ハルジオン(春紫苑)の花 2008-05-28 | 動物 ハルジオンは春に咲くシオン(紫苑)から命名されたそうだ。ヒメジョオン(姫女苑)に対してハルジョオン(春女苑)とも。どちらもなかなか区別しがたいが、ハルジオン(春紫苑)は蕾のときは下を向く、茎が中空、葉は茎を抱くなどで区別するそうだ。キク科 ムカシヨモギ属(撮影2008年5月26日午後5時頃)クリックで拡大します ↓ ハルジオン(春紫苑)の葉は茎を抱く。茎を折ってみたら中は空洞だった。 ↓ ハルジオン(春紫苑)の蕾は下を向く。この花は殆んど全部開花しているが、一部蕾が見える。 メモ ・北アメリカ原産の30cm~60cmの多年草。・大正時代に渡来したと言われる。・はじめ、観葉植物として輸入し、東京で栽培していたものが野に逃げ出し、戦後急に都市周辺にひろまっていった。・根生葉は長楕円形で、花のころにも残っている。・茎につく葉は葉柄がなく、基部が耳形で、茎を抱く。・茎は中空。 山渓「日本の野草」より