徳川、鬨の声大作戦。
その声に怯えるおなご衆にきりちゃんは
「本当に攻めてくるときは、あんな風には声をあげる余裕なんかありませんよ。怖がらせようとしているだけです。怖がっては負けですよ。」
流石きりちゃん、年の功・・・・^^:
いやいや、だてにあっちこっちで危ない目に遭ってないのですよね。
一方兄の信之は大阪に籠城米を命をかけて届けようとしますが、出浦に必死に妨害されてしまいました。
出浦の願いは昌幸が守り通した真田を守る事。
押し通して行こうとする信之になんか投げた・・・・って、あれは何だ !?
また一方茶々の妹の初が出て来て、
「姉は早く死にたがっているように思います。」と告げるのです。
でも茶々の願いは、秀頼と二人で暮らす事。それが大阪を出る事になっても構わず、そしてそこに幸村が居れば良いと言うのです。
その想いは胸のうちにとどめておくようにと幸村は言います。
なんて勝手なとはまったく思えません。母の願いって、そんなものでしょ。普通のお母さんなら。だけど茶々だから敵わないのよね。
今回もさりげなく見せ場がいっぱいだったように思います。
夜討ちのシーンの幸村もかっこ良かったですね。
なんだかサービスっぽい。
家康はますます狡猾で醜悪になっていくけれど、この時代に勝っていくってこう言うことも含めてやっていかなくちゃダメなんだろうなって思いました。
だから戦国時代は嫌なんだよって思うけれど・・・・。
とにかく今回はきりちゃん。
鬨の声大作戦は、単なる時間稼ぎだった事に気が付いて欲しかったです。
イギリスからの砲弾が届いて、茶々のいる場所をめがけて狙い撃ち。
天守が崩れて来て、ほんのちょっと前に
「きり様が私の憧れ♡」なんて言っていた女性が、その下敷きになり犠牲になってしまいました。
そんなのを目の前にしたら、真っ先に駆け付けて女性を助け出そうとしてしまいそうなのに、駆け付けようとする茶々を必死で引き留めるきりちゃん。まだ安全とは言えないからです。案の定、再び崩れて来てその場に駆け付けたら、同じような運命になってしまったのです。
「なんか好きになれない。」なんてことを前に言っていたけれど、ちゃんとやるべき仕事はやるのです。
テレビ前で、見ていた人の多くは思ったと思います。
「きり、偉いぞ。」って。
来週でと言うか、この後和睦で、そして堀が埋められてってなるのは分かるけれど、なんだかもう勝負はこの一発の砲弾で決まっちゃったような気がしてしまいました。
あっ、そう言えば、やっぱり怪しかったのは有楽斎かよ~(ノД`)・゜・。
まんまじゃん。
ちょっと、がっかりしたな~。
って、まあいいのか。だってこれ「古畑」じゃなくて、「相棒」じゃなくて、「真田丸」なんだからね。