アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ヌルデの木に多数の蕾

2010-09-21 | 動物

青葉橋近くの大堀川斜面に、ヌルデ(白膠木)の木に遠めにも美しい沢山の蕾。大堀川斜面には、他にも多数ヌルデの木があるが、今年の猛暑のために葉やけもひどく、一見枯れたように見える木もある。この木だけは例外のように見事だ。
ウルシ科 ウルシ属
別名「フシノキ・カチノキ(カツノキ)」
撮影2010年9月19日 午前6時ころ
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  朝日に照らされたヌルデの木

 

 

 


  何かの卵を思わせるヌルデの蕾


  まだ小さな青みの残るヌルデの蕾


メモ

・落葉の小高木。
・伐採などの撹乱跡地にいち早く生育する代表的な先駆樹種。
・ヌルデの葉は8~13枚の小葉からなる複葉で、葉軸に翼があるのが特徴。
・ヌルデの葉にはヌルデシロアブラムシが寄生し虫こぶ(虫嬰)を作ることがある。
・ヌルデは雌雄異株。
・ヌルデの花序は茎の先に枝分かれした総状花序。花は数mm程度で5つの花弁がある。
・雌花には中心に3つに分かれた柱頭を持つ雌しべがある。
・雄花は5本の雄しべがあり、花弁は反り返る。
・秋には直径5-8mmほどの扁平な球形をした果実をつける。
・果実の表面にあらわれる白い粉のようなものはリンゴ酸カルシウムの結晶であり、熟した果実を口に含むと塩味が感じられる。
参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


大堀川防災調整池で出会ったヌルデ  すでに蕾ができていた。
撮影2010年7月24日