アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

アケビの花

2008-04-04 | 動物

 近所のMさんのブロック塀からアケビの蔓が下がり、花が咲いていた。
受粉生態が未だよくわかっていない植物だそうだ。
アケビ科 アケビ属
(撮影2008年4月2日)

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 ブロック塀を越して外へ下がってきたアケビの木


 大きめの花が雌花、小さい塊の花が雄花


 雌花は花皮が3枚でバナナのようなメシベが6~9本つく。
雄花の中央部には6本のオシベがみかんの房状につく。


メモ
・アケビ(木通、通草)はアケビ科の蔓性落葉低木の一種(学名 Akebia quinata)、あるいはアケビ属(Akebia)に属する植物の総称である。
・茎はつるになって他物に巻き付き、古くなると木質化する。
・葉は5つの楕円形の小葉が掌状につく複葉で、互生する。
・花は春に咲き、雌雄同株であるが雌雄異花で淡紫色。
・花被は3枚で雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に、雌花の中央部にはバナナの果実のような6–9本の雌しべが放射状につく。
・雌雄異花で蜜も出さないので受粉生態にはよくわかっていない点が多いが、雌花が雄花に擬態して雄花の花粉を目当てに飛来する小型のハナバチ類を騙して受粉を成功させているのではないか、とする仮説がある。
・受粉に成功した個々の雌しべは成長して果実となり、10cm前後まで成長する。秋に熟して淡紫色に色づく。成熟した果実の果皮は心皮の合着線で裂開し、甘い胎座とそこに埋もれた多数の黒い種子を裸出する。この胎座の部分は様々な鳥類や哺乳類に食べられて種子散布に寄与する。
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


ボケ(木瓜)の花

2008-04-03 | 動物

散歩の途中で更地になった土地に2種類のボケ(木瓜)の花が咲いていた。
実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したと言われている。
バラ科 ボケ属
撮影2008年3月27日


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<No1 <No2 <No3 <No4 <No5
<ボケの花(08/03/27)


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メモ

・落葉低木
・樹高 :1~2m。
・枝:若枝は褐色の毛があり、古くなると灰黒色。
・幹:樹皮は縦に浅く裂け、小枝は刺となっている。
・葉:長楕円形・楕円形。長さ 5~9cmで鋭頭でまれに鈍頭。基部はくさび形で細鋭鋸歯縁。
・花:3~4月に葉よりも先に開く。短枝の脇に数個つき径2.5~3.5cm。色は基本的に淡紅、緋紅。白と紅の斑、白などがある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 


野々下水辺公園のアセビ(馬酔木・あしび)の花

2008-04-02 | 動物

 野々下水辺公園でも、白いアシビ(馬酔木・あせび)の木を垣根にしていた
背丈はそれほど高くは無いが、沢山の花を付けていた。
ツツジ科 アセビ属
(撮影2008年3月29日)

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 公園の垣根として植栽されたアセビの木


 利根川の水が地上に導水される吐き出し口。


 白アセビの可愛い花


メモ
・本州、四国、九州の山地に自生する常緑樹。
・やや乾燥した環境を好み、樹高は1.5mから4mほどである。
・葉は楕円形で深緑、表面につやがあり、枝先に束生する。
・早春になると枝先に複総状の花序を垂らし、多くの白くつぼ状の花をつける。
・果実は扇球状になる。
・有毒植物であり、葉を煎じて殺虫剤とする。
・ 有毒成分はアセボトキシン。
・馬酔木の名は、馬が葉を食べれば苦しむという所からついた名前であるという。
・ 多くの草食ほ乳類は食べるのを避け、食べ残される。そのため、草食動物の多い地域では、この木が目立って多くなることがある。たとえば、奈良公園では、シカが他の木を食べ、この木を食べないため、アセビが相対的に多くなっている。逆に、アセビがやたら多い地域は、草食獣による食害が多いことを疑うこともできる。
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


柏の葉公園のアシビ(馬酔木・アセビ)の花

2008-04-01 | 動物

現在の柏の葉公園サクラの花とユキヤナギの花が満開だが、
アシビ(馬酔木・アセビ)の花もいき長く咲き続けている。
以前撮影した写真と殆ど変わらないくらいだ。
撮影2008年3月18日


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<No1 <No2 <No3 <No4 <No5
<柏の葉公園のアシビ(馬酔木・あせび)の花満開(08/03/18)


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メモ

・アシビは花を密につけた花序がたれ下がり庭木や盆栽に好まれる。
・自生地も多く、箱根や伊豆、大台ケ原などでは純林も見られる。
・有毒植物で、漢字名は馬が葉を食べると酔ったようになることに由来する。
・昔は葉を煎じて殺虫剤としても利用されていた。
     日本文芸社「樹木辞典」より より
 


アカシデの花序 その2

2008-04-01 | 動物

 アカシデの花は雌雄同株ということがわかった。
撮ってきた写真を良くみると、雄花序と雌花序がわかった。
この後どのように変化していくのか観察していこうと思う。
カバノキ科 クマシデ属
(撮影2008年3月29日)

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 プレート


 アカシデの花序
垂れ下がっている雄花序、そこから上向きに出ているやや小さめの雌花序。


メモ
北海道南部、本州、九州、朝鮮に分布する。高さは15mほど。花期は4~5月頃で、若葉が生えると同時に咲く。秋には葉が紅葉する。 シイタケのほだ木、製炭材、公園木などとして利用される。
和名の由来は、若芽が赤いこと、秋に美しく紅葉することから。
しで」は、注連縄(しめなわ)などに使われる紙垂(しで)のことで、花穂の垂れ下がる様子が似ていることから。 。
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より