けっきょく、豊臣を滅ぼしたのは大蔵卿だったのね・・・・
と、このドラマを見ている限りではそう言う結論になっちゃうよね。
なにげに女たちが目立った回ではあったものの、ちょっと自分の気持ちにショージキになって言わせていただくと、なんだか気持ちがザラッとしました。
これじゃあ、この時代の女はみんな小賢しいか馬鹿ばっかりと言う感じではありませんか。
もしくは愚かでカヨワイけれど可愛いとか。
癒し形かと思ったら、ビジネスウーマンだったり・・・・。
残りの回数が少ないから広げっちゃった伏線の回収とか、難しい所を一気に描くための三谷氏の策であったかもしれないけれど、視聴者の半分は女性なのですよね~。
なんかスッキリしなかったです、今回は。
とは言っても、前回までで視聴者の心を鷲掴みにしているので、こう言う事を言う人はあまりいないのかもしれませんね。
で、私も、ショージキに書いたので、すっきりしなかった部分の事は以上と言う事にしておきますね。
今回、心に残ったのは片桐殿。
淀のいる所に大砲は撃ち込まないと言ったではないかと家康を責めるのですが、今頃責めても意味のない事です。そしてずっと豊臣の為に尽くした生涯であったのに、最後に裏切ってしまった事を悔やみながら半年後に亡くなったのだとナレーションが入ります。所謂ナレ死と言うやつですね。
「かわいそうになあ。」と私が言うと、夫が
「良かったじゃないか。豊臣が滅びる所を見ないですんだのだから。」と言いました。
本当に、何が良いか悪いかは分からない事なんですね。
堀を全部埋められてしまい、丸裸同然の大阪城になってしまって、幸村は
「もはやこれまで。」と言います。
だけれど結局は、以下は歴史どおりです・・・。←手抜き
もしも秀頼が,大阪五人衆の仲間がこれ以上戦わないと言ったならば、・・・なんて考えても違う道があったなんてやっぱり思えない事です。
みんながまだ諦めないと言ったシーンは確かに良いシーンのように感じました。でもやっぱり何が良くて悪いかは分からない事だなと思ったのでした。