ヤマボウシの花 2008-05-20 | 動物 Sさん宅のシンボリツリー「ヤマボウシ」の花が満開になった。 4枚の花弁のように見えるのは総苞であり、その中心に多数の花がつく。 花弁は4枚、雄しべは4本である。 和名は山法師であり、白い総苞片が白いずきんをかぶった 山法師を連想することから付けられた。 秋には赤いイチゴを連想させるような果実ができ、 甘くて食べられる。 ミズキ科 ヤマボウシ属 別名:ヤマグワ 撮影2008年5月19日午後2時頃 サムネールクリックで画像拡大。 <ヤマボウシ(別名ヤマグワ)の花 < < < < < スタートの写真に戻るには < メモ ヤマボウシの果実は独特の形をしている。花が終わると、しばらくは上向きになっていた果実も、秋には赤く、イチゴを連想させるような果実がでる。萼筒が癒合してこのような形になるのだそうで、サッカーボールのような亀甲模様の中心にあるのは雌しべの柱頭が残っているのであろう。 同じヤマボウシ属でも、ハナミズキの果実はそれぞれが分かれ、普通の果実であるが、同じ属とは思えないほどの果実の独特さである。このようないくつかの果実が合着して1つの果実を形成しているものを集合果という。この果実は、スカスカしているが、甘くて食べられる。 岡山理科大学波田研究室HP から