森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

劇団金子、第三回公演のお知らせ♪

2010-10-11 02:12:27 | お出掛け日記
この記事は、しばらくトップに置かせていただいています。新しい記事はこの下にあります。
今日は「龍馬伝&大仏開眼」を更新しました。


ご贔屓を持つ事は、人生のスパイス的喜び。

劇団金子は旗揚げ公演から応援している劇団です。それも三回公演を迎える事になりました。
ご贔屓として、今回は事前告知にて応援します。




今週の三連休、まだまだ予定が決まっていない方、是非阿佐ヶ谷まで足をお運びくださいませ。

以下はHPからのコピーです。HPの公演情報は→こちら

第3回公演「喝采に嗤うダリア -煌煌心中箱-」
Kassai Ni Warau DAHLIA "Koh Koh Shinju-Bako"

【チケット】
前売券¥3,500/当日券¥4,000 (税込・全席自由席)
ご予約はこちら

【日程】
2010年10月8日(金)~11日(月・祝)

【開演時間】
8日(金)19:00~
9日(土)14:00~, 19:00~
10日(日)14:00~, 18:00~
11日(月)14:00~, 18:00~
※開場は開演の30分前を予定しております。

【会場】
ザムザ阿佐ヶ谷(東京都杉並区阿佐ヶ谷北 2-12-21 ラピュタビルB1)
MAP会場HP


面白いかどうかは、私も見ていないわけなので分かりません。

ただ昨年見た「漣を抱くセシル」は本当に面白かったのです。その感想は→こちらです。
その面白さを担保に、お勧めしています。

ついでながら、旗揚げ公演「旅するシカーダ」の感想は→こっちです。

でもその感想、半端です。追記すると言って、一見放置。でも実はこのブログの膨大な記事の中に紛れ込ませて、かすかに辛口で書いています。(両方とも)
若者よ、自分の優秀さに溺れずに、若いうちにこれでもかと言うほど「学べ」と言うような事をいっていたような気もしますが・・
それを偉そうにならないように、クタクタになるほど気を使いながら書いていたように思います(笑)
昨年見た「セシル」の話を、もう少々。
確かに役者さん、シナリオ共に完璧なんてことは思っていません。でも、その直前に見たプロの演劇集団のお芝居が霞んで見えるほど、彼らのお芝居は印象深かったのです。
その霞んで見えた他のお芝居も、かなり評判良くて、続けてみたら「セシル」が可哀想かなと思っていたら、とんでもないサプライズだった訳です。

何とはなしに、深まってきた秋。
小劇団の特異な空間で、素敵な秋をお過ごしください。








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龍馬伝41回「さらば高杉晋作」&大仏開眼

2010-10-11 02:09:10 | ドラマ (大河)
今日の夜はテレビ三昧。

昼間は新しいエアコンの取り付け日で、それなりに頑張ったから夜はダラダラしながらテレビを見ることにしました。だって見たいテレビが目白押し。
「大仏開眼」はNHKでやった歴史スペシャル第三弾で、再放送。でもはじめて見ました。その後「龍馬伝」、そしてwowowで映画の「ゼロの焦点」を見ましたが、どれも内容濃く素敵な作品でした。

【大仏開眼】

吉岡秀隆が吉備真備。石原さとみが孝謙天皇。
時は平城京の時代。

大仏建立のお話と言うと、私は手塚治虫氏の「火の鳥・鳳凰編」を思い出してしまいます。
権力の象徴として描かれ、その開眼の時人々がひれ伏すと言うシーンが印象的でした。大仏をを中心に中央集権を目指すと言う構図だったでしょうか。
もちろん火の鳥のテーマはそこにあったわけではなく、得がたき人としての命を得て、如何に生きていくことが大切なのかと言うようなことを茜丸と我王と言う二人の仏像師を通して描かれていたように思います。

テーマは同じではありませんでしたが、このドラマにもそれに通じるところがあったように思いました。

藤原仲麻呂(高橋克典)は、最後には大君とほぼ同等の権力さえ手に入れて君臨したと言うのに、最後の時には何を思ったのでしょうか。また、同じく遣唐使として学び、最初に大仏建立を提案していた玄(市川亀治郎)もまた何故道を誤ってしまったのでしょうか。

この物語は藤原氏とその他の豪族との権力闘争というような歴史物語になっていて、意外と勧善懲悪的な感じに描かれています。ここでは藤原仲麻呂は敵役です。適役が強いとお話は面白くなってきますが、高橋克典、なかなかの好演でした。灰汁の強い悪役も出来るのですね。なんとなく正義の味方の人のイメージがあるので、そんなイメージを払拭しているので好感が持てました。

吉備真備らがどんな逆境にも甘んじ、仲麻呂を倒すのにも、後ろ盾の大后が亡くなるまで根気良く待ち続け、そして「時」到来に感じ一気に討つところも感心しました。

遡って玄の皇子暗殺シーンは、凄まじく見事でしたね。野心抑えがたく、仲麻呂の言葉の罠に嵌って少年である皇子を毒殺してしまい、大仏の絵と共に自分も血まみれになるシーン。地獄に落ちた瞬間でありました。
自分の悲願だった大仏建立は、結局は行基が中心になって作っていく事になりました。
でも彼だからこそ、人々は一握りの土くれさえ持ち合わせ、大仏建立に力を捧げたのだと思います。ただ玄は仲麻呂の手の者に掛かる時穏やかでした。行基は語ります。
彼は道を踏み外したがゆえに仏に近づけたのだと。
吉備真備は、私には分からないと寂しげに答えます。最後は思いが離れていってしまっても、共に唐の都で学んだ大切な友達だったからでしょうか。
逆縁の縁・・・
ふとそんな言葉を思い出します。彼には彼の役割があったのかもしれません。


形的には大仏建立の反対派だった吉備真備は、唐に追いやられる事になります。(このドラマでは違った事を言っていましたが)

後の孝謙天皇と吉備真備との別れのシーンは良かったですね。
離れていてもずっと側にいる・・・
フォースと共にあらんことを、ってな感じでした。
でも手を差し出し、その手を慈しむように取る吉備真備。すっとその手を引いて去っていく女帝。

だからその後、唐から帰ってきた時も、仲麻呂を倒した時も、駆けつけて手に手を取ると言ったシーンはありませんでした。
それでも国を思い、女帝を守り続けたのだと思います。

はっきり言ってこういうお話は大好きです。

【龍馬伝】
―おっと、ここで眠ってしまいました。(上を書いているときも、かなり寝ぼけていたようで朝直しましたよ。汗)
もういつもの寝る時間と言っても深夜ですし、結構疲れているのでついうとうとと。
寝ぼけた頭で書いてもなと思いつつ、明日はお出掛けなので簡単に書いておこうと思います。

なんと言っても高杉さんですね。
元騎兵隊の人たちが遠くで「高杉さまー、高杉さまー。」と呼ぶシーンは感動しました。また後のシーンでは見張りの目を盗んでに会いに来てしまう彼ら。身分関係なく国を守るために、共に騎兵隊で戦えた事はわれらが誇りだと伝える良いシーンですね。決してお涙頂戴な演出ではなく、飄々と海を見ながら去っていく高杉様、カッコ良すぎです。

海援隊としていろは丸に乗り込む龍馬の下に、騎兵隊の旗が届けられます。
新しき世を高杉は見ることは出来ませんでした。でも心はしっかりと龍馬に受け継がれていったのでした。

そしていろは丸の交渉時の弥太郎が、またカッコいい。
そう言えば、このドラマが始まった時に、毎回龍馬が土下座をするので、水戸黄門みたいなお約束に感じてイラッと来ていた事があったことなどを思い出しました。でもこの土下座、弥太郎にとってはお約束。頃合を見てそれが出るとクスッとか笑いが出てしまいます。

そして長崎奉行に「坂本詮索は今後は無用」と言い切る象二郎もカッコいい。
カステラを喰いちぎる象二郎は、醜いがカッコいい。敵の時には不気味。だけど味方になってしまうと、なかなか頼もしい象二郎でした。

と言う訳で、来週は「いろは丸事件」。幕末、詳しくありません。楽しみです。








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