アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

サクラタデ(桜蓼)

2014-10-14 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池のサクラタデ(桜蓼)。2014年9月、ボランテァさんにより植栽された。台風18号で泥まみれになったのに、元気に綺麗な花がみられた。周囲にはイヌタデやオオイヌタデもあり、このサクラタデの仲間入りで観察が楽しくなりそうだ。
タデ科 イヌタデ属
2014年10月12日午前10時30分

↓ サクラタデの花
花は直径約8mm、花被は深く5裂し、長さ5~6mmで淡紅色を帯びる。
雄しべは通常8個、雌しべは1個で柱頭は3岐する。
花は長花柱花と短花柱花の2型がある。
この花は長花柱花のようだ。


















↓ 箱根湿性花園で撮影のサクラタデ(2010/9/7)
短花柱花のようだ。








メモ
・北海道~九州の水辺に生える。
・根茎は地中で長く伸び、枝を分けてふえる。
・茎は直立し、高さは50~100cmになる。
・葉は披針形で7~13cm、短い葉柄がある。両面に短い毛がある。
・鞘状の托葉は短い筒形で、ふちに長く堅い毛がある。
・花序は1~3本に分岐し、花穂は細長く、やや密に花を付け、上部は垂れ下がる。
・花被は深く5裂し、長さ5~6mmで淡紅色を帯びる。
・花は直径約8mm。
・花は長花柱花と短花柱花の2型がある。
・雄しべは通常8個、雌しべは1個で柱頭は3岐する。
・果実は痩果で、長さ3~3.5mmの3稜形、黒色で光沢がない。
・花期は8~10月。
参考サイト松江の花図鑑サクラタデ