アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

初めて知った微気圧振動観測所

2010-09-12 | キママ日記

父の23回忌、母の13回忌の法要のために、久しぶりに実家へ行った。
近くの万木城公園に行く途中、初めて微気圧振動観測所があることに気付いた。
フェンスにあった「お願い」から、包括的核実験禁止条約に基づく
核爆発実験監視のための微気圧振動観測所とわかった。
甥の話では、母が亡くなる直前に、母からこの施設が出来たことを
聞いたそうなので、10数年前に出来たのだろうか?
何故、ここが選ばれたのかなど、全くわからない。
撮影2010年9月11日
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  微気圧振動観測施設はフェンスの中に4基あった。
フェンスやアンテナの大きさは「RAV4」と比較すると大体の見当がつくと思うが


  4基の観測施設

 


  1基を拡大してみると


  立ち木の間では


  フェンスにあった「お願い」


  万木城公園には、観測所の近くの夷隅川にかかる「お城橋」をわたって行く。
ちなみに、万木城は、徳川四天王の一人上総大多喜城主になった
本田忠勝により落城・炎上し、廃城になった。
万木城主土岐氏については、いろいろな説がありはっきりしないそうだ。
当時の万木城は延々と続く房総の低い丘陵地にあり、
天然河川の夷隅川(いすみがわ)が外堀になっていた。


  万木城公園の展望台は丘の一番高いあたりにある


  お城橋は平成7年竣工。それまでは、対岸の万木地区に行くのは大変だった。


万木城  埋もれた古城より


大多喜城  フリー百科事典ウィキペディアより