森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

お花見に行こう

2011-04-10 11:44:48 | お散歩&写真日記

過度のお酒に酩酊し、周りの者の苦笑にも気付かずに、他者に迷惑をかけ、朝になったら飛ぶ鳥後を濁しっぱなしでゴミの山のようなお花見は、震災がなくても自粛していただきたい。

だけれども花の季節は短くて、上空から見たら日本がほんのりピンクに染まるこの季節から元気を分けてもらう事は、とっても大切な事だと思います。

此処に載せた画像は4月9日のものです。

それより一日前、自転車に乗って買い物に出掛けた時に、町に溢れる花々にちょっと心奪われたりもしましたが、薄曇に咲く桜の花に無感動な自分に気がついて愕然としました。感性が死ぬと言うのはこういう事なのかと恐ろしくも感じたりしました。

心が疲れているのです。

昔は「地震・雷・火事・おやじ」。これを最初に言った人は天才ですね。

今は「地震・津波に火事・原発」。雷も怖いけれど、今はちょっとランク外。それよかおやじだ。おやじ共、元気だし原発の恐怖なんかやっつけちゃってくれたまえ。そして再びランク入りしてくだされ。

ナニナニ、こんな時だけおやじに頼るというのもいけないかな。ではでは女どもも元気を出そうではないか。

花に力を借りて。

老若男女昼夜問わずに桜の木の下に場所取り、カツレツ良くなる程度に酒を飲み、気の利いたジョークで笑いあう。

または花の下を歩きその英気を吸い取ってくる。和菓子と抹茶のおまけ付きで。

自粛のお話は、敢えてこれ以上言わなくても良いですよね。他の方も一杯言っていますし、テレビでも言っているし。だけどこんな事はお上に言われる事じゃないと思いますよ。自分で考えましょうよと思うのですよ。すぐに流れを読もうとしちゃうんですよね、日本人って。

地震・津波・原発・・・

だけれども第4の波には飲まれてはいけないのです。日本を沈没させてはいけないのです。この、波・飲まれる・沈没と言うような言葉は、今までずっと意識して避けてきました。でも此処では敢えて使いました。経済の疲弊は怖いです。私たちは元気を出し、働き続け、そして援助し続けていくべきだと思います。・・・って、敢えて言わないと言いながら書いてしまいました。

と言うわけで、しばらくは花の写真日記です。

あっ、そうそう。今日の私は花から元気を貰ったので、元気です♪

 

 

 

 

 

 

 

 

明日もお花見

ブログのお話~・・・☆

そう言えば、今日は真夜中にも記事をアップしていたのでした。
ルート君の誕生日」、単なる家族ネタですが、お暇なら覗いてみてくださいませ。


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ルート君の誕生日

2011-04-10 03:09:19 | 家族スナップ

これぞ、我が家の日常日記で、何でタイトルを「日常!その4」にしないかと言うと、そろそろ何に何を書いてきたのか分からなくなる頃で、読んで下っている方も、開ける度に「日常!」と書いてあり、この先「その48」だの「49」だとか書いてあったら、何がなんだか分からなくなる事間違いなしと言う事で、「その3」で止めておきました。

でもアレは、今の非日常的な日常、つまり「今」日記、だから「なう日記」(しつこい!)と言うわけで、復活するかもしれません。
・・・・・、でも復活しないで欲しい、出来るものならば。もう非日常的な日常と言うのは疲れました。

 

そんなこんなで、今年もルート君の誕生日がやってきました。(数日前のお話・・)
「ルート君」などと可愛らしく書いていても、彼もすっかり大人です。なんといってもこのブログは意外と長く続いているものですから、すっかり育ってしまったのです。

それに伴って、私もとしを・・・
そこの部分は触れてはいけませんね。だって確かに皆平等に歳は取っているのですから。私がひとつ歳を頂けば、あなた様にも配布されるわけですから。
「いいえ、ワタクシなどに勿体無い。どうぞ、他のところにお分けしてくださいませ。」と言っても、歳の神様が
「それでは申し訳ない。皆平等にひとつずつ差し上げよう。」と置いていく「歳」。

いらないと言っているのに、迷惑なこった。

まあ、それはともかく大人になってしまった彼には、誕生日の盛り上がりがなんとなくないのです。あまり物事を深く考えるタイプではないのかもしれませんが、人生の節目としての何かを決意する日とかそんな雰囲気すらない彼。なんか寂しいな、親としてとか思っても、それこそはた迷惑な事だと思います。いつ何を考えたり行動するかなんて、もう親の思うことではないのです。でも誕生日って、やっぱり普通の日ではないと思うのですよね。

 

私もこれといって、誕生日のスペシャルディナーなどの企画はなかったのですが、ケーキなどを買って彼の好きなメニューを作ろうと思っていました。

でもあまりに彼が普通の日っぽかったので、思わず昼間にはピザなんかを取って、誕生日なんだよと言う雰囲気を醸し出してしまいました。ピザを取って嬉しそうだったのはラッタ君のほうだったかもしれませんが。

ところが、近頃の私はなんとなく体調が悪いのです。何がどうと言うわけではないのですが、突然体温調節が利かなくなり、熱くなったり寒くなったり、物凄くだるくなったりします。その日もそうで、とても買い物に行く元気などありません。でも明日食べるパンもないし・・・

こういう時はルート君です。

「ルート君、パンを買ってきてくれませんか。それから、あなたの誕生日のケーキも買ってきてください。」

「な、何それ。自分の誕生日のケーキを自分で買いに行くという悲しい展開

ちょっとでも面白そうな雰囲気を逃さずキャッチのラッタ君も登場。

「良いじゃん、お前。いっそホールで買って来いよ。」

「俗に言う、バースディケーキと言うやつですね。あれ駄目ですよ、ルート君の場合は。なんたってイチゴとかフルーツが駄目でしょ。イチゴは真ん中に挟まないでくださいとか、注文が多いケーキ屋の客だったんだから。食べる時も、上のフルーツを外すと、見た目もちょっと悲しいケーキになってしまうしね。好きなチョコレートケーキとか買ってきたほうがいいじゃない。」

「『注文の多いケーキ屋の客』、めんどくさい男だ。だから罰としてやっぱり自分で買いに行きなさい。」ニタニタ・・・

「ひ、酷い。」

「あっ良く考えてみれば、私は帝王切開だから、君たちは生まれるときに狭い産道を苦労して出てきたと言うわけではないのよね。××前のあの日、生みの苦しみは私だけにあったのよね。考えてみれば、私が頑張った日なんじゃないのよ。もうこれからは自分の誕生日が来るたびに、私に感謝してケーキを買って私の差し出しなさい

「母上、その節はすみませんでした。お手数をお掛けしました。」
「と言うわけで、ルート、そのケーキはお前の誕生日のケーキじゃなくなったみたいだ。」

「何で今、良く考えちゃうのかなぁ~

もちろんルート君、最初から買い物、noではありません。ラッタ君はこの後お仕事に行きました。

「ちなみに、ケーキなんだけれどね。パパさんは、あそこのショートケーキは好きじゃないって。それからモンブランは昔から嫌いだって。私は抹茶ケーキは絶対に駄目だから。」

「なんと注文の多い・・・・」

 

私はラッタ君といると楽しくて、ルート君といるとホッと心が安らぎます。
君たち、生まれてきてくれてありがとう。

 

 

 


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