アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

荒れ地にワルナスビの花が満開

2006-08-29 | 動物

 大堀川の荒れ地にワルナスビ(悪茄子)の花が満開
花は直径2.5cm位で白あるいは淡い紫色をして、ジャガイモの花によくにて可愛い。可愛い花には似つかわしくない名前がついているが、繁殖力旺盛で、根茎の断片があれば繁殖し群生し、除草剤もあまり効果がなく、畑を荒らすナス科の害草という意味合いで「悪茄子」の名前がつけられたそうだ。

ナス科ナス属
学名「Solanum carolinense」

撮影2006年8月29日午前6時半頃

ワルナスビの花 

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茎や葉の裏に鋭い棘が見えるワルナスビ

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群生して咲くワルナスビ

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こちらでも群生して咲くワルナスビ

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メモ 

 明治初期に渡来した北アメリカ原産の帰化植物で、現在では、全国の畑や荒れ地に定着し、野生化している。
 草たけ50cm~1mで茎は葉の両面、葉柄には毛が生える。また、茎や葉の裏の葉脈上には、鋭い棘がある。葉は長さ8~15cmの長楕円形。
 初夏から秋にかけて、直径2.5cmほどの白または淡い紫色をした花を咲かせる。がくは皿形で、裂片の先はとがっている。果実(液果)は直径1.5cmの球形で、橙色に熟す。
    新星出版
「野山で見かける山野草図鑑」より