庭仕事の真髄 著:スー・スチュアート・スミス
心療内科の先生でもある著者が、
ガーデニングの心的な効用について、かなり詳細に語った本でした
正直読みづらいというか、話が、結構あちこちに飛ぶようで、
多分、言いたいことが多すぎて、エピソードが多すぎるせいなんだろうけども、
ともかく、著者が調べた、あるいは体験した、
様々な心療によいことがあったことの根幹に、ガーデニング体験があったという
それが、てんこもりになっている本でありました
個人的に、ガーデニングというか、植物を育てることは好きなので、
いい話だと思って読むわけだけども、
それですべてが解決するかのような論調になりがちなのが、
この手の話で気になってしまうところ、
庭仕事という、自然相手のそれが、人間の祖先から続く何かを刺激するとか、
成功体験の積み上げにつながるとか、そういう話になるんだが、
ポイントは、あくまで趣味としてというか、
実利に対するスタンスの違いのあるんじゃないかと思ってしまうところ
色々と、犯罪に手を染めてしまった人とか、
酷いPTSDに悩まされている人とかが、庭仕事に触れることで、
心が癒されて社会への意識の芽生えが起きたという
奇跡的なことが書かれているのもある意味興味深いところなんだけども、
厳しすぎないノルマとしての園芸という、
現在の社会経済にとって、スローな感じが余暇としていいと
つまるところそういうことじゃねぇかと思ってしまうのである
庭仕事がいいという話なのか、現代社会の経済がよくないという話なのかと
毎回思ってしまうんだが、農業を生業としている人の苦労を考えると、
簡単に、植物に触れることがとてもよいなんて、言えないというか
実際、業としての植物はとてつもなく大変で、
全然心に優しくない気がするとか思ってしまうのが、職業病的な感想かもしれん
そんな個人的な感想はさておいて、
話しとしては、とてもよいところばかり描かれているので
ちょっと庭作りでもしてみようかしらという人が増えるとすれば
それはそれで、いいことかもしれんなと思うのも事実で、
趣味として、ガーデニングというのは、とてもよいことだと
改めて認識したのでありました
育てるという体験が貴重というか、キモなんだと思うばかりなんだが、
やってると、盗まれたりとか、また、悩みが出てしまうようにも思えて、
このあたり、結局、人間社会の問題ではないかと
また、木阿弥になってしまうのであるが
ともあれ、園芸は素敵と賛同しておくのである
なんの感想なんだ
心療内科の先生でもある著者が、
ガーデニングの心的な効用について、かなり詳細に語った本でした
正直読みづらいというか、話が、結構あちこちに飛ぶようで、
多分、言いたいことが多すぎて、エピソードが多すぎるせいなんだろうけども、
ともかく、著者が調べた、あるいは体験した、
様々な心療によいことがあったことの根幹に、ガーデニング体験があったという
それが、てんこもりになっている本でありました
個人的に、ガーデニングというか、植物を育てることは好きなので、
いい話だと思って読むわけだけども、
それですべてが解決するかのような論調になりがちなのが、
この手の話で気になってしまうところ、
庭仕事という、自然相手のそれが、人間の祖先から続く何かを刺激するとか、
成功体験の積み上げにつながるとか、そういう話になるんだが、
ポイントは、あくまで趣味としてというか、
実利に対するスタンスの違いのあるんじゃないかと思ってしまうところ
色々と、犯罪に手を染めてしまった人とか、
酷いPTSDに悩まされている人とかが、庭仕事に触れることで、
心が癒されて社会への意識の芽生えが起きたという
奇跡的なことが書かれているのもある意味興味深いところなんだけども、
厳しすぎないノルマとしての園芸という、
現在の社会経済にとって、スローな感じが余暇としていいと
つまるところそういうことじゃねぇかと思ってしまうのである
庭仕事がいいという話なのか、現代社会の経済がよくないという話なのかと
毎回思ってしまうんだが、農業を生業としている人の苦労を考えると、
簡単に、植物に触れることがとてもよいなんて、言えないというか
実際、業としての植物はとてつもなく大変で、
全然心に優しくない気がするとか思ってしまうのが、職業病的な感想かもしれん
そんな個人的な感想はさておいて、
話しとしては、とてもよいところばかり描かれているので
ちょっと庭作りでもしてみようかしらという人が増えるとすれば
それはそれで、いいことかもしれんなと思うのも事実で、
趣味として、ガーデニングというのは、とてもよいことだと
改めて認識したのでありました
育てるという体験が貴重というか、キモなんだと思うばかりなんだが、
やってると、盗まれたりとか、また、悩みが出てしまうようにも思えて、
このあたり、結局、人間社会の問題ではないかと
また、木阿弥になってしまうのであるが
ともあれ、園芸は素敵と賛同しておくのである
なんの感想なんだ