アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

キエビネ(黄海老根)とジエビネ(地海老根)の花

2008-05-08 | 動物

アルの散歩をかねて車で隣町の森林公園に出かけた。
そこで、自生しているキエビネ(黄海老根)とジエビネ(地海老根)の花が咲いているのに気付いた。ちょっと暗い藪の傾斜地に金色に目立つ花を見つけたときは、驚いた。特に保護する立看板もないので、盗掘されることが無く、このままここで咲き続けて欲しいと思った。
ラン科 エビネ属
(撮影2008年5月6日午後3時頃)

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 キエビネ(黄海老根)


 ジエビネ(地海老根)。


 ジエビネ(地海老根)と色の変わったキエビネ(黄海老根)?が仲良くならんで。


メモ
エビネ C. discolor Lindl. 絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト) ジエビネヤブエビネと呼ばれることもある。地上性のランである。北海道西南部から沖縄島まで、朝鮮半島南部、中国の江蘇省、貴州省に分布する。
キエビネ C. striata R.Br. (syn. = C. striata ) 絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト) エビネより一回り大柄の種。花は大きく、花弁は幅広く、全体が鮮やかな黄色。また、距が短い。
・本州南岸から四国、九州、済州島に分布。
・原種としては比較的育てやすい種類だが、園芸流通価格が安価であるため、苗が商業的に人工生産されることは少ない。人工増殖が可能であるにもかかわらず、野生採集品が流通しているのは原種エビネ全般にみられる問題点である。
  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より