森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

2017-12-17 17:46:38 | 映画

17日の今日、夫殿と見てまいりました。

これね、本当に良かったです!!!

「ローグワン」も2016年に見た映画のナンバーワンとか言っていたような気がするのですが、これも2017年に見た映画の中の(私的)ナンバーワンじゃないかと思います。

最初のエピソードから最後のエピソードまで、みんな好き。

感動がぎゅうぎゅうと詰まっていたと感じたし、ルークとレイアのシーンでは、それぞれ胸がいっぱいになりました。なんたってレイア姫、キャリー・フィッシャーの遺作、泣けますよね。

ハラハラと泣く事はなかったけれど、何度ウルウルと、乾燥した瞳を潤してくれたのか分かりません。

さぞやみんなが褒め称えているのかと思ったら、映画サイトのレビューでは、手厳しい意見も多数お見掛けしました。

「うわああ、そうなの!!?」と思ったけれど、それらもレビューもいくつかしっかり読まさせていただきました。

それを読んで「なるほど~」と思いました。暗黒面にすぐに落ちちゃうタイプなのかしら、私(笑)

でもそれだけみんな、「スターウォーズ」が好きなのですね。

だから不満が出たりするのですよ。


そう考えると、私はそこまでのコアなファンじゃないかなと思うのです。今つじつまが合わなくても、最後に(次回作で)合うんじゃないのかとか、思い描いた物語も持ち合わせていないので期待していたストーリーと違うと言うこともないのですから。

ネタバレなしでひとつだけ感想を書くとすれば、カイロ・レンのアダム・ドライバーが前作よりもハンサムに見えたことでしょうか。

ああ、そうそう、これも良いかな。

 ←こやつは可愛いです♪

と、言うわけで以下はネタバレ感想です。

マーク・ハミルのルーク・スカイウォーカー、本当に良かったですね。

マーク・ハミルについては「ドラマのお話♪2014.6」と言う記事の中でも書いたことですが、目元などにその面影を残していても、ずっと映画の作品でお見掛けする機会がなかったものですから、その見かけの変化について行かれず、「クリミナル・マインド」の犯人役であっても気が付くことが出来ず、「キングスマン」でも、後から彼であることを知ったのでした。彼は声優界では欠かせない人になっていて、「天空の城ラピュタ」の海外版ではムスカの役をやっていたようです。

そのルークの最後は、残りの人生をずっと悔いの中で生きて来たような彼にとっては、やっとその悔いの想いから解放されたのかも知れませんね。結局は、カイロ・レンを最終的にダーク面の突き落としたのはルークだったのかも知れません。でもその彼に、「ずっとそばにいる、ソロも私も」と一粒の種を渡したような印象を受けました。いつの日か、その種から光の芽が出るかも知れませんよね。

あれだけの攻撃でも無傷、切られても突かれても無傷だったのは、気の遠隔操作で実態がなかったからと言う種明かしに、「凄いのね、フォース」と思ってしまいました。

だけど力尽きて、命が絶えた時に、肉体も風のように消えてしまいました。

どうしてー?

バンパネラみたいじゃんと思いましたが、本当の彼は、もうとっくにその肉体は無くなっていたのかも。贖罪の時を待って、気だけが生きていたって言うのは考えすぎですか・・。


好きなエピ・・・。

ペイジ・ティコとローズ・ティコの姉妹愛とその戦いは、胸を打ちました。最初のお姉ちゃんの戦いは、思わず泣きました。

操縦席は吹き飛ばされ、命ぎりぎりで爆弾投下のミッションを果たして、その眼下も火の海でやがて爆風が上がって来て助かる道などないのです。それでもペイジが諦めずに頑張ったのは、船に残っている妹のためだったかもしれません。またお揃いのペンダントを握りしめ、勇気を奮い立たせたのかも知れません。

こういうのって、弱いのですよね、私。なんたって姉妹4人で育ってきたものだから。

この姉妹、美人のお姉ちゃんとユニークな妹ってな感じで、きっとものすごく仲が良かったと思うんです。

その戦いはうまくいっても残された者の悲しみは癒えなくて、だから最後にフィンを体当たりで命がけで助けたのですよね。

愛する者を失ってその戦いに勝っても、勝ったと言えるのかー。

「最後のジェダイ」ではメイン戦士ではない人たちの戦いが描かれていたと思いました。


そして抑圧された生活をしている人々の生活(子供たち)が描かれていたのも、良かったです。

ラストシーンのあの子は、すこぶる可愛らしい子でしたが、次回作でも登場してくるのかしら。


カイロ・レン、憎み切れないキャラだと思いました。

母のいる母船に攻撃をためらったりするところなど、レイの言うように期待できると思います。

私はすっかり途中では騙されて、レイとレンが共に助け合いながら戦うシーンで、思わずエピソード8で、この作品は終わりだったかしらと思ってしまいました。だけど・・・・。そうですよね。彼がラスボスにならなくちゃ意味のない事でした。


レンがレイの出自を言うじゃないですか。

酒代の為に売られて、そんなろくでもない親は、ちっぽけな墓で眠っていると。

ずっとレイが待っていたのはそんな親。

でもそう思えない。(諦めが悪いので、私。)

自分の子供じゃないから、そんなことをしたんじゃないのかしら。

まだ彼女には秘密があるのではないかしら・・・・・と思ってしまいました。


次回作では、あの捕まった途端に裏切った人もまた出てきそうですね。私の予想ではあの流れで、味方として登場、だけど既にフラグが立っています^^

(予想なので外れても、別に問題なしです。)


まだまだ書きたい事はたくさんあるような気もしますが、この辺にしておきましょう。

(なんたって、「直虎」の最終回。こちらも気合を入れてみたいと思っています。今日は早く寝ましょう。素敵な夢を見る事が出来るような気がしますから。)


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さようなら。私たちのプリンセス。

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相棒16/第9話「目撃しない女」

2017-12-17 02:14:41 | ドラマ(相棒)

※ 16日真夜中からの書きかけ放置になってしまいました。 (^_^;)

 

15日から「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が始まって、読者に登録している方々の記事にも、早くもその感想が並び始めました。

でも私は(まだ)「見ない見ない。読まない読まない。」と意識してスルーしています。

うっかりネタバレの地雷を踏みたくないし、自分で見る前に人様の評価を知りたくないからです。

 

でも今回の「相棒」の感想は、自分で感想を書く前に、思わず読みに行ってしまいました。いつもならやはり影響されたくないので、書いてから読む事が多いのです。だから時々世間様からひとり浮いている時もあるのですが(^_^;)

だけど今回、ある事を確かめたくて読んでしまいました。そして「ああ、やっぱり。」と思いました。

私、ライターの山本むつきさん嫌いじゃありません。

「相棒」らしからぬ、いや、まさに「相棒」らしいと言うのか、人情者的なものを書きますよね。

 

でもなんか中途半端な感じが、ちょっとしてしまったのです。

厨房を使わせてくれた親切なお店のオーナーが殺されてしまったけれど、そのオーナーの親切な心はどの程度のモノだったのかも伝わらないし、サスペンスとしても、何か物足りない感じでした。←「ああ、やっぱり」と思ったのは、そう感じたのは私だけでなかったのだなと言う事だったのです。

コイバナもイマイチ。

冠城さんは陣川君とは違います。

だから相貌失認である彼女が、最後には冠城さんを一目見て分かるようになって行ったと言うエピソードになったのだと思います。でも彼が入院中に伝言だけ残して故郷に帰ってしまっては、結局かつての陣川君回とさほど違わないように感じて、がっかりしました。

いや、彼女とどうこうなるなんて思っても見ませんが、もしもこの先、彼と絡ませるなら順レギュラーになるくらいの人を持ってきてもらいたいと思いました。

相貌失認の彼女と言うのも、設定的にはなかなか面白かったとは思うのですが・・・・

面白いと言ってしまいましたが、もしも見えない誰かを傷つけていたらすみません。

 

 ところで、彼女が相貌失認であることは、最初の段階で分かってしまいました。別にだから偉いでしょとか言っているわけではありません。

ただ、だてにサスペンスを見続けているわけではないなと思った次第です。

 

「相棒」は今年はこれで最後ですね。

また来年の元日スペシャル、楽しみにしています。

(ワクワク感は昔ほどではないかも知れませんが、それでもナニゲニ『相棒』を新年に楽しむのはお正月のいつもの行事になっています。)

 

コメント (2)
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