森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

過激なランチ

2011-04-14 00:53:43 | 梢は歌う(日記)

計画停電の原則不実施が発表されて、なんとなくホッとしています。

停電は、家に居る分には我慢していればいいだけなのですが、お仕事的にはちょっときついと思っていました。これは皆同じ。仕事になりませんよね。特に最初は「計画」とは名ばかりで、その計画もなかなか決まらずお知らせも遅かったでしたから。

 

でもこの計画停電で、みんなの節電意識が高まった事は間違いのないことです。

続けて行ったファミレスでも昼間は電気が消えていました。中が暗いので窓には大きく「営業中」と張ってありましたが、中は意外と平気でした。これでこのままいけばいいんじゃないかと思いました。

 

奥様ランチも復活して、気持ちもホッとしたのですが、それは取り敢えずの「再会」。みんなそれぞれの近況をちょっとずつ語り合いました。じゃあ、近況がちょっとなら、他は何を話しているのかと言うと、馬鹿話が多いかな。でもその中に結構な情報が含まれていたりするので侮れませんよ、奥様ランチ。でも楽しいが一番なのですよ♪

熱くは語りませんが、自分が見たこと聞いた事が元になり、実はかなり自分の考えを述べているのが中年女子会なのですよね。近況の中には「地震、その時私は」的なものもありますが、買占め目撃の話や義援金の話とかいろいろです。

でも最後は大概がお笑いのネタの様になるのです。

 

「計画停電、なんだかんだって夏やるための練習のような気がするわ。」

←友達「夏やられたら、きついわねえ。死者が出るかも。」

「カキ氷売りにキャンディ売り、金魚屋に風鈴売り、そんなものが復活するかもね。でもみんなでエアコン止めたら、街が涼しくなるかも。冗談でなく、深夜を停電にして欲しい。みんながエアコン使わなかったら、夜は本当に涼しい夜風が入ってきて、いいと思うな。」

「デモさ、それって治安が悪くなるじゃない。みんなが窓を開けて寝るってことよね。」

「人の弱みに付け込んで悪さするって許せないよね。じゃあ、最初に刑法を改正して、計画停電の時に強盗に入ったら、有無を言わさず、この有無を言わさずって言うのがポイントね、死刑。それで泥棒に入ったら無期懲役ね。裁判も一日で終わって節電になるわ。」

「過激だね。泥棒も命がけになってくるわね。」

「それで、万が一つかまったときのリスクを考えて、計画停電の地域を避けようって思うわけ。『なになに~、今日の夜は第5Gが停電だからそこはやめておこう』って。停電の計画に詳しくチェックなんか入れたりして。これが本当の泥棒の『計画停電』ってわけでして・・・」

チャンチャン

 

時々このブログに登場する不思議空間M町。そこは裏が山だった事もあって、夏の夜は窓を薄く開けて寝ていました。大きく開けると夜中に寒くなって震えが来るからです。

今のマンションに越してきた時も、夏は窓を開けて寝るものと思っていましたが、とんでもない事でした。窓から入ってくるのは人様の家のエアコンからの熱風ばかりで、閉めざるをえなかったのです。今では我が家もエアコンに頼って夜を過ごしています。でももしマンション中のエアコンが真夜中には止まり夜風を頼りにしたら、入ってくる風の温度は違うのではないかと、ふと思ったりもするのです。昔のように。

だけど、私がマンションの窓をしっかり閉めて寝るようになったのは、たぶん松本サリン事件からだったと思います。治安の為に窓に施錠がしてあった下の方の階の人は助かり、窓を開けて寝ていた上の方の階の人たちが被害にあいました。

 

人が良かれと思ったスタイルで生きようとしても、それを阻むのは人の悪意だったりするのは残念でなりません。

 

福島の緊急に避難された家々に空き巣が入っていると、姉が電話で教えてくれました。

本当に腹立たしい!!

人の弱みにつけこんで!

許せん!

思わず
「避難した家に空き巣に入った者は、そいつだけ被爆する。今呪いをかけておきました。」と言ってしまいました。

が、そんな人は心が腐っている。私が呪いなどかけなくても、自ら滅びの人生を歩む事でしょう。

と、過激モードで終了です☆

 


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