近頃ツイッターなどで、よくこの「KUBO」の映画の事を呟いているのを見かけます。
概ねが、「凄く良かったから、みんなも見てみて。」と言うもの。
凄く良いのに公開シアターが多くないらしいのです。
みんなの口コミで数が増えていき、「この世界の片隅に」のように、多くの人が見る事が出来ればいいのになと言う思惑があってのツイートだと思います。
そしてそれに共鳴するので、私も「『KUBO』がイイよ」運動に参戦いたします。
私がこの映画を見たのは、今年の2月にインドに行った時の往復の飛行機の中ででした。往復、そう、行きも帰りもで二回見たのです。
まったく話題にもなっていないし、それなのに日本が舞台。
(私が何も知らないだけだったのか。)
凄く面白かったのに、どうしてこんなにも知らないのと思って、家に帰ってくるなり検索したのは「タージマハル」のあれやこれやについてより先でした。
今のアニメって立体感が凄いじゃないですか。だからこれもそのようなアニメかと思ってみていたのですが、なんとストップモーションアニメだったのです。
つまり人形劇アニメ。…と言っちゃダメ?
あの摩訶不思議な雰囲気は、そこから来ていたのかもしれないと思いました。
もちろん大画面の迫力はなかったかもしれませんが、これを機内で見る事が出来て、凄くお得だったなあと思いました(笑)
この映画の事をインド旅行記の終わりに書こうと思っていたのですが、何しろそちらの旅行記が頓挫しているので、なかなか書けなかったのですね。
でもその時は、日本未公開なのはなぜというような内容になってしまったと思うので、今のように公開された後になっての感想で良かったと思います。
動きや映像も素敵なのですが、何よりも物語が良いんです。
子供をじっと見守る、親の愛。
ジーンときますよ。
優しさがいっぱい詰まっていた作品だったと思います。