どこにでも群生するタケニグサ(竹似草) 2010-07-31 | 植物 一昨年、サークルで出かけた秋田県で初めてタケニグサ(竹似草・竹煮草)に出あって、その草丈の大きさと、蕾・花・実の面白さに感動した。しかしその後、出かけた旅先では、必ず目にするようになり、その生命力の強さに驚かされた。ケシ科 タケニグサ属別名「チャンバギク」撮影2010年7月22日画像クリックで拡大します ↓ 群馬県品木橋近くで群生 ↓ 背丈は2mを越す ↓ 全て蕾 ↓ これは、大きくなりすぎて、倒れ掛かっているが、蕾・花・実が全て観察できる ↓ 蕾・花・実花は、雄しべ多数、雌しべ柱頭は2裂。果実は橙色で、ゆすると触れ合って音がする。 メモ ・山野の荒地に多い多年草。・和名は竹と煮ると竹がやわらかくなるからという。また茎が中空で竹に似ているからともいう。・別名の「チャンパ」はインドシナの古い国の名で、渡来植物と考えたことによる。・高さ1m~2m。茎や葉の裏は粉白色。葉は長さ20cm~40cmで互生する。・大型の円錐花序に小さな花を多数つける。・花には花弁がなく、顎片2個は白く長さ1cmで早く落ちる。参考文献 山渓「日本の野草」