Food Whore 美食と嘘と、ニューヨーク 作:ジェシカ・トム
ニューヨークを舞台にした、レストラン批評のお話でした
凄い深い話とか、人生の機微とか、そういうのとは
遠く離れた物語なんだけども、えらい読まされてしまった
エンタテイメントというか、先がどうなるのかと
求めてしまう小説でありました
そんなに面白かったかと思い返すと、
それほどでもないと素直に言えてしまうくらいなんだけども、
レストラン批評という仕事に、よくない形で携わることになった主人公が、
まぁ、当然のといってもいいような報いを受けつつも、
本能の赴くままに生きているかのような感じが、
ある種不快なんだが、なぜか追っかけたくなる感じで
不思議な読み応えを覚えたのであります
しかし、出てくる料理の描写が秀逸といっていいのか、
おなかがすいてくる感じで、このあたりは絶品でありました
素晴らしい、本当に食べてみたい、なんだニューヨークの四ツ星レストランというのは
そんなに凄いところなのか、よくわからんが、ともあれ
精緻な味の描写が見事で読み応えありました
内容は、前述の通り、ちょっと主人公の女の子の行動が、
あまりにも女過ぎてというか、自業自得じゃねぇかという感じなので、
同情の余地とか、さっぱりないはずなんだけども、
途中で本を投げるような憤りを覚えることもなく
なんとなし、淡々と読み進められたのが、やっぱり
どう考えても不思議な読み応えの小説でありました
嘘にさいなまれたり、しょーもない男にひっかかって、
そこに、自分の力ではない権力を行使してみたりというあたりは、
なんだろうかな、社会人だからこそか、
どうも不愉快なところがあるんだけども、
そこから当然の報いを受けて、反省でもないが、
なんとか落ち着いていくさまというのは
納得いかないんだけども、まぁいいか別になんて
オチがあまりにもハッピーすぎてどうしてしまったんだと
思ってしまったのも含めて、なかなか
楽しめて読んだと思うのであります
あんまり他人に進めるタイプの本じゃないが
読み終えて、まず、満足しているのであります
ニューヨークを舞台にした、レストラン批評のお話でした
凄い深い話とか、人生の機微とか、そういうのとは
遠く離れた物語なんだけども、えらい読まされてしまった
エンタテイメントというか、先がどうなるのかと
求めてしまう小説でありました
そんなに面白かったかと思い返すと、
それほどでもないと素直に言えてしまうくらいなんだけども、
レストラン批評という仕事に、よくない形で携わることになった主人公が、
まぁ、当然のといってもいいような報いを受けつつも、
本能の赴くままに生きているかのような感じが、
ある種不快なんだが、なぜか追っかけたくなる感じで
不思議な読み応えを覚えたのであります
しかし、出てくる料理の描写が秀逸といっていいのか、
おなかがすいてくる感じで、このあたりは絶品でありました
素晴らしい、本当に食べてみたい、なんだニューヨークの四ツ星レストランというのは
そんなに凄いところなのか、よくわからんが、ともあれ
精緻な味の描写が見事で読み応えありました
内容は、前述の通り、ちょっと主人公の女の子の行動が、
あまりにも女過ぎてというか、自業自得じゃねぇかという感じなので、
同情の余地とか、さっぱりないはずなんだけども、
途中で本を投げるような憤りを覚えることもなく
なんとなし、淡々と読み進められたのが、やっぱり
どう考えても不思議な読み応えの小説でありました
嘘にさいなまれたり、しょーもない男にひっかかって、
そこに、自分の力ではない権力を行使してみたりというあたりは、
なんだろうかな、社会人だからこそか、
どうも不愉快なところがあるんだけども、
そこから当然の報いを受けて、反省でもないが、
なんとか落ち着いていくさまというのは
納得いかないんだけども、まぁいいか別になんて
オチがあまりにもハッピーすぎてどうしてしまったんだと
思ってしまったのも含めて、なかなか
楽しめて読んだと思うのであります
あんまり他人に進めるタイプの本じゃないが
読み終えて、まず、満足しているのであります