近所のMさんのブロック塀からアケビの蔓が下がり、花が咲いていた。 |
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雄花の中央部には6本のオシベがみかんの房状につく。 | |
・茎はつるになって他物に巻き付き、古くなると木質化する。 ・葉は5つの楕円形の小葉が掌状につく複葉で、互生する。 ・花は春に咲き、雌雄同株であるが雌雄異花で淡紫色。 ・花被は3枚で雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に、雌花の中央部にはバナナの果実のような6–9本の雌しべが放射状につく。 ・雌雄異花で蜜も出さないので受粉生態にはよくわかっていない点が多いが、雌花が雄花に擬態して雄花の花粉を目当てに飛来する小型のハナバチ類を騙して受粉を成功させているのではないか、とする仮説がある。 ・受粉に成功した個々の雌しべは成長して果実となり、10cm前後まで成長する。秋に熟して淡紫色に色づく。成熟した果実の果皮は心皮の合着線で裂開し、甘い胎座とそこに埋もれた多数の黒い種子を裸出する。この胎座の部分は様々な鳥類や哺乳類に食べられて種子散布に寄与する。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より |