アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

箱根湿生花園の花 その6 オグルマ・ヤマハハコ・エゾリンドウ・ウド・サクラタデ等

2010-09-18 | 動物

箱根湿生花園で8月~9月にかけて咲く花を撮りに行った。何回かに分けてアップ。
その6 オグルマ・ヤマハハコ・エゾリンドウ・ウド・サクラタデなど
撮影2010年9月7日
いずれも画像クリックで拡大します


  オグルマ(小車)
キク科 オグルマ属
花期8月上旬~9月中旬。北海道~南西諸島の低地や湿地に生える多年草。黄色の花を小さな車輪に見立てた名。カセンソウ(歌仙草)の花に良く似ているが、これは葉が草質でやわらかいのが特徴。
今回のオグルマは、花の盛りが過ぎていたようだ。

 

 


  ヤマハハコ(山母子)
キク科 ヤマハハコ属
花期は7月上旬~8月下旬。北海道、九州(中部以北)の山地の草地うあ崩壊地に生える多年草。名前はハハコグサに似て、山地に生えることから。ハハコグサと異なり花は白。白い花弁のように見えるのは総苞片と呼ばれ葉が変化したもの。

 

 


  エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
リンドウ科 リンドウ属
花期7月下旬~9月下旬。北海道、本州(近畿北部以東)の湿地に生える多年草。花は茎の先端と葉腋につき、栄養がよければ数段につく。花冠の長さは4~5cm、日がさすと花が開き、リンドウよりも淡い青紫色の花を咲かせる。

 


  ウド(独活)
ウコギ科 タラノキ属
花期は8月下旬~9月下旬。北海道~九州の山林に生える多年草。高さは約2~3mに成長し、「ウドの大木」という慣用句もあるが木ではない。


  サクラタデ(桜蓼)
タデ科 タデ属
花期は8月下旬~9月下旬。本州~南西諸島の低地の湿地に生える多年草。雌雄異株。雄花は雄しべが長く、花びらより長いのが特徴。タデ科の植物はどれも花が小さい。その中でもサクラタデは大きいほうで、花径3~5ミリ。
この花は雌花のようだ。

 

 

 


箱根町立箱根湿生花園