大堀川の草地でいつものようにヘラオオバコの花が咲き始めた。
あちらこちらのロゼット状の株から花穂を伸ばして開花し始めた。
昨年のヘラオオバコの花(2013/5/17撮影)
オオバコ科オオバコ属
2014年5月5日午前7時ころ
大堀川
↓ ヘラオオバコの花
左側の花の下側に開いた花弁が見える。外に飛び出しているのは雄しべ、
右側の花穂の上方で細く白く見えるのが雌しべ。
↓ あちこちの株から花穂を伸ばして開花。
↓ ヘラオオバコの花
大堀川の草地では例年通りアカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)が開花。
アカバナユウゲショウは、ユウゲショウ(夕化粧)のことだが、
オシロイバナの通称と紛らわしいので、アカバナを付けて呼ぶ。
昨年のユウゲショウの花(2013/5/13撮影)
アカバナ科 マツヨイグサ属
2014年5月5日午前8時30分ころ
大堀川
↓ ユウゲショウ(赤花夕化粧)の花
花弁4枚、雌しべの先は4裂する。雄しべ8本、白い葯がついている。
↓ 遊歩道脇にロゼット状の株の根元から茎が伸びてくる。
↓ 大堀川への注水施設のフェンス横には毎年ユウゲショウの群生。
昨日撮った場所とは違うところでヤセウツボ(痩靫)が群生していた。
昨日この場所を通って帰ってきたのだが、気づかなかった。
一晩でこんなに目立つようになるのだろうか!
寄生主にはマメ科、セリ科、キク科などだが、
大堀川ではアカツメグサに寄生している。
ハマウツボ科ハマウツボ属
2014年5月5日午前7時ころ
大堀川
↓ 一斉に出てきた多数のヤセウツボ(痩靫)
↓ ヤセウツボは
1年生草本で寄生植物なので、葉は鱗片状に退化して、褐色の腺毛が密生。
↓ ヤセウツボは葉緑素がないので全体的に褐色。腺毛が密生。唇形花。
参考サイト 進入生物データーベースヤセウツボ