アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

アレチウリ(特定外来生物)が成長し始めた

2010-09-20 | 動物

大堀川の遊歩道わきの荒地に、アレチウリ(荒れ地瓜)がツルを延ばして、成長を始めた。現在のところ大堀川(新駒木橋~青葉橋)の斜面には見えない。数年前には駒木橋あたりに群生がみられた。その後、種が出来る前に草刈りが実施されたので、アレチウリの繁殖が抑えられたようだ。今年確認した場所は、アレチウリの他に、ヨウシュヤマゴボウ・オオブタクサ・イシミカワなどが群生している。
ウリ科 アレチウリ属
撮影2010年9月18日午前7時ころ
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  触れるものなら、何にでも巻きついて、上へ上へとツルを延ばすアレチウリ


  野草の間からも良く目立つアレチウリ


  昆虫には魅力的なアレチウリの花


  ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属の多年草。別名「アメリカヤマゴボウ」
北米原産の帰化植物で明治時代初期以降、日本各地で雑草化している。
この荒地でも、よりどりみどりのヨウシュヤマゴボウが見られた。

 


  たくさんの野草と競争


メモ

・1952年に静岡県で見つかったのが初めてで、それから急速に広まった。
・実はウリらしくなくとげ状の長い毛でからみあって数個が一塊になっている。
・生育地は荒地、河原・分布 北アメリカ原産で本州、九州に帰化。
・花期 7月~9月。
・花色 黄白色 雌花はやや緑色をおびる。
・花の付き方 雌雄同株、葉のわきから出る、雌雄別々の柄の先にまとまって付く。
・雄花のオシベは1本、雌花は雄花より小さい。
・花びら 5枚。
・花の大きさ 1cm 。
・葉の形 掌状に3~7列、列片は3角形。
・葉のつき方 互生。

※「アレチウリ」は、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により、平成18年2月から、
生態系等に被害を及ぼす「特定外来生物」としての適用を受けることになった。
結果、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入等について規制を行うとともに、
必要に応じて国や自治体が野外等の外来生物の防除を行う。
参考サイト フリー百科事典ウイキペディア


  数年前の大堀川のアレチウリ群生  撮影2007年10月19日