アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

箱根湿生花園の花 その4 マツムシソウ・コマツナギ・ツリフネソウ・キンミズヒキ等

2010-09-16 | 動物

箱根湿生花園で8月~9月にかけて咲く花を撮りに行った。数回に分けてアップ。
その4 マツムシソウ・コマツナギ・ツリフネソウ・キンミズヒキなど
撮影2010年9月7日
いずれも画像クリックで拡大します


  マツムシソウ(松虫草)
マツムシソウ科 マツムシソウ属
花期は8月下旬~10月中旬。北海道~九州の山地や崩壊地に生える多年草。花は長い柄の先端に形成され、多くの花が集まった頭状花を形成する。五弁に分かれた飾り花が周りを取り囲み、中に四弁の小花が沢山集まっている。


  マツムシソウと吸蜜をするセセリと花後の実


  マツムシソウの株


  コマツナギ(駒繋ぎ)
マメ科 コナツナギ属
花期は7月中旬~8月中旬。本州(中部以西)、九州の草原・路傍などに生える落葉潅木。茎が丈夫なので、馬が繋げるという意味から命名。

 


  ツリフネソウ(釣舩草)
ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
花期は8月下旬~10月上旬。北海道~九州の湿地に生える一年草。名前は、垂れ下がった花の形が舟を吊り下げたようだから。ホウセンカと同じ仲間。

 

 


  ツリフネソウの花の構造はわかりにくい。
萼は後ろに伸びた距をもつものが一つと、その上に見える2枚の計3枚。花びらは距の前に出ている1枚と、下側左右に1枚づつの合計3枚。花の内部には濃紫色の突起が多数ある。柱頭を合着した雄しべが包んでいる。

 

 


  キンミズヒキ(金水引)
バラ科 キンミズヒキ属
花期は8月上旬~9月上旬。北海道~南西諸島の草地や路傍に生える多年草。花の直径は6~11mmと小さい。果実は上縁に長さ3mm程度のトゲがたくさんできるので、これもひっつき虫の一つ。

 

 


箱根町立箱根湿生花園