログなりの今回の敗因を3つ挙げてみました。決して今回の最終予選ではなく、あくまでUAE戦から見える状況論です。あくまで参考に。
        
①監督の資質
 代表選手を集めて、先発をチョイスし、交代選手をチョイスして勝つのが仕事。チョイスに失敗しては適任とは言えないかもしれません。ハリル監督は一定の代表監督経験がありますが、それは過去の事。日本協会の環境に合うかどうかですが、今のところは合っているとは言えません。欧州組も多くがレギュラーではなく試合勘が少ない。国内組には最近下から突き上げる元気のいい若手が育っていない、そういう環境。しかもJリーグは2ステージ制のために目先の勝利に走る状況で、日本人選手が育たず、しかも超過密日程。こういう最悪の状況で結果を求められるのが、ある意味気の毒かもしれません。
②育成できていない代表選手
 年代別の大会で日本は最近世界大会に出れていません。リオ五輪の惨敗の原因の一つが国際経験の乏しさと言われています。ユースとU-23の間の選手層の実戦経験の少なさを長年問われ、Jリーグもいろいろ取り組んできましたが、実を結んでいません。「分母が広がっていない」「他に選ぶ選手がいなかった」という監督のセリフはまさにこの事を象徴しています。欧州組も次々出ているしと楽観論で今まできたのが遠因でしょう。
③日本協会の支援体制の脆弱さ
 Jリーグもそうですが、ここ最近は特に利益主義に走っています。理想は海外アウェー戦をこなす事なのに、強化試合は国内ばかり。アウェーでは利益が生まれませんから。いろいろ報道で観ましたが、スポンサーに気を使って勝ち試合ばかり念頭に置き、弱い相手ばかり呼んでくるとか、中には特定の選手を出場させて欲しいという、スポンサーの要望を聞いていたというものもありました。
 今回も、ハリル監督のコメントで、審判の情報が入ってこなかったのは問題としています。今やAFCは中東勢力の力が強いそうですが、その中東の力が発揮されて、UAE戦の主審になってしまったのかもしれません。何でも次のタイ戦も中東国で過去に誤審騒動を起こした人とか。もはやアジアの中では日本協会は力を全然持っていないのではないですか。その影響がUAE戦に出てしまったのかも。
 いろいろ読んでいたら、セルジオさんがいいコラムを出されていました。まさにその通りという内容ばかりでした。まずは日刊スポーツのコラムから。以下、抜粋して紹介。

【時差対策いらない J組もっと招集を:日刊スポーツ「ちゃんとサッカーしなさい」】
 日本は自分たちが思い描く戦いができない時に焦りすぎ。ハリル監督からしてそう。金崎を態度が悪いといって代表に選ばなかったのに、試合の最高責任者である主審に文句ばかり言っている。長谷部もプレーが切れるたびにブツブツとみっともなかった。
 UAEは中国で直前合宿を行い、時差ボケを解消。一方、日本は海外組が合流したばかりでコンディションは完全に向こうの方が上。本田は後半は足が止まっており、あれでは自分たちが思うような試合展開にはならない。
 今回のようなホーム戦では、時差調整の必要のないJリーグ組をもっと招集すべき。選手同士、なあなあでやっているのも気になる。仲良しクラブじゃない。厳しい戦いの中では仲間で問題点を指摘し合うことが大事。他の選手にもものが言える存在が必要。監督が怒っているうちの1割くらいでも仲間同士で言い合えれば、もっと意思疎通ができるはず。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/soccer/column/sergio/news/1703674.html

【6日のタイ戦、勝てなかったら監督解任。誤審騒動で問題をすり替えるな:サッカーダイジェスト】
 2次予選は何となかったが、もはや誤魔化しは効かない。W杯最終予選で日本はUAEにホームで敗れる最悪のスタートを切った。怪我人が相次ぐ中でいくつかの試みがされた結果、日本の選手層が薄くなってきていることを証明したような内容。
 残念だったのは、何としても勝ってやろうという意気込みが、UAEの方が強く感じられた事。日本協会のサポート態勢もお粗末だったと言わざるを得ない。明らかに準備不足。相手は国を挙げて、長期合宿をしてきたが、日本協会からは全くと言っていいほど、危機感が感じられず何とかなるだろう」という空気。
 加えてコンディションの問題はあったとしても、アジア杯でUAEに負けた時よりも内容が酷かったことも気になった。ブラジルW杯で惨敗した後、日本の立ち位置を知るためのチームとの対戦が、全くと言っていいほど組まれず。だから、どれぐらい成長しているのか、それとも伸びていないのか、ずっと五里霧中のまま。周りのコンディションが酷過ぎて、代表デビューの大島も気の毒だったが、一番歯痒かったのは中村憲剛だったかもしれない。ハリル監督は何のために、暗に彼をバックアップメンバーにしたのか。オーバーエイジのバックアップ? もう、リオ五輪は終わっている。欧州組の選手は後半明らかにバテており、時差ボケの影響が如実に出ていた。前半は先制できたけど、徐々にプレー精度が落ちていった。「不動組」も年齢を重ねてきていて、いつまでも同じようなプレーはできなくなってきている。
 
 はっきりと分かったのは、コンディションが悪ければ、「良い時の欧州組」ではないという事。どのようにして、少しでもベストの100%に近いコンディションでプレーさせるかを考えないといけない。「不動組」は伸び幅は期待できないため、80~90%のパフォーマンスができればいい。 
 ハリル監督は判定に不満を漏らしていたが、試合後、かなり精神的にダメージを受けていた印象。まず目の前の戦いに勝たなければいけない。ハリル監督はちょっと図に乗り過ぎた。次のタイ戦、勝てなかったら監督を解任すべきであり、万が一負ければ、その時点で、ロシア行きの可能性は潰えてしまうと言っても過言ではない。

 この1敗は、日本協会の責任。危機が訪れているのに、組織として鈍感になっているというシリアスな「警告」。もちろん今日も6人の交代枠があれば、勝てたかもしれないが、日本は3人交代の試合だと、そんなに勝っていない。追い込まれると、急に尻すぼみになる傾向。
 チーム全体に厳しさが足りない。ハリルが怒っても、選手同士で状況を改善しようとぶつかり合わない。個々で頑張ろうとしているが、サッカーは11人の力で競うもの。なぜか士気が高まらないので、こういう時こそ自滅するもの。監督も選手も精神的な準備ができていなかった印象。
 
 気になるのは、選手よりも指揮官のコンディション。マスコミの批判が続くのにハリル監督は立ち直れるのか。試合後の顔面蒼白の危機的な表情を見たら、精神的に大丈夫なのか心配。この1敗は日本協会の責任問題に関わってくるが、リオ五輪のグループリーグ敗退の責任は誰がとったのか。日本協会は、手倉森ジャパンは良くやったと称えているが、結果を残せなかったのに反省せず。危機が訪れているので、何かを変化させたり、刺激を与えないといけない。組織として、鈍感になってきており、そんな現状がこの試合に象徴。
 強豪国と一度も試合をしていないから、錯覚を続けてきた。この事態は、起こるべくして起きている。かなりシリアスな「警告」だと受け止めるべき。若手の突き上げは喫緊のテーマ。負けたからこそ、反省もできる。やるべき事を見つめ直して再スタートすれば、まだ間に合う。

 今回、ホームで勝たなくてはいけなかった相手に負けてしまった事は、後々影響が出てくるはず。最終予選のラストに控えているのは、中東勢とオーストラリアとの3連戦で嫌な宿題。具体的に、今回の取りこぼしを補うためには、初戦をしっかり勝ったオーストラリア、サウジアラビアに必ず勝つ事。しかも、さらに1年、選手は今から一つ年を取るので、若手の突き上げは喫緊のテーマ。
 それでも今回、負け試合で反省できるというのは、むしろ良い薬。やるべき事をしっかり見つめ直して再スタートすれば、まだ間に合う。手遅れにはならないはず。そのためには、「不動」組を多く作らない事。誤審は小さな事で、問題をすり替えてはいけない。日本はもうアジアの横綱ではないと再認識させられた1敗。今回の最終予選はシビアに、それでいて一丸となって力を合わせて立ち向かっていかないと、日本のサッカー界は本当に取り返しの付かない事態に陥りかねないと締めくくっています。
サッカーダイジェスト該当ページ:
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=18602

 一個人の戯言と聞き流して欲しいですが、2011年のJ1柏が優勝したネル監督のようにやったらいいのにと思います。つまり、直前練習の調子で先発を決めるというもの。いくらACミランの10番を付けていても、英プレミア優勝チームに所属していても、前日練習で不調であれば先発に入れないというのはどうでしょうか。
 固定化したベテラン組というのは、そのままかつてのなでしこジャパンですね。かつて女子W杯で優勝し、ロンドン五輪で銀メダルを獲ったチームが、どうして?なぜ?と言われながら、リオ五輪で予選敗退しました。ひょっとしたらA代表も同じ道を歩んでいるのかもしれません。
 さて、あさってはもうタイ戦の日です。勝って当たり前。ドローではハリル監督の首筋が涼しくなり、負ければ翌日に解任論が出るでしょう。でも大丈夫でしょう。UAE戦から5日も立つので、時差ボケも長距離移動の披露も取れて、キレキレの動きでタイを粉砕してくれます。中東勢に牛耳られたAFCが決めたおかしな主審がまた笛を吹くようですが、そんな部分は気にならないくらいの快勝になると信じています。

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日本代表のこと・・・350

2016-09-03 00:44:19 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日の日本代表の惨敗ですが、やはりマスコミにガンガン批判コラムが出てきました。2回シリーズでリスペクトしながら今回のUAE戦を分析してみたいと思います。まずは前編。試合後の記者会見がありましたが、その中でいくつか引っかかる部分がありました。以下、抜粋して紹介。
   
【ハリル監督記者会見の中の気になる部分】
Q: ボールを速く動かすサッカーができなかった要因は何か? 選手のコンディションなのか、それとも判定によるものか?
ハ: 疲労は考えられる。そして何人かの選手は、(勝つための)プレーを実行するだけのフィジカルコンディションではなく、何人かの選手はほとんどプレーができなかった。なぜこの選手を選んでしまったのかと私も自分自身への疑問もある。ただ、その選手以外に良い選手がいなかった。代表監督は責任があり、相手の方がパフォーマンスが良かった。デュエルに勝てなかった。4回、5回のうち1回は勝つ必要があった。相手の方がしっかりオーガナイズされており、2~3人はハイレベルな選手をそろえていた。素晴らしい選手たちだったと思う。
 我々にとって、この試合は少し早すぎたのかもしれない。フィジカル的なレベルで言えば、引き分けくらいが妥当だったと思う。試合を負けたことは受け入れがたいが、これが現実。何人かの選手はこの試合で失敗したと思うし、恥ずかしさも出してしまった。勇気と勇敢さが足りていなかった。
Q: 左サイドの人選に迷ったと思うが、清武を起用した理由と結果について。
ハ: 清武は火曜日に到着したばかりで、50~60分が限界。宇佐美も長い間プレーしていなかった。武藤も考えたが、向こうでほとんど試合に出ていなかった。原口は中盤で考えていたが、今日はできることはやってくれたのではないか。清武にはプレースピード、背後(をとる)ランニングを要求したが、少し背中を向けてしまった状態でプレーしてしまっていた。
 我々のプレースピードが遅くなったことで香川を見つけることができず、守備からのパス回しもかなり遅くなった。バレるようなパスをし、パスを2~3回、連続してコントロールなしでつなげなかった。そういうプレーが続かないと、良いプレーができない。幾度かチャンスは作ったし、2点目はしっかりゴールに入ったと思ったが、審判は受け入れなかった。ラインをしっかり越えたように見えたが、このような判断になった。誰が笛を吹くのか、われわれの関係者も誰も把握していない体たらくだった。誰が笛を吹くのか、前もって知っておきたかった。
 我々はしっかり得点したが、それが受け入れられなかった。彼らはPKをもらい、我々もPKを吹いてもらえる状態だったのに認められなかった。そうしたジャッジは残念。普通はラインが超えたらゴールだと思う。
Q: 大島を送り出すにあたって期待したことと評価は?
ハ: もう少し期待はしていた。けがをした柏木と競争していて、大島を決断した。まだ少し、このような試合で恥ずかしさを見せる面はあったが、そのようなチョイスをしたのは私の責任。スピードアップと前のパスをもう少し期待していた。ただ彼もできる限りのことはしていた。国内組の大部分は、フィジカル的な準備がまだまだ十分ではないと思う。リズムの変化、スピードアップ。彼も日本のフットボールのイメージを体現している。まだまだ、伸ばすべきところもある。今日の日本は真の姿ではない。
Q: UAEは長い合宿をしていたが、日本は全員がそろったのが2日前だった。戦術面はもとよりチームの一体感にも影響はあったのか?
ハ: 
この1試合のために、10数試合の分析をしてきた。UAEは95%、ほぼ同じメンバーでずっと試合をしてきた。UAEのすべてのディテールを把握していたが、日本はグラウンドでのトレーニングは2日だけ、しかも欧州から帰ってくる選手もいるので疲労回復をしなければならない。若い選手でも、ミーティングで寝てしまうという状況もあった。
 我々がどのようなフットボールを実行しなければならないか、把握はしているが選手の疲労がたまっている。より組織的にもっとプレースピードを上げていけば、相手に困難な状況を与えていたと思うが、守備面で能力の限界があった。デュエルとはどういう意味かよく分かったと思う。本当に何人かの選手は、フィジカル的な能力に限界が来ていた。

 この会見では禁じ手である選手批判と協会批判をしているという批判記事がありました。選手選考で自己反省している部分も見うけられます。ただ、今回決めた選手以外に選択肢が無かったという部分が悲しいです。観る限りの豪華な顔ぶれ。ヨーロッパで活躍する蒼々たる面々、でもいい選手がいなかったという事。コンディション面と言っていますが、じゃあなぜ呼んだのかという話になります。長距離移動のリスクが無い国内組からなぜ選ばなかったのか。国内組にダメ出し状態もまた悲しい。
 プレーのスピードが遅く、大島の川崎さんでのプレーの速度は世界では通用しないとダメ出しを出された訳ですが、その川崎さんは今やJ1首位チーム。Jリーグそのものがダメ出しされた格好ですね。次は「THE WORLD MAGAZINE」です。以下、抜粋して紹介。


【ハリルの「選手が他にいなかった」「分母が広がっていない」という言葉にJFAはどう応える?:THE WORLD MAGAZINE】
 
そもそも、JFAはUAE戦に向けて危機感を抱いていた。日本代表はいろいろと難しい問題を抱えており、各方面で指摘されているのが、準備期間について。UAEの約2か月をかけて長期合宿に対して、日本は全員揃ったのが試合2日前。また、シーズン中である国内でプレイする選手とシーズンが開幕したばかりの国外でプレイする選手ではコンディションに差があり、国外組でもレギュラーとそうではない選手ではこれまた違った。さらには、所属クラブの試合日程の影響により、清武弘嗣、原口元気は試合2日前の合流。
 だが、こうした問題を抱えて試合に臨むのは今回がはじめてではなく、'11年アジア杯ではザックジャパンで優勝。本来ならこうした事態も想定して2次予選から若い選手たちをU-23ではなくA代表で起用して経験させておくべきだったが、JFAはそうした強化をしてこなかった。すべての選手がトップコンディションでプレイできるわけではないのはわかっていたのなら、他の選択肢もあったはず。実際、「(先発に)なぜこの選手たちを選んだのか私自身も疑問」とハリル監督はコメント。
 雰囲気でイケルと思っていたのは、むしろJFAとハリル監督だったのではないか。誤審に拠りどころを求めるのは間違っており、コンディション不良も言い訳にはできず、日本代表は負けるべくして負けた。
 
 代表は選手を育成する場ではなく、活動期間に限りがあり、いつも一緒に行動できない。短い期間で準備し、そのときのベストチームで戦っていくしかない。クオリティは高いがコンディションが整っていない選手と、クオリティはやや劣るがコンディションは整っている選手がいたなら、ときには後者を選ばなければならないときもある。年齢も関係なく、そこを見極めてチームの完成度を高めつつ、勝利していくことが代表監督には求められる。
 ハリル監督はチーム作りの明確な方向性や選手に求める細かい基準はあるが、理想を求める気持ちがあまりにも強く、試合に応じた柔軟なチーム編成ができず、選手のチョイスを間違えて大事なロシアW杯の初戦に敗れた。
 ハリル監督が示す指針に基づき、強化を進めていくのなら、度々指摘するJリーグのレベルアップを図るべく、抜本的な改革が必要。また、監督からのこうした不可能だと考えられる要望にも応えるための努力をしていく必要。
 ハリル監督の強化策は即効性がないので、ロシアW杯の出場権は逃すかもしれない。そのリスクがあると理解した上で戦っていくなら、見守るしかない。しかし、JFAは日本代表の戦いをただ見守る立場ではない。「責任は監督である私にある」とハリル監督がコメントしたが、チームを任せているJFAにより重い責任があるのは明白。
THE WORLD MAGAZINE該当記事:http://www.theworldmagazine.jp/20160902/02national_team/japan/84893

 「分母が広がっていない」という言葉が気になります。通常は下から元気のいい若手が突き上げてくるはずなのに、広がっていない現状。これは五輪出場を逃したなでしこジャパンの時も言われていました。数年前ですが。という事は男子A代表も、女子の後を追っていくのかという事になります。揃っての練習期間が短いとありますが、'11年のアジア杯でも同じ状況でしたが優勝しています。という事は他国のレベルアップに対して、日本のレベルアップのクオリティが低いという事になりませんか? 監督と協会に楽観論があり、対策を取らなかった事、また現在求められる代表監督のレベルに、ハリル監督は達していないのではないかという論調にも聞こえます。ハリル監督の強化策を取れば、W杯出場を逃すとありますが、たぶんファン・サポーターは許してくれないでしょう。それらをクリアできる監督に替えろという事になるでしょう。次は2つ続けてデイリースポーツです。以下、抜粋して紹介。

【ハリル監督「私のチョイスが悪かった」一方で本音も…選手選考で苦悩:デイリースポーツ】
 内容の面では「期待された通りのプレーができなかった。ボールをより早く動かして欲しいと要求したが、残念ながらそれができていなかった」とハリル監督のコメント。思うように試合を進められなかった理由の一つが「疲労は考えられます」。30日に合流したばかりの清武を左FWに起用せざるを得なかったのも「宇佐美も考えていたが、宇佐美も長い間プレーしていなかった。武藤も向こうでほとんどプレーしていない」と消去法に近い起用。
 調整不良の柏木の代役には、リオ組でA代表初出場となった大島を起用したが「スピードアップと前へのパス」という期待していた面は十分に出ず。「これが結果。私のチョイスが悪かった。まだたくさんのことをトレーニングしていかないといけないと思う」と選手をかばうコメント。
 選手のコンディションが整わない点について「何人の選手はフィジカル的に能力の限界に来ているなと思う」とも漏らし、6日のタイ戦へ「もう少し疲労回復が進むと思う」とコメント。
デイリースポーツ該当記事:http://www.daily.co.jp/soccer/2016/09/01/0009447503.shtml

【ハリル監督不可解采配で黒星発進 「なぜこの選手を選んでしまったのかと…」:デイリースポーツ】
 大舞台での経験の少なさがあだとなった。メンバー選考の際には「最終予選はリスクは取らない」と語り、今までは選外としていたベテランも予備登録メンバーとするなど慎重さを見せていたが、ふたを開ければAマッチデビューの大島を先発で起用し、1点を追う展開で切った交代カードはすべて最終予選の未経験者。指揮官は「なぜこの選手を選んでしまったのかと、私も自分に疑問に思っている」とコメント。
 大げさに負傷をアピールし続けた相手を皮肉ったが、2次予選でも経験し、想定していた“ワナ”にまたしてもはまったが、戦いは続いていく。W杯が出場32チームとなった'98年フランス大会以降、アジア最終予選で黒星発進したチームが本大会に出場した例は無し。道は厳しいが、9試合を残しているのも事実。歴史がなければ日本が作れば良い。まずは次戦のタイ戦(6日)で勝利をつかむと締めくくっています。
デイリースポーツ該当記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000002-dal-socc

 ハリル監督が求めたプレーの早さに今回達していなかったという事ですが、もはや親善試合ではなく本番。しかも大事な初戦。この体たらくは何なのでしょうか。フィジカルの問題というのはいつか来た道です。つまり、ドイツW杯とブラジルW杯でコンディション調整に失敗し、披露困憊で本番を迎えた話と同じではないでしょうか。いつになったら、日本はフィジカル調整に成功できるのか。まあ、5日もあるのでさすがにタイ戦では披露は皆無でしょう。つまり、コンディションの言い訳はできないですね。次はTHE PAGE、以下、抜粋して紹介。

【UAE戦黒星で浮かびあがったハリルJ3つの課題:THE PAGE】
 22本ものシュートを放ちながら最少得点に終わった試合。ボール支配率が62.8%に達しながら、ホームでなぜ苦杯をなめてしまったのか。90分間を通して浮かび上がった課題は3つ。
①ハリル監督のチームマネジメントの拙さ。
 ハリル監督は長谷部主将と組むボランチに、リオ組の大島を抜擢。同点シーンで大島のプレーに行き着く。酒井宏へ出したパスのスピードが遅く、相手にカットされそうになったところで酒井が半ば強引に中央へ蹴ってピンチを回避しようとしたが、ボールはオマルへ渡り、カウンターから相手FWを吉田が倒してしまう。吉田のコメントでは「川崎でやっているようなゆっくりとしたテンポではなくて、もっと速いテンポでリズムを作れるようなパスを配給してほしい」と。決勝点となったPKも、大島のファウルで発生したが、これで大島を責めるのは酷。
 本人は「みんながすごくポジティブな声をかけてくれたので、そこまで緊張はしなかった」と必死に前を向いたが、初招集した6月のキリンカップでデビューさせていれば、パススピードなども含めた経験が大島の引き出しに備わったはずだ。
②アジア最終予選に対するハリルホジッチ監督の認識の甘さ。
 指揮官の口癖は「セットプレーからの得点が少ない」だが、宇佐美が交代した後半17分を境に、セットプレーからゴールが決まる可能性は限りなく低下。清武が正確なキックを操っていたことを考えれば、香川をベンチへ下げるべきではなかったか。
 太田の正確なキックも、武藤の決定力も、ベンチに埋もれたままで終了。コンディションが万全ではないと理由をあげたハリルホジッチ監督は、「彼ら以外にいい選手がいなかった」とコメント。
 確かに太田は直近の2試合に不出場、武藤は故障明けだが、例えばハーフナーはすでに3ゴール、J1では豊田ゴールを量産し、後半戦で優勝争いを演じるJ1鳥栖の中心選手。宇佐美、浅野、原口はいずれも上背がない。結果が求められるアジア最終予選だからこそ、高さというオプションは必要だった。会見で発した「いい選手がいなかった」は、アジアを甘く見ていた自身の考えを糊塗する詭弁にも聞こえる。
③ピッチで戦った選手たちのナイーブさ。
 UAE戦はカタールの審判団がジャッジ。同じ地域の審判団が担当するのは異例で、本来ならば東南アジアの審判団が担当するが、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「我々が決めることではないので」とコメント。試合前に審判団の国籍を知ったハリル監督は、ミーティングで「レフェリングには十分に注意するように」と指示。しかし、自らのファウルでFKを与えた吉田は「とはいっても、相手にほとんど触っていないんですけど」とコメント。
 もし審判団がUAEに有利な笛を吹いたとしても、決定的なプレーを演じれば良し。浅野のシュートは当たり損ねであり、誰もが認める正当なチャージで止めれば、吉田もイエローカードをもらわなかったはず。
 過去5大会で黒星発進した国が、アジア最終予選を勝ち抜いた前例は無し。ハリル監督は、アウェータイ戦までにチームを立て直せるかどうかで、いきなり正念場を迎えた中で、その手腕が問われようとしていると締めくくっています。
THE PAGE該当記事:https://thepage.jp/detail/20160901-00000003-wordleafs

 選手選考に失敗したとあります。どういう選手を選んでどう交代させるかが監督の仕事だと思います。それができなかったという事ですか。代表チームも代表監督も結果がすべて。何を言っても言い訳しかない。誤審がどうのと言われていますが、当ブログではそれを超える戦いができなかった事が敗因。つまり、弱くなったと思います。少し前までは何度か世界最速の予選突破とか言われていましたが、この頃と比べたらいかにレベルが落ちたのかがよくわかります。みんな海外に行って、今回欧州組で固めていましたが、選手リストを観て嫌な予感はしていました。これで勝てなかったらどうするんだろうと。長くなったので、もう終わりますが、一つ言いたい。なでしこジャパンの五輪不出場、リオ五輪の惨敗の時に、当ブログでは「Jリーグの敗退ではなく、日本サッカーそのものの敗退。そのうち男子A代表もW杯に出れなくなる時が来るかもしれない」と書きましたが、今やまさにその時になってしまいました。早ぇ~と。今後のポイントはオーストラリア戦だと思います。今のままでは4.5枠のうちの5番目です。ジンクス破りをお願いします。後編に続く。

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日本代表のこと・・・349

2016-09-02 00:01:06 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 ついに始まりました、ロシアW杯アジア最終予選開幕。グループBで、UAE、対、イラク、オーストラリア、サウジアラビアがいます。先発にはリオ組の大島の名前があります。長谷部の相棒です。そして、両サイドは両酒井(1人は岡山の酒井選手のお兄さん)。スペインでブレイクしている清武も楽しみです。何度も聞いた情報ですが、過去5大会で初戦に負けたチームの本大会出場の確率0%、引き分けでも36%です。今日はホーム。勝たないといけません。アジアは4.5枠。普通に考えて日本はその中に入るはずで。組では約2.5枠ですが、こっちにはオーストラリアがいます。残りの枠を今日のUAEなどと争いますが、今日のホーム戦に勝てないチームが、アウェーUAE戦で勝てるでしょうか?本当に必勝です。
 B組はUAEなど去年のアジア杯の優勝から上位チームが何チームも出ています。UAEは2ケ月前からスペインなどで強化合宿を経て、日本に乗り込んできています。対する日本は4日だけで、全員揃ったのは2日のみ。UAEは半数の選手がロンドン五輪から10年近く顔ぶれが同じでやっている、安定しているチーム。10番のオマルに要注意。今日は監督も選手も目の色が違います。去年のアジア杯UAE戦では中盤からやられました。今日は中盤から支配できるのか。
   
 キックオフ。大島は縦パスの精度がいいようです。UAEは前線から激しいプレスをかけてきます。前半11分、ネット前の混戦。清武のFKにフリーになっていた本田が頭で合わせました。見事なシュート。日本ゴォール!!! 本田ゴール!★ 1-0。W杯予選7戦連続ゴールでした。やってやれ酒井が相手の挑発に乗ってしまい、イエロー。もったいない。あれ、今日の主審はカタール人でした。日本なのに中東の笛状態なのか。
 自陣前で、吉田がイエローもらい、至近距離でのFKが入ってしまう。日本痛恨の失点・・・ 1-1。これでわからなくなってきました。何となく、去年と似た展開。いくらホームだからといって、今日は一方的な試合にならない事がよくわかりました。W杯予選は今回初めての失点になります。
 惜しいシーン。相手の選手は自陣前でボールウォッチャーになる傾向があります。そこがチャンスか。ハリル監督はコーチの場所でしゃがみこんでいます。こういうシーンも珍しい。注意を受けないのか。オマルも怖いシュートを打ってきます。UAEはセットプレーでの守備に問題があるそうです。大島は体の当たりに強い。またしても危ないシーン。動きだしが早いUAEのFWが飛び出してシュート。シンプルにDFラインの裏を狙ってきます。ここで前半終了。

 後半スタート。交代は無し。このままではマズいです。引き分けなら36%。まことにやばいです。大島が持ち味のミドルシュートを打ちました。惜しい。自陣前の混戦でPK献上。やはり中東の笛か。まずいなぁ・・・ 日本痛恨の失点・・・ 1-2。当ブログで何度となく出た言葉。日本がW杯に出れなくなる日が来るかもしれないと。もう少し先の頃の心配かと思っていたら、おいおい今日の試合じゃねえかと。初戦に負けたチームは出場の確率0%。引き分けどころか勝つぞ!と思っていたら、思わぬ展開。去年のアジア杯の時よりも日本はUAEに対して弱くなっているぞと。
 何度となく相手ゴール前に進むが決めれず。このままUAEがガチガチに守りを固められたら、よくないです。アジアのベタ引きのチームを攻めるのが下手なので。ヨーロッパ組ばかりの豪華な顔ぶれなのに、どうして2点も取られるのか。
   
 今日は時々1対1でも負けています。香川もさっきボール取られました。ここで清武に替わって宇佐美投入。ここで追いつき、逆転まで持っていくのが日本の真骨頂です。岡崎が倒されるがPKではない。中東の笛か。これって、少し前にブラジルで観たような光景かもと思ってしまいました。いかん、いかんそんな事を思っていては負けてしまう。ここで岡崎に替わって、浅野投入。やはり、ジャガーポーズに頼るしかないでしょう。
 PA内で宇佐美がどんと倒されるがPK無し。後半も半分終わってしまいました。時間が無い。ハリル監督が主審に食ってかかっています。何もカードが出ないのがハリル監督のスゴいところ。初戦に勝たねばという事で臨み、ナイジェリアに負けたリオ五輪。同じ結果になって欲しくない。UAEの守備をこじ開けるが、最後に跳ね返される展開は続く。UAEも足元が上手いです。キープ力あります。

 今日は早めにカードを切ってきます。大島に替わって原口投入。何かどこかで見た光景かもと思っていたら、思い出しました。なでしこジャパンのリオ五輪アジア最終予選です。奇しくも同じ最終予選。さあ、そろそろ大逆襲して欲しいと思い直しましたが、なかなか状況は変わらず。UAEは徐々に足が止まってきています。惜しいシーンがありました。スロービデオではラインを越えていますが、ノーゴール。ビデオ判定導入して欲しいですね。
 やばい、あと15分足らずになりました。とにかくまず同点ですね。ハリル監督は「こんなはずじゃ・・・」という顔で片膝をついて戦況を見つめています。UAEは2ケ月の長期合宿でかなり日本を研究してきたようですね。それに対して日本は油断していたのではないですか。甘かったのじゃないですか。UAEはもうつなぐ力が無くなってきました。松木さんの「5分以上あるから」という言葉が虚しく聞こえます。
   
 ハリル監督はもう上の空の表情になってきました。決定力不足もありますね。とにかくまず同点を。4分のロスタイムに入りました。浅野が抜けてシュートを打つがダメ。PAまでは入るが、フィニッシュがダメ。本当に時間が無くなってきました。これで勝つことはなくなりました。これだけ豪華メンバーなのになぜ・・・ 日本が弱くなったのか、他が強くなったのか。ここでホイッスル。日本負けました。過去5大会でW杯出場の可能性0%の悪夢の領域に入ってしまいました。何という事か、誰が予想したでしょうか。男女アベックで予選落ちなのか。奇跡は起こるのか。
 リオ五輪で村井チェアマンが「Jリーグの敗北」と言って、当ブログが「いや、日本サッカーの敗北」と書きましたが、今日もそれを実感しました。他チームのレベルアップに、日本のレベルアップが追いついていなかったのではないでしょうか。日本がW杯最終予選のホームゲームで敗れるのは、'97年9月の韓国戦以来約18年11カ月ぶり。この時は最後の最後のプレーオフで決めています。という事は今回も、4.5番目で決めるのかもしれません。誤審も報道されていますが、それが話題になるような負け方自体が問題だと思います。かつての世界最速W杯出場決定はどこに行った? これから6日のタイ戦まで、マスコミの集中砲火が待っていると思います。当ブログもしっかり分析していきたいと思います。

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サッカーファミリーの力6

2016-09-01 00:01:54 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 先日、全クラブチェックの時に大宮さんの公式HPであるページを見かけました。当ブログでも以前に何度も紹介した選手OBの塚本アンバサダーですが、あれからいろいろと広く活動されているようです。その中でも目を引いたのが「チャレンジ」です。これはすごいです。現役選手よりもハードなのかもしれません。以下、抜粋して紹介。
   
【塚本泰史アンバサダー チャレンジ】
〔大宮から佐賀までを自転車で走破(2016)〕
 9月4日(日)から8日間、NACK5スタジアム大宮から佐賀県小城市までの約1,200kmを、自転車で走破するチャレンジを実施。佐賀県小城市は骨肉腫で亡くなった梅崎太助くんの出身地で、両親と交流を継続。道中では、がんと闘うフットサルの湘南ベルマーレの久光重貴選手や、がんを克服し現在もFリーグで活躍中のデウソン神戸の鈴村拓也選手を訪問し、骨肉腫で闘病中の女性や、自分が闘病中に使っていた松葉杖を贈った男性を激励。
〔実施概要〕
・期間: 9月4日(日)~11日(日)の8日間
・主な日程
・9月4日(日)PM:小田原アリーナ/Fリーグセントラル開催会場(久光重貴選手訪問)
・9月6日(火)AM:名古屋市内の病院(骨肉腫と闘う女性訪問)
・9月7日(水)PM:デウソン神戸練習場(鈴村拓也選手訪問)
・9月8日(木)PM:広島県尾道駅周辺(骨肉腫と闘う男性訪問)
・9月11日(日)AM:佐賀県小城市到着(三・九カップ訪問)
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/11140.html

〔トライアスロンチャレンジ(2015)〕
 2015年4月26日(日)に塚本アンバサダーが2015年のチャレンジとして、トライアスロンに挑戦。これまでも「同じ病気で戦っている人たちを勇気づけたい」、「これまで支えてきてくれた人たちに、自分が頑張っている姿を見せることで少しでも恩返しをしたい」という思いを持って、様々なスポーツにチャレンジ。
 2015年はトライアストン完走を目標に掲げ、「2015豊崎トライアスロンinとみぐすく大会(スイム1,500m/バイク40km/ラン10km)」へ挑戦。ベルギーの老舗メーカー「THOMPSON」の自転車を、日本総代理店の株式会社HAMASHOのサポートでのチャレンジ。1種目目のスイム1500mは、参加者が一斉に水しぶきを上げてスタートし制限タイムをクリア。2種目目はバイク40km。無事に40kmを走破し、最終種目はラン10km。何とかゴールを目指して歩みを進めましたが、体力的な問題とゴール制限時間により、ラン5km地点でリタイアを決断。
 自らの力のみで歩みを進め、トータル51.5kmの道のりを走りきろうと努力したが、最後のラン5km地点で無念のリタイヤとなり、トライアスロンチャレンジは終了。
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/8550.html
   
〔大宮から仙台までの自転車移動(2014)〕
 7月31日(木)~8月2日(土)で、大宮から仙台(ユアスタ:アウェー仙台戦開催)まで自転車で移動するチャレンジを実施。7月31日(木)の早朝、氷川神社にて安全祈願を行い、NACK5スタジアム大宮を出発。17:30に1日目の宿泊地である黒磯駅に到着し、大宮から138kmの移動を達成。
 2日目の8月1日(金)は朝5:30にホテルを出発。9時には郡山市に到着。2日目の昼休憩ポイントである福島駅についたのは13:00頃。16:30に宮城県入り。17:45に2日目の宿泊地 角田市に到着。2日目は150kmを走行し、大宮から288km地点。
 最終日となる8月2日(土)は2012年にクラブが復興支援活動を行った亘理町を通り、沿岸部を北上。沿岸部を抜け多賀城市に入ったところからラストスパート。16:00にユアスタに到着。フィニッシュ地点には、2012年に出会った故梅崎太助さんの両親の姿が。総距離約350kmを無事走破。
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/5703.html

〔埼玉シティマラソン・富士山登頂(2013)〕
 8月4日(日)~5日(月)、ゼロ合目から山頂を目指す富士登山を実施。今回の登山に向けては、昨年から武甲山、金峰山、雲取山を登頂し、8月4日に富士登山へ。富士山駅の近くの「金鳥居」をスタート地点として、登山開始。塚本アンバサダーの手には、1本の登山用の杖。この杖は昨年出会った故梅崎太助さん(2014参照)が小学生の頃、富士登山をしたときに使用されたもの。梅崎さんのことを忘れないようにということで所属していた少年団が中心となって作られた大会「三・九カップ」があり、昨年塚本アンバサダーを招待。梅崎さんの両親にこの杖を預かったとか。
 スタートから3時間半で1合目に到着し、日も暮れ始めた18:50に5合目の佐藤小屋に到着。20:00に佐藤小屋を出発。8合目に到着したころには0時を過ぎ、4:50頃に夜明けを迎え、スタートから17時間すぎた5日(月)5:40に山頂に到着。
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/4109.html
   
〔東京マラソン(2012)〕
 2月26日(日)、「東京マラソン2012」に参加。塚本アンバサダーは、「同じ病気で戦っている人たちを勇気づけたい」、「これまで支えてきてくれた人たちに、自分が頑張っている姿を見せることで、少しでも恩返しをしたい」という思いを持って臨み、その証として、昨シーズンの背番号2のユニフォームを、そしてその下には2010シーズンの開幕戦で着用し、多くの皆さまからの激励メッセージが書き込まれたユニフォームを見にまとい参加。
 9:10スタートの合図で、「東京マラソン2012」スタート。スタートから6時間30分、自身の病気が発覚後、治療・リハビリでお世話になった「がん有明病院」の前を確かな足取りで通過し、まさに同じ病気で戦っている方々に勇気を与える形で、15:45にゴール到着。
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/1179.html

 という記事でした。塚本アンバサダー、いつの間にかこんなにパワフルになっておられたのですね。もうご病気のイメージは全くなく、もう少し前であったら現役復帰の道もあったのにと、ふと思ってしまいます。こういうアンバサダーがおられて、大宮さんもいいですね。まさに人はモノやカネで動かず、心で動くという言葉を思い出し、感動の密度が濃くなる話ですね。なかなか普段はこういう事は目に入りません。普段のサッカー関連の行動で、こういう話が目に入ってこない事がいい事なのか、好ましくない事なのかとよく思います。
 やれ、チャリティー色が無いとか、いろいろなところでいろいろな話を耳にしますが、こういう話を知り、こうしてリスペクトできたのは大きな財産ですね。サッカーは勝てばいい、サッカー興業は売上をあげればいい、それで終わっていないでしょうか。何度も言うように、それだけは単なる一過性のブームで、100年続きません。地域に根を張り、草の根でファン・サポーターの心の奥底まで入り込んでいかねばなりません。当ブログもなぜか千葉県でそういう体験が多いですね。
 塚本アンバサダー、9月の自転車走破頑張ってください。そういえば、道中、国道2号線を走るのなら、近くを通りますね。タイミングが合うものなら、ひと声かけたいですね。
塚本アンバサダー関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121221
  〃            ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120302
  〃            ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100310
  〃            ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120127
J1大宮関連⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151117
   〃    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150808
   〃    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141211
   〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140903
   〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140606
   〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140309
   〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130603
   〃    ⑦:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121221
   〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121110
   〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120302
   〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120127
   〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100310
   〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060407
   〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060112 

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