CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【映画】TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ

2016-07-07 22:13:53 | ドラマ映画テレビ感想
私のおぼろ豆腐のような脳みそによると、
「若すぎて死ぬ」という訳なんじゃないかなんて
思ったりしたんだが、まぁ、どうでもいいや

そんなわけで、よくも悪くもクドカンの話だったと
それで事足りてしまいそうな、なかなかステキな映画でした
140分は長いと思っていたけども、
見終わってみると、まずまず、こんなもんじゃないかと
飽きることなく見られたので驚きでありました
終始、細かいギャグというか、しょーもないノリを
どんどんと乗っけてくるというか、押し付けてくるような
不思議な映像体験でありました、面白かった

見終わって感動、ないし、感激したという部分は、
・TOKIOの長瀬は歌がうまいんだという事実
・歌詞はなんだけど、曲が凄いよかった
・出演者数が多いうえに豪華
このあたりでありましょう
特に、出演者の多さ、その豪華さが並々ならぬ感じで
驚いてしまったのであります
人脈といったらいいのか、なんか出てみたいと
役者の人たちに思わせる何かがあるんだろうなと
感じた次第であります
みうらじゅんから、Charまでって、
どういうジャンルでどんな広さだよ

内容は、終始くだらない感じで、地獄に落ちた青年が、
どうにかして恋したあの子にもう一度会いたい的な話だけども、
まぁ、正直そのあたりもどっちでもよかったというか
話の筋とか、あんまり関係がない
以前、自伝というか自著でも語っていたとおり、
独特の、まさにクドカンというべき空気、童貞感がハンパねぇというか、
ものすごい垂れ込めるように充満していて、
変な笑いが5分に一回くらい訪れるところがステキでありました

涙するとか、説教とか、そういうのじゃなくて、
なんか面白そうなくだらないことを、ずらずらっと並べていくという
とんでもないものでありまして、その場、その場面、瞬間の面白さが
のべつまくなし並べかけてあるような感じでした
面白いんだけども、なんだろう、なんもないといったらいいのか
そこがいいんだが、どうとも言葉にできない

6弦の2フレットと1弦の24フレットを押さえるだとか、
地獄音楽バトルの見せ方だとか、
あのあたりはちょっと、もう何してんだか、
わかるようで、まったくわからない、たぶん撮ってる方も、やってる方も
みんな判ってないけど、勢いで押してきたという感じが
凄い面白かったように思えたんだけど
本当に、中学生から高校生くらいの男子の妄想とイメージと生活が
実にすばらしく再現されていたと感じたのでありましたとさ

あとは、オノマチが凄い上手かった
ああいうのも、まったく違和感なくというか
むしろ、すきっとハマってる感じが最高にロックだった
なんだかんだ、よい映画だったと思うのであります