森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

初転び初泣き

2015-01-14 13:04:46 | 梢は歌う(日記)

いったいどうしてこんなことになってしまったと言うのだろう・・・・。

 

※          ※          ※

 

前の自転車を年末に捨てて、しばらく自転車なしの生活を送っていました。

それならそれでも良いかなと、バス&徒歩の生活を楽しんでいましたが〈本当は引きこもり&パパアッシー使いまくり〉、ルート君がちょっと早いけれどと誕生日のプレゼントに買ってくれたんです。

大人になったなあ、ルート君。

 

ちょっとお高い。

なんでも20年分なのだそうです。

 

「それって、今までの20年分であって、これからの20年分じゃないよね。」などと念を押す私。

 

御存じのとおり・・・・いや、ご存じないか。

我が家では「母の日」「誕生日」、ほとんど何にも無しで、ごくまれに奇跡のようにこう言うことがあるんです。

と言うか、ワタクシ、本音ですが、毎年それがあったりするとちょっと疲れちゃう。

だって「ありがとう」「悪かったね。」「嬉しいわ。」って毎年言わなくちゃいけないんでしょ。

 

稀にで良いです。稀で。まったくじゃなくて稀に。

 

ところがこのお母さんは〈私の事〉、殊の外新し物好きで好奇心の強い人なんですね。

 

で、さらばママチャリ。

 

「最初はさ、家の周りを走って練習するといいよ。」と夫。

「へっ!?なんで。自転車を今更練習する必要があるのかな。」と心の中でそう思いました。

 

実は私、ある時から〈そう、ある時から〉、凄く自転車に乗るのが下手になってしまったんです。もともと下手だったんですが、下手でもその自転車を使ってかなり仕事をしてたので、その時はまあまあだったのですが、家で仕事をするようになって、そんなに乗らなくなった後、病気をしたんですよ。その後、なんか異常に体力がなくなっていたみたいなんです。前と後ろに荷物を山のように載せると自転車を支えきれなくてよろけるんです。〈ぶつぶつ〉
だから、ちょっと怖い所ではすぐに止まっていったん降りちゃうんです。

 

12日にその自転車を買ったので、13日の朝、
「そうだ、あれに乗ってみよう♡」

 

ギア付自転車は初めてだったので、「1」と言うのがどんなものか分からなかったのですが、すぅすぅと言う感じで心もとなくギアチェンジをしようとしたら固くて、ちょっと止まって確認しようとしたら、バンと倒れました。激しくバンと倒れたので、膝がパンと言う音がしました。

なんで転んだのか、その時は意味が分かりませんでした。

ー何が起きたわけ?

 

膝を激しく打ったのですが、ここでエーンエーンと泣いて帰ってしまっては何かに負けたような気がするので、大通りは避けて裏道を通って公園に行きました。

狭い坂道で人が来たので、また止まったんです。するとまたも・・・・
あああああ。と踏ん張りましたが、何でなのか分かりました。

今までの習慣で、止まる=降りるの私のパターン。その降りるの時に右足が抜けずにひかっかっていたのです。

 

意味が分からない人が多数だと思います。

とにかくさ、私、足が短いんですよ。背が低いってそう言うことなんですよ。

 

「さらばママチャリ」とか言っておいて、ちっとも意識改革してなかったんですよね、私。自転車ってみんな同じかと思っていました。

 

その時ふと、頭の中をよぎった事。

こっそりホームセンターか近所の自転車屋さんに行って、ママチャリを買ってそっと駐輪場に置いておくとか・・・・・

 

いやいや、それはいくらなんでも。

 

その日の夜。

「だから言っただろ。裏の公園で乗ってみろって。」と夫。

「へい。」

「ちゃんとシップ、貼っておけよ。」

「へい」

妙に素直な私。

 

ズキズキする膝をさすりながら、
―ああ、何でホームセンターで、フツーの自転車買ってと言わなかったんだろう。値段だって半分だったのに。

とひとしきり後悔し心の中で泣いた後、唐突に居直ったのでした。

 

夜、ルート君には言いました。

「あれ、軽くて走っている時、快適よね~♪」

「そうじゃなくちゃね♪良かった♪」とルート君。

 

―うん。走ってる時な。

彼には転んだことは内緒です。


―お母ちゃんは、これから「乗る」「降りる」、そこから練習するよ!!!!

 

 

 よろしく、相棒♪

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする