森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

天地人33回「五人の兼続」

2009-08-17 00:57:45 | ドラマ (大河)
久し振りに「天地人」の感想を書きます。
この一ヶ月の「天地人」は私にとっては普通に面白く感じていて、ごく普通の「大河ドラマ」でした。普通に面白くと言う事は普通に感想が書けるということだったのですが、ちょっとドラマ感想を書く気分じゃなかったと言うか・・・
意外と忙しい毎日だったのですよ。

今日で夫の夏休みも終わりです。

夫の夏休みが終わると、なんだか8月も終わりのような気になってしまいます。そう思うと焦ります。いつも焦っています。
しかも今年の大河は11月で終わり。後、14回なんですよね。

その事を先日合った友人に言いましたら
「エッ、嘘。ダメよ、大河は12月まで遣ってくれなくちゃ。今年が終わったと言う気がしないじゃない。」と怒っていました。

何を今更とも思いましたが、そんなにこの「天地人」を楽しみにしている人がいるのかと思うと意外です。でも、私の周りはそんな人がいっぱいなんです。そんな時ふと思うのです。ブログを書いていたから、私の中ではドラマ前半がダメだったのだろうかと。感想を書こうかと思うと、どうも斜め縦横上下と見てしまい、正面から見なくなってしまうのだろうかと考えてみたりするのです。

最近面白かったのは、ブログに感想を書けないと決めていたからなのでしょうか。

兼続と三成の友情物語。良かったし楽しかったのです。景勝も不要なおべんちゃらは言わないのに、これはと言う事にはしっかり家康と渡り合ってしまったりして、カッコ良かったですね。
大老に選ばれ集った時も、宇喜田に「若くて頼もしい」と毛利が褒めれば、「私もまだまだ若い。」とボソッと呟いたりで、今回は彼のポイントが高い私です。

家康の嫌味に一人耐える三成とか、泣き落とす三成とか、小栗ファンにはたまらなかったのではないでしょうか。
妻夫木君も、少しは貫禄みたいなものが出てきたように思いました。
最初の方の
「すべてはお前に一任する。」と言うシーンは良いシーンでしたね。二人は以心伝心の良き主人と家臣なのだと伝わってきました。

でもでもやっぱり正直に言うと、・・・・って、それは最終回まで取っておこう・・。

殿の信頼厚く、地方で自分の力を思う存分発揮できる兼続と違って、中央で主人に振り回されてしまっている三成を救うべく、「五人兼続がいれば」と言う景勝の言葉をヒントに新しい制度を進言する兼続。
そして二人の活躍と続き、ブログを書かなければ、「ああ面白かった。」で終わるのですよね。

だけど書くとなれば、「五大老」って調べちゃうでしょう。そうすると夢から覚めて、五大老が出来たのは兼続の手柄的表現に、微妙なものを感じてしまうのですよね。なぜなら大河で歴史が好きになる子供もいれば、それが史実だと思う年配の人も多いからですよ(うちの母とか)

それに如何に説得の作戦と言えども、謙信公の後継について秀吉に嘆いたカネタンのセリフにも、ちょっと違和感が・・・。



やっぱり感想を書こうと思うと、こんな風に目に付く所もいっぱいですね。世間様の評判とブロガーさんたちの評判が違うのは、そんなところに秘密があるからかもしれませんね。

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