アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

アレチウリ(荒地瓜)とカナムグラ(金葎)のせめぎあい

2010-09-27 | 動物

大堀川青葉橋下流天神前ひ管の近くで、アレチウリ(荒地瓜)とカナムグラ(金葎)のせめぎ合いを見つけた。
アレチウリ ウリ科 アレチウリ属
カナムグラ アサ科 カラハナソウ属
  撮影2010年9月26日 午後4時半ころ
いずれも画像クリックで拡大します

 

 


  アレチウリの雄花と果実及びカナムグラの蕾


  アレチウリの雄花(雄しべ1本、花びら5枚)
アレチウリは雌雄同株で、葉のわきからそれぞれ柄を出してその先にまとまってつく。
今回雌花が撮れなかったので、再挑戦予定。


  カナムグラ(金葎)の群生
カナムグラは雌雄異株で、これは、雄花の群生。

 

 

 


カナムグラ(金葎)メモ

★ カラハナソウ(唐花草)
・アサ科カラハナソウ属の多年草。蔓性で雌雄異株。
・ビールの苦味、香りの原料になるホップは「セイヨウカラハナソウ」で「カラハナソウ」の母種。
★ カナムグラ(金葎)
・以前はクワ科に分類されていたが、今はアサ科。
・和名「鉄葎」は強靭な蔓を鉄に例え、「葎」は草が繁茂して絡み合った様を表す。
・雌雄異株のつる植物。
・葉は5cm~12cm程度の深く切れ込んだ掌状で対生し、鋸歯が多く表面はざらつく。
・茎から葉柄にかけて鋭いとげがあり、木や電柱、ガードレール等に絡みつく。
・花期は8月~10月で、雄株は分枝した花茎を伸ばし、多数の淡緑色の花をつける。
・雄花はがく片5、雄しべ5。
・雌花は株の葉腋から花茎を伸ばし先端に苞に包まれた穂状の花をつける。がくは小形。
・雌花は受粉後に成熟して果実(痩果)となると赤紫色を帯びる。
参考文献 フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」
     全国農村教育協会「形とくらしの雑草図鑑」


カナムグラ(金葎)の雄花 撮影2009年9月10日