アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ツキミソウ(オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、アレチマツヨイグサ)の花

2006-08-10 | 動物

 近所の荒地に俗称ツキミソウが咲き出した。しかし、本で調べてみると、アカバナ科のメマツヨイグサのようだ。花びらの間に隙間があるのでアレチマツヨイグサらしい。(メモに見分けるポイントあり)

アカバナ科マツヨイグサ属
学名「Oenothera biennis」

 撮影2006年8月1日

メマツヨイグサ一輪

01メマツヨイグサ一輪

メマツヨイグサもう一輪

02メマツヨイグサもう一輪

メマツヨイグワの花と蕾

03メマツヨイグワの花と蕾

メマツヨイグサの花姿

04メマツヨイグサの花姿


メモ

・マツヨイグサ
 原産地は南アメリカで江戸時代に渡来。
 最も小ぶりで、線状の葉は幅が他の2種よりせまい。
 翌朝しぼんだ花が、赤橙色になるのが特徴

・オオマツヨイグサ
 北アメリカに自生している原種をもとにヨーロッパで作られた園芸植物だと言われる。
 名前はマツヨイグサより草姿も花も大きなことに由来。
 オオマツヨイグサの茎には、全体に硬い毛が生え、毛の基部はふくらみ、濃い赤みを帯びる

・メマツヨイグサ
 
北アメリカ原産の帰化植物で、他のマツヨイグサ類と同じく、夜になると茎の上に直径1.5~3cmほどの黄花をつける。マツヨイグサの中でも、オオマツヨイグサに最も似ているが、この種は茎や毛の基部が赤くない。
 この種は変化が大きく、花びらの間にすきまがあるものを
アレチマツヨイグサとして区別することもある。
 近年は、オオマツヨイグサとの交雑種らしきものも見られる。
 メマツヨイグサは葉の幅が狭くて先が鋭いうえ、鋸歯が多い。この種は茎に上向きの毛が生えるが、基部はふくれない

   新星出版社「野山で見かける山野草図鑑」より