アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

小さなタンポポのようなブタナ(豚菜)の花

2010-07-12 | 植物

常磐自動車道中郷SAは、散策できる公園が整備されている。
芝生の一部をブタナ(豚菜)が占領してしまった。
撮影2010年7月6日午後12時頃
キク科 エゾコウゾリナ属
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  ブタナ(豚菜)の群生の様子

   タンポポそっくりのブタナ(豚菜)の花。

   花茎には葉がつかず、地表面に葉を円形に展開してロゼットを形成している。
刈り込みをしても、地面に這うようにロゼット状の葉がのこるので、ブタナ(豚菜)を根絶するのは厄介だ。

   ブタナ(豚菜)の種子。表面に微細な突起が密生、長い冠毛がある。


メモ

・多年草
・昭和初期に渡来した帰化植物。
・牧草地、芝地、土手の斜面、空き地、造成地、道ばたなどに生育。
・近年各地に広まり、ときに大群生する。
・ブタナ(豚菜)はフランス語の俗名「salade de pore」に基づくという。
参考文献 全国農村教育協会「形とくらしの雑草図鑑」

参考サイト 植物雑学辞典 ブタナ