冒頭から、男が殺しの偽装工作をしている。ウィスキーなどを入れ替えているが、見ているだけでは何がどうなっているのか分からない。
この男、シーズン1の7話「殺しのカクテル」のバーテン三好。
私はシーズン1の頃は「相棒」をちゃんと見ていなかったんです。昼間再放送とかしてくれたら、嬉しかったのにな。
でも、それを見ていなかったとしても、何の問題もなかったですね。
偽装工作は不自然なウィスキーの入れ方をして、犯人はウィスキーに詳しくない人だと思わせるためのものでした。三好がいろいろ苦労したと言うのに、右京さんは始まって9分で偽装工作を見抜いてしまいましたね。早すぎですよ。
でもあれやこれや、あれやこれや。
推理ドラマとして、面白かったですねぇ~。
手を抜いた「あれやこれや」の部分はHPのストーリー14話でチェック。
今週の右京さんはウィスキーネタ、葉巻ネタの知識の博識度も高かったのですが、その経済力も高いことが判明。二日続けて6万円の出費ですよね。あの12万円は経費では落ちませんよね。薫はお辞儀と可愛い瞬きだけでいいのか~と思ってしまったりして。
でもようやく薫ちゃんの舌も活躍できて、良かったです。
ようやく活躍と言えば、捜一トリオも近頃地味めだったのに今回はテンポ良く笑わせてくれました。
そして最後は、いつもどおり心優しい終わり方でしたね。カクテルを作ることを封印していた三好が、ホームスィートホームと言うカクテルを作り、みんなで飲むシーンは、三好の本当の意味での再生を意味していたように思います。
ホームスィートホームは家に帰れなくなった客を帰すために作られたカクテルでした。
「どなた様もいつか必ず、帰れますように」。
いつか必ず自分のいるべき場所に帰ろう。なんとなく、そんなホットカクテルを飲みたくなるような雪の降る夜のドラマでした。
だけど、私、ちょっと思ってしまいました。いくら模範囚でも、殺されたやつが酷いやつだったとしても、殺人の服役が7年・・・。
・・・?!
<追記です>
「ホームスィートホーム」のカクテルで検索して、いらして下さった皆様へ。名前しか載っていなくて、お役に立てていないと思います。あまりにその検索ワードでいらした方が多かったので、胸が痛くなってしまいました。
「ホームスィートホーム」のレシピは、いつもお世話になっている
「§相棒馬鹿」様のところに、ドラマを見て実際に作られた事のある方がコメント欄にて書かれています。(凄いですね)
私がお知らせするまでもなく、皆様御存知のことだと思いますので、こんな風に書かせていただくのも恥ずかしい限りなのですが、少なくとも私の友人や、姉などは知らないはずなので書かせていただきました。
でも、昨日来ていただいた方には、後の祭りなわけで・・・