上の画像は、上総中野駅にて小湊鉄道からいすみ線に乗り換えるところです。
二両並んでいるところなど、トリテツ鉄ちゃんには溜まらないシーンなのではないでしょうか。
今回の旅は、ある意味「乗り鉄の旅」でした。いすみ線は絶対に譲れないところでしたが、小湊はどうかと、前日のぎりぎりまで星子さんがプランを練ってくれたのです。
先に乗った小湊鉄道の事を少々書きますと、五井駅の通路にて駅弁などが売られていて、それが東京駅などの駅弁とは違う趣があって、いい感じです。
車両二両で、昔のように切符を車内で切って歩く女性の車掌さんがいたのは、無人駅が多いからだと思いました。(ほとんど、そうじゃないかしら。)それもgood!
駅も古さが、「そう言う所に来たんだ」と旅の情緒を醸し出していました。
ただ「養老渓谷駅」までの座席からの車窓の写真は一枚もありません。
なんでかって言えば、窓が汚すぎて撮れませんよ、車窓風景なんか。
と、さりげなく苦言などを言ってしまいました。
観光鉄道でもあるのに残念だと思いましたが、その反面、きっとお掃除にかける人件費なども大変なのかも知れないなと思ったのでした。
だけど・・・・
養老渓谷駅にて電車が入ってくるところです。
そして、こんな風に後ろの窓から過ぎていく風景を見るのは好きです。
近頃人気のいすみは車両も新しいのか、とっても綺麗でした。
そちらの車両でも同じことをしていました。
駅たち。
「大滝駅」では停車時間が長かったです。じゃあ、こんな車窓の画像じゃないのはないのかって言う所ですが、まあ、そっちの写真は自分たちがニコニコとして映っていますので、載せられないかなって思います。
「大滝駅」の停車時間が長い事を知ったのは、アナウンスが入ってからだったのですが、その駅に着いたとき、この人は鉄ちゃんだなと思われる人が、それまで静かに座っていただけなのに停車した途端におもむろに降りて、
「へえ、この人、こんな所で降りるんだ。」と思った途端に、そのアナウンスは流れたのです。
知ってるなあ、鉄ちゃん、って私思いました。
時々撮り鉄の人たちのマナーの悪さがニュースや噂で流れてきますが、きっとそれらの人たちは、鉄道の本当の良さや美しさなどに痺れているのではなくて、見栄えなどに、つまり今風に言えばインスタ映えに拘るニセ鉄なんじゃなかろうかと、私は思います。
いすみ鉄道のムーミン列車。
何処の場所だったか分かりませんが、「窓の外をご覧ください。」などと車内アナウンスが入りました。
何があるのかと見ていますと、ムーミンたちが森の中に居たのです。
「えっ !?」って思われましたか。
正直に言うと、「素晴らしいぃ」と言うようなものではないのですが、それでも私は微笑みました。
そして思わず想像してしまいました。
いすみ鉄道の人たちが、えっちらおっちらとムーミンを背負って、ある人はムーミンパパを背負って森の中に入り、
「これはそっちね。ああ、それはこっちだよ。」とか言いながら、そのコーナーを作ったのですよね。
ありがとう~、楽しかったです。
そう言えば、それを見ていないから書き忘れたのですが、小湊鉄道の駅々には皆イルミネーションの飾りが施されていました。きっと夜はそんなイルミの中を走る素敵な列車になるのではないかと思いました。
その日は目いっぱい動いたので、ホテルには遅めのチェックインで、夕食無しのコースで予約していました。
だから夕飯は近くの小さなお店で頂きました。
だけどそのお店、すべてのお料理が絶品で、本当にこのプランで良かったと思いました。
三人で頂いたとはいえ、食べすぎでしょう・・・・・。
そして星降る夜空と潮の香りに迎えられて、白浜のホテルに向かったのでした。