ここのウグイスカグラ(鶯神楽)は、大堀川防災調整池整備中に、ボランテァ団体の方々が、植樹されたそうだ。沢山のツボミが付き、一部開花し始めていた。名前の由来は、ウグイスの鳴くころに花が咲くとか、ウグイスが隠れるような藪になることから古名の「ウグイスカグレ」が変化したとか言われている。
近所の畑にも立派な木があったが、昨年掘り起こされたのか突然なくなってしまった。
スイカズラ科スイカズラ属
別名「ウグイスノキ、ウグイスカグレ」
2014年3月23日午前11時ころ
大堀川防災調整池
↓ ウグイスカグラの花
本年枝の葉腋に長さ1~2cmの細い花柄を出し、
淡紅色の花を普通1個まれに2個下向きにつける。
花冠は長さ1~2cmの漏斗状で、先は5裂し、裂片は平開する。
↓ ツボミが沢山ついているので、満開になるころが楽しみ。
6月ころには、赤い液果が実ると、野鳥が大喜びするはず。
↓ 樹高はまだ1.5m位だが、成長すれば3m位になる。
大堀川防災調整池の法面にタンポポが咲き始めた。
そこに一頭のモンシロチョウがとまり、アッと言う間に大空に飛んでいってしまった。
一枚だけしか撮れなかったが、私にとっては、今年初めての記念すべき出会いだった。
昨年の出会いは、10日ほど早い3月12日だった。
チョウ目(麟翅目)アゲハチョウ上科シロチョウ科
2014年3月23日午前11時55分
↓ セイタカアワダチソウの枯れ枝を取り除いてタンポポだけ撮る
ピラカンサスの根元に植えたシュンランが今年も咲いた。
今年は大雪で数日間雪に覆われていたが、全く関係なかったようだ。
株も増えて大きくなって、ツボミも沢山できている。
シュンランは土壌中に根を拡げる地生欄の代表的なもの。
単子葉植物ラン科シュンラン属
別名「ホクロ、ジイババ」
↓ 昨年のシュンランは
↓ シュンランの花
花弁状の花が5枚あるように見えるが、上と左右に開いた3枚の花弁と、
その内側に開いていない緑色の花弁が2枚。
その下側にひだのある白色の花弁(紋様のある)が1枚。
これで合計6枚になる。外側が3枚(実は萼)内側が3枚。
昨日の寒い一日と打って変わって、今日は、暖かい春の陽気だが、また風邪をぶり返してしまった。朝から咳と全身のだるさに襲われ、外出も出来ない。手入れをしていない庭を見ると、義理堅くシュンランやムスカリが開花していた。
手入れをしなかった庭に、ミチタネツケバナのロゼットが見られた。
小さな花を付け、中には長角果が直立し花の上に突きだしているもの、
花弁をつけたまま雌しべの柱頭がのびているものなどがみられた。
アブラナ科タネツケバナ属
2014年3月21日
↓ ミチタネツケバナ(道種漬花)のロゼット
↓ ミチタネツケバナの咲き始めの花、中心にある雌しべは短い。
↓ 雌しべが色づき少しのびてきた。
↓ 左端の花は長角果が出来はじめている。
大堀川防災調整池 春の野草観察会に参加。観察した植物は、クズの冬芽・タンポポ・ホトケノザ・ヒムオドリコソウ・コオニタビラコ・ナガミヒナゲシ・オオイヌノフグリ・カラシナ・オニノゲシ・シロツメクサ・アカツメクサ(&ヤセウツボの話し)・セイタカアワダチソウ・オランダミミナグサ・ノボロギク・ギシギシ・ヨモギ・アメリカオニアザミ・ミチタネツケバナ・カキネガラシ(垣根辛子)等。
中でも、成長した花からは想像出来ないカキネガラシと現在野草摘み最適なカラシナをアップ。おまけはオニノゲシロゼットで、花が咲き始めたら一年中見られるオニノゲシをフォトチャンネルで。
2014年3月16日(日)午前6時半~11時半
↓ カキネガラシ(垣根辛子)のロゼット
アブラナ科
左側のカラシナ(辛子菜)と仲良く
↓ カキネガラシのロゼット二つ
↓ こちらは、アカツメグサ(赤詰草) と。右上にチョコッと見える
↓ こちらは単独で
↓ カラシナ(辛子菜)の群生、至る所に見られた。
主催者からは、せっせと摘んで食べて欲しいとのことだった。
似た花のアブラナやセイヨウアブラナは、葉の基部が茎を抱く。
拡大写真は撮らなかったが、葉柄は茎を抱いていない。
アブラナ科アブラナ属
別名「セイヨウカラシナ」
参考サイト 松江の花図鑑カラシナ
↓ カラシナの花。黄色の十字形、直径0.8~1.2cm、開花時には萼片は斜上する。
おまけ
↓ オニノゲシ(鬼野芥子)のロゼット
キク科ノゲシ属
オニノゲシの花フォトチャンネルでどうぞ
「T会三月例会」は早咲きのサクラの花見と町中散策だった。
コース:町会出発(10:00)⇒ 柏の葉公園花見・散策・小休憩(11:00~12:00)⇒ 石窯パン屋で昼食(12:15~13:15)⇒ 江戸川台商店街散策(13:15~14:45)⇒ 江戸川台駅(14:48)===豊四季駅(14:54)⇒駅前コンビニで休憩と次回例会の相談(14:55~15:30)⇒町会
参加8名、14000歩。
2014年3月18日(火)午前10時~午後3時半過ぎ
↓ 柏の葉公園に入る
↓ ツバキカンザクラは満開
↓ 沢山落ちているアメリカフウ(モミジバフウ)の実は、手芸や工作に最適
↓ カワヅザクラも満開
↓ 柏の葉公園では、カワヅザクラはこの2本だけ植樹されている
↓ 柏の葉公園をあとにして、次ぎの散策へ
↓ 石窯パンやさんでお気に入りのパンとコーヒーで昼食
この日は、春一番だったと気象庁の発表もあった。
幸いウオーキング中は、殆ど送り風で助かった。
このコースを、「一人で歩くなんてとても出来ないけれど、
みんなで楽しみながらなら歩けるのね」と、
参加者全員ちょっと自信がついて解散した。
コガモ
渡り鳥で、冬になるとここ大堀川でも多数見られる。
最近では、コガモのカップルが泳いでいるのが多い。
コガモの番は、10月から翌年6月の長い間にかけて形成され、
抱卵期に解消されるそうだ。
カモ科マガモ属
大堀川
2014年3月6日
↓ コガモのカップル
↓ コガモ♀
↓ コガモ♂
頭部のサングラス模様が光りによって、緑とも青とも見えるのが美しい。
↓ コガモ♀。草の上でしばし休息。
↓ 仲良く休息
↓ 柏の葉公園で出会ったコガモ♀(2014/3/14)
池の中ほどで突然飛び始めたので、後を追った。
大堀川防災調整池で、初めてハシビロガモに出会った。
ハシビロガモの♂は、頭が緑色、背は白色と黒色、胸は白色、腹・わきは赤褐色、尾は白色。くちばしは黒色でヘラ型で大きい。目の色は黄色。冬鳥として湖沼、河川、波静かな海上などに生息するが淡水を好む。(以上財団法人 日本野鳥保護連盟 鳥630図鑑による)
カモ目カモ科
2014年3月16日
大堀川防災調整池
↓ ハシビロガモの♂
↓ コガモ♂と一緒に
↓ 2014/3/4の撮り置き画像の中にハシビロガモのカップルが・・・
もう少し近くで撮れると良いのだが。次ぎのチャンスに期待!
バン
大堀川防災調整池でオオバンに混じってバンがいた。
体は黒っぽく、背は暗い緑褐色。わきのある一すじの白い縦斑と下尾筒の白色の三角斑が目立つ。額板とくちばしは赤色で、先端は黄色。足と指が長く緑黄色。(以上日本野鳥保護連盟鳥630図鑑より)
ツル目クイナ科
2014年3月15日
今年は寒かったせいか、柏の葉公園のカンヒザクラ(寒緋桜)のツボミの膨らみ方が遅いようだ。
昨年3月19日には満開になっていた。⇒ クリック
カンヒザクラは旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)とよばれることもある。ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることもあるが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混合されやすいので、近年ではカンヒザクラ(寒緋桜)と呼ばれることが多い。
バラ科サクラ属
別名「タイワンザクラ(台湾桜)、ヒザクラ(緋桜)」
2014年3月15日
↓ 殆どツボミ状態のカンヒザクラ(寒緋桜)
3月18日(火)には、町会の「T会」の散策もあるので、その頃にはもう少し開花していると思うが。
帰りに見たレストハウスからの梅林は綺麗だった。
柏の葉公園のジュウガツザクラ(十月桜)も少し咲いていた。
ジュウガツザクラ(十月桜)は、10月ころから咲き始め、
11月~12月に一度ピークを迎える。
その後ポツポツと数輪程度で咲き続け、
春には小花柄(サクランボの軸)の長い春花となって咲く。
春には葉も花と同時展開する。
2013年11月9日撮影のジュウガツザクラ(十月桜)
バラ科サクラ属
別名「コバザクラ・シキザクラ」
柏の葉公園
2014年3月15日
↓ 樹皮とプレート。バックに見えるサクラは「ツバキカンザクラ」
↓ 新しい葉芽と花芽が多数見られる。
柏の葉公園のコブクザクラ(子福桜)には、数個の花がついていた。
コブクザクラ(子福桜)は秋から冬と早春にかけて咲く。八重咲き。
昨年11月のコブクザクラ(子福桜)には、もっと花が付いていた。
コブクザクラには雌しべが多く、不完全なものも入れると7、8本もあるそうだ。
1~3個の果実をつけることから、1969年(昭和44年)に「コブクザクラ」と命名されたそうだ。
バラ科サクラ属
2014年3月15日
柏の葉公園には、ツバキカンザクラが数本植樹されている。
その2は、満開になったツバキカンザクラ(椿寒桜)。
「ツバキカンザクラ(椿寒桜)は、カンヒザクラ(寒緋桜)とシナミザクラ(支那実桜)の種間雑種と考えられている。愛媛県松山市に原木があり広く栽培されている。花弁が内側に曲がるのが特徴。樹形は盃状になる。」以上このはなさくや図鑑(椿寒桜)より
バラ科サクラ属
2014年3月15日
↓ 満開になったツバキカンザクラは公衆Bトイレの近くにある。
↓ 満開になったツバキカンザクラ(椿寒桜)の花
雄しべ、雌しべ共に長く突き出る。一見サクラの花とは思えない。
↓ 後に白く見える建物は公衆Bトイレ。
↓ トイレ側からひろばへの通路側を見る。
ツバキカンザクラ(椿寒桜)の大きな木は満開。
柏の葉公園には、ツバキカンザクラが数本植樹されている。
咲き始めのツバキカンザクラ(椿寒桜)と、満開になったツバキカンザクラ(椿寒桜)が撮れた。
「ツバキカンザクラ(椿寒桜)は、カンヒザクラ(寒緋桜)とシナミザクラ(支那実桜)の種間雑種と考えられている。愛媛県松山市に原木があり広く栽培されている。花弁が内側に曲がるのが特徴。樹形は盃状になる。」以上このはなさくや図鑑(椿寒桜)より
バラ科サクラ属
2014年3月15日
↓ ツバキカンザクラの花
↓ ツバキカンザクラの樹皮とプレート
↓ プレートの反対側から見る
↓ さくらの広場から見たツバキカンザクラ(椿寒桜)の木